探究コーチのぱっちーです。
本日は、4月に入学した2期生たちが初めて挑戦した「企業連携PBL」のリアルな様子をお伝えします!
PBLとは「Project-Based Learning(課題解決型学習)」のこと。企業から出される本気のミッションに、学生たちがチームで挑む……という、HR高等学院の目玉授業の一つです。
今回、パートナーとして連携してくださったのは、あの「モンスターストライク」でお馴染みの株式会社MIXIさん!
そして、MIXIさんから与えられたミッションがこちらです。
「AI・テクノロジー・デザインを使い、リアルとオンラインをまたいで身近な人と一緒に体験したくなる『新しいエンタメ体験』をプロトタイプしよう!」
なんともワクワクするテーマ…!
このテーマに2期生たちはどのように挑んでいったのか、その様子をリポートします!
ワクワクとドキドキのキックオフ
ゲーム、アニメ、音楽……「エンタメ」と言ってもその幅は無限大。
キックオフでは、MIXI本社へ直接お邪魔させていただいた2期生たち。 最前線で働く社員の方々から、エンタメ作りのコツや、プロダクトにかける熱い想いをお聞きし、学生たちの気合いも一気に最高潮へ!
ワクワクとドキドキが交差する中で、彼らにとって初めてのPBLが静かに幕を開けたのでした。

Step 1:「エンタメ体験」とは? 日常に潜む種を探す
まず学生たちが取り掛かったのは、アイデアの根っこになる「エンタメの種」を探す作業です。
「日常生活で、思わずテンションが上がって人に話したくなる瞬間っていつ?」
「誰と、どんな時に盛り上がりたいと思う?」
「この何気ない退屈な瞬間を楽しくするには、どうしたらいい?」
「身近な人をワクワクさせるには?」という問いを胸に、自分たちの日常を振り返りながら、怒涛のアイデア出しが始まりました。
Step 2:アイデアを「体験」に変える。相棒は生成AI!
「こんなことができたら絶対楽しい!」 「ここを変えたらもっと面白くなるんじゃない?」
種が見つかったら、それを形にしていくフェーズです。ここで強力な相棒として登場するのが「生成AI」。
「ああでもない、こうでもない」とAIと何度も壁打ち(対話)を重ねながら、頭の中にある抽象的なイメージを、それぞれのチームごとに具体的なプロダクトへと昇華させていきました。

スイッチが切り替わる、その瞬間
そうして迎えた中間発表。 なんと今回は、MIXIの社員のみなさんが直々に学生たちの壁打ち相手になってくださいました。
自分たちの作ったプロダクトを武器に、本気でぶつかりに行く2期生たち。 そしてMIXIのみなさんも、「本気」のフィードバックを返してくださいます。
プロからの鋭くも温かいフィードバックを受けた直後、あるチームのメンバーが呟きました。
「今のままだと、『頑張ったね』で終わっちゃう」
「このままでいいのかな。私はいやだ」
プロのフィードバックを、ただの「感想」として流すのではなく、自分たちへの「期待」であり「危機感」として受け止め直す。
「頑張ったね」という良い思い出で終わらせず、絶対に誰かの心を動かすプロダクトにする――。
自分たちの作るものにプライドと責任を持ち、本気で悩み始めた学生たちの姿が、そこにはありました。
迎えた最終発表。舞台はMIXI本社、なんと…社長の前で!
そして迎えた最終発表。 なんと会場はMIXI本社、それも社長を目の前にしたプレゼンという大舞台でした!
予選を勝ち抜いたチームたちが発表したプロダクトは、どれも圧倒的に個性的で魅力的なものばかり。
・「夢展」:夢は人が作り出す美しいアート。その夢をゲームとして遊べる体験。
・「Play re stolen」:「探す」を「盗む」と言い換えた瞬間、面倒な作業が遊びに変わる。
・「消えるSNS」:その場かぎりで思い出が消えていく、儚くもリアルなSNS。
・「ステップクエスト」:いつもの通学路。同じ道をただ歩くだけの時間をワクワクする冒険に変える。
「それをエンタメにしたのか!」と唸るような着眼点から、大人も思わず「今すぐ使いたい!」と言いたくなるようなアイデアまで。それぞれが渾身の力で作り上げたエンタメ体験を、全力でぶつけました。


優勝を勝ち取ったのは「スポめも」🔥
並み居るアイデアの中で、見事優勝を勝ち取ったのはこちら!
🏆 「スポめも」 スポーツ観戦をエンタメに。「観ている自分の身体の反応」をコンテンツにする体験。

MIXIさんからも「着眼点の面白さが素晴らしい!」と絶賛の声をいただきました。
(本当に、学生たちの柔らかい発想力ってすごいです…!)
実は、本戦の前にはプレゼン出場権をかけた予選を行っていたのですが、あと一歩のところで本戦に進めず、悔し涙を流すチームもありました。
優勝したチームのインタビューでは、自分たちの仲間への感謝だけでなく、こんな言葉が飛び出しました。
「悔しい思いをしている仲間のぶんも、全力でやりきりたいと思って臨みました」
ただ競い合うだけでなく、ともに切磋琢磨し戦った仲間を心から讃え、想いを背負ってプレゼンに挑んでいたのです。
技術を超えた「人としての成長」
スキルを身につけること以上に、人として成長する。 本気で挑むからこそ、得られるものがある――。
ただ「AIが使えるようになった」「面白いアイデアを思いついた」というスキル面だけでなく、ここまで深く人間的な学びと成長を得られることこそが、HR高等学院の最大の魅力だなと改めて実感しました。
そして何より、自分たちが作ったプロダクトを企業の最前線で働く方々に直接プレゼンし、本気のフィードバックをいただける……。なんて贅沢で貴重な経験なんだろう!と感じます。
このPBLを通して、一皮も二皮も剥けて逞しくなった2期生たち。 最後の集合写真で見せてくれた彼らの表情は、やりきった達成感で本当に晴れ晴れとしていました。
後期はどんな企業様と出会い、どのようなミッションに挑み、どんなドラマを見せてくれるのか。 コーチである私も、今から楽しみで仕方ありません!

