こんにちは!
HR高等学院で探究コーチをしている、林 誠一郎(通称:わっさん)です。
「探究コーチって何だろう?」と感じた方もいると思います。一言でいうと、学生一人ひとりに寄り添いながら、一緒に歩んでいく"伴走者"のような存在です。
4月にスタートした前期授業も、あっという間に終了。
息つく暇もないほど密度の濃い4ヶ月が、あっという間に駆け抜けていきました。
ついこの間まで画面越しに「わっさ〜ん!」と賑やかに喋っていた日々が、すでに少し恋しくなっている今日この頃です(笑)。
今日は、私が担当している「オンラインBASE」での熱い4ヶ月間を少しだけ振り返らせてください。
1. 「画面越しで、どこまで心を通わせられるか?」抱いていた本音と不安

正直に明かすと、4月のスタート時、私の中には大きな不安がありました。
「対面と違って、オンラインという画面越しの空間で、どこまで深く繋がれるだろうか?」
言葉のニュアンスや空気感が伝わりにくいオンラインだからこそ、壁を感じてしまわないか心配だったのです。
けれど、そんな心配は一瞬で吹き飛びました。
画面を開けば「わっさん聞いてよ!」「こっちを試してみたい!」
「わからん、もう一回言って!」と、画面を飛び越えてくる学生の声。
授業中のコメント数は、なんと1回の授業で100件超え!
(盛り上がりすぎて、途中脱線をすることを止めることがむしろ大変)
他にも画面上にポンポンと飛び交うリアクションスタンプ。言葉にしなくても感情をダイレクトに伝え合えるそのスピード感に、当初抱いていた「オフラインとの比較」すら一瞬で忘れてしまうほどでした。
対面なら「空気感」や「表情」でなんとなく伝わる感情も、オンラインでは意識しないと伝わりません。
でも、誰かと繋がりたいという気持ちがある。
「直接会えないからこそ、言葉やリアクションでしっかり伝え合おう」。
この共通認識が生まれたことで、沈黙や遠慮がなくなり、リアルな教室以上の「感情の交差点」が画面上に現れていたのかなと思っています。
2.「言葉にしないと伝わらない」環境が、自主性を引き出した

では、学生たちは最初からできたのか?
…..というとそういうわけではなかったです。
最初はカメラやマイクをオフにして様子を伺ったり、「何から話せばいいかわからない」と戸惑ったりする姿もありました。
けれど、一人が勇気を出して言葉にしたことに答えるように、他の誰かが一人、また一人とチャットやスタンプでリアクションを返していく。その温かい連鎖が画面の壁を壊し、学生たちの意識を劇的に変えていきました。
その中には、私のことを思って応えてくれた学生もいると思います。
そんな優しい空間が、”ここ”にはあります。
そんな、オンラインだからこその「画面の壁」を、学生たちは自分たちの変化で乗り越えていく中で前期が終わる頃、彼ら彼女らからこんな言葉が聞こえてきました。
⚪︎「ちゃんと言葉にして伝えようとしないと、自分のことは知ってもらえないんだと身をもって知れた」
⚪︎「気づけば即レスおじちゃんになってた(笑)」
⚪︎「自然と、やったことない選択肢を選べるようになった」
⚪︎「自分の気持ちや物事に、優先順位をつけられるようになった」
⚪︎「劇的に自分から話しかけに行けるようになった!」
「画面越し」という制約があったからこそ、自ら発信することの大切さに気づき、行動を起こすようになった彼ら彼女ら。
能動的に動き出し、たくましく成長していく姿を目の当たりにして、オンラインの持つ可能性を彼ら彼女ら自身に教えてもらいました。
3.否定されない「安心感」があるからこその「本気宣言」

お互いを承認し合う土壌ができたことで、画面の向こうは「何を言っても安全な場所」になりました。
前期最後のLHR(ロングホームルーム)で出た「後期に向けた宿題(本気宣言)」には、こんな熱い言葉が並びました。
⚪︎「卒業するまでに、私はHRでこんなことをやったよーーって胸を張って言えるようになりたい」
⚪︎「卒業まで、あと約半年…一回ぐらいPBLで優勝します。」
⚪︎「人と話しまくる」
⚪︎「壁壊して仲良くなる!ね??なってくれるよね??」
⚪︎「ファシリテーターになれる。人前に立つ機会を増やす」
⚪︎「EXPOお手伝いさせてください」
⚪︎「HRの動画の王になる」
⚪︎「やっぱ卒業までにコーチ泣かせたいよね」
⚪︎「企画運営側にまわる」
⚪︎「授業頑張って出る」
⚪︎「早寝早起きだろ」
⚪︎「カメラON率UP!」
⚪︎「爪痕残す。HRに名を残す!」
真面目な決意表明もあれば、思わずクスッと笑ってしまう野望まで(コーチを泣かせる気満々なのはヒヤヒヤしますが笑)。
最初はどこか緊張気味だった彼ら彼女らが、今では「もっと成長したい」「この仲間と爪痕を残したい」と、自分の言葉で堂々と目標を語ってくれる。その姿が本当に頼もしく、泣きそうになり、なんとか耐えたことを思い出しました。
おわりに
「オンラインだから難しい」のではなく、「オンラインだからこそ、全国の仲間と深く繋がれる」。
それを証明してくれたのは、紛れもなく学生たち自身でした。
振り返れば、あっという間の4ヶ月。 けれど画面の向こうには、お互いを高め合い、全力で楽しめる「場所」が出来上がっています。
夏休みが明けたら、さらにパワーアップした彼ら彼女らとまたどんな熱い想いを描いていけるのか。ひとまわり大きくなったみんなに会える日が、今から楽しみでたまりません!


