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2026.10.09

なぜ、画面越しの彼ら・彼女らは「リアル以上の熱量」で語り合えるのか?

この記事の著者
林 誠一郎
林 誠一郎
HR高等学院 探究コーチ
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目次
  1. 1. 「画面越しで、どこまで心を通わせられるか?」抱いていた本音と不安
  2. 2.「言葉にしないと伝わらない」環境が、自主性を引き出した
  3. 3.否定されない「安心感」があるからこその「本気宣言」
  4. おわりに

こんにちは!
HR高等学院で探究コーチをしている、林 誠一郎(通称:わっさん)です。

「探究コーチって何だろう?」と感じた方もいると思います。一言でいうと、学生一人ひとりに寄り添いながら、一緒に歩んでいく"伴走者"のような存在です。

4月にスタートした前期授業も、あっという間に終了。
息つく暇もないほど密度の濃い4ヶ月が、あっという間に駆け抜けていきました。

ついこの間まで画面越しに「わっさ〜ん!」と賑やかに喋っていた日々が、すでに少し恋しくなっている今日この頃です(笑)。
今日は、私が担当している「オンラインBASE」での熱い4ヶ月間を少しだけ振り返らせてください。

1. 「画面越しで、どこまで心を通わせられるか?」抱いていた本音と不安

正直に明かすと、4月のスタート時、私の中には大きな不安がありました。

「対面と違って、オンラインという画面越しの空間で、どこまで深く繋がれるだろうか?」
言葉のニュアンスや空気感が伝わりにくいオンラインだからこそ、壁を感じてしまわないか心配だったのです。

けれど、そんな心配は一瞬で吹き飛びました。
画面を開けば「わっさん聞いてよ!」「こっちを試してみたい!」
「わからん、もう一回言って!」と、画面を飛び越えてくる学生の声。

授業中のコメント数は、なんと1回の授業で100件超え!
(盛り上がりすぎて、途中脱線をすることを止めることがむしろ大変)

他にも画面上にポンポンと飛び交うリアクションスタンプ。言葉にしなくても感情をダイレクトに伝え合えるそのスピード感に、当初抱いていた「オフラインとの比較」すら一瞬で忘れてしまうほどでした。

対面なら「空気感」や「表情」でなんとなく伝わる感情も、オンラインでは意識しないと伝わりません。

でも、誰かと繋がりたいという気持ちがある。

「直接会えないからこそ、言葉やリアクションでしっかり伝え合おう」。
この共通認識が生まれたことで、沈黙や遠慮がなくなり、リアルな教室以上の「感情の交差点」が画面上に現れていたのかなと思っています。

2.「言葉にしないと伝わらない」環境が、自主性を引き出した

では、学生たちは最初からできたのか?
…..というとそういうわけではなかったです。

最初はカメラやマイクをオフにして様子を伺ったり、「何から話せばいいかわからない」と戸惑ったりする姿もありました。

けれど、一人が勇気を出して言葉にしたことに答えるように、他の誰かが一人、また一人とチャットやスタンプでリアクションを返していく。その温かい連鎖が画面の壁を壊し、学生たちの意識を劇的に変えていきました。

その中には、私のことを思って応えてくれた学生もいると思います。
そんな優しい空間が、”ここ”にはあります。

そんな、オンラインだからこその「画面の壁」を、学生たちは自分たちの変化で乗り越えていく中で前期が終わる頃、彼ら彼女らからこんな言葉が聞こえてきました。

⚪︎「ちゃんと言葉にして伝えようとしないと、自分のことは知ってもらえないんだと身をもって知れた」

⚪︎「気づけば即レスおじちゃんになってた(笑)」

⚪︎「自然と、やったことない選択肢を選べるようになった」

⚪︎「自分の気持ちや物事に、優先順位をつけられるようになった」

⚪︎「劇的に自分から話しかけに行けるようになった!」

「画面越し」という制約があったからこそ、自ら発信することの大切さに気づき、行動を起こすようになった彼ら彼女ら。
能動的に動き出し、たくましく成長していく姿を目の当たりにして、オンラインの持つ可能性を彼ら彼女ら自身に教えてもらいました。

3.否定されない「安心感」があるからこその「本気宣言」

お互いを承認し合う土壌ができたことで、画面の向こうは「何を言っても安全な場所」になりました。
前期最後のLHR(ロングホームルーム)で出た「後期に向けた宿題(本気宣言)」には、こんな熱い言葉が並びました。

⚪︎「卒業するまでに、私はHRでこんなことをやったよーーって胸を張って言えるようになりたい」

⚪︎「卒業まで、あと約半年…一回ぐらいPBLで優勝します。」

⚪︎「人と話しまくる」

⚪︎「壁壊して仲良くなる!ね??なってくれるよね??」

⚪︎「ファシリテーターになれる。人前に立つ機会を増やす」

⚪︎「EXPOお手伝いさせてください」

⚪︎「HRの動画の王になる」

⚪︎「やっぱ卒業までにコーチ泣かせたいよね」

⚪︎「企画運営側にまわる」

⚪︎「授業頑張って出る」

⚪︎「早寝早起きだろ」

⚪︎「カメラON率UP!」

⚪︎「爪痕残す。HRに名を残す!」

真面目な決意表明もあれば、思わずクスッと笑ってしまう野望まで(コーチを泣かせる気満々なのはヒヤヒヤしますが笑)。

最初はどこか緊張気味だった彼ら彼女らが、今では「もっと成長したい」「この仲間と爪痕を残したい」と、自分の言葉で堂々と目標を語ってくれる。その姿が本当に頼もしく、泣きそうになり、なんとか耐えたことを思い出しました。

おわりに

「オンラインだから難しい」のではなく、「オンラインだからこそ、全国の仲間と深く繋がれる」。
それを証明してくれたのは、紛れもなく学生たち自身でした。

振り返れば、あっという間の4ヶ月。 けれど画面の向こうには、お互いを高め合い、全力で楽しめる「場所」が出来上がっています。

夏休みが明けたら、さらにパワーアップした彼ら彼女らとまたどんな熱い想いを描いていけるのか。ひとまわり大きくなったみんなに会える日が、今から楽しみでたまりません!

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この記事の著者
林 誠一郎
林 誠一郎
HR高等学院 探究コーチ
中央大学法学部卒。2018年将来的に海外での教育支援に携わることを目標に、当時海外展開をしていた三幸学園へ新卒で入社。東京未来大学・小田原短期大学にて、主に保育・教育職志望の学生に対するクラス運営、広報、キャリア支援を担当。その傍ら、うねり株式会社(旧:シリョサク)にてコミュニティ運営担当、その他キャリアコーチとして転職者の自己理解を踏まえた転職サポートを並行して行う。2024年学生を送り出す側だけでなく、迎え入れる側も経験したいという思いから、採用人事として共立メンテナンスへ転職。人事&コンプラ(内部通報関係)で従事。2026年3月「自分の人生を面白いと思える人を増やしたい」想い、また理念・サービス内容に共感しRePlayceにジョインし、現在に至る。
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