おぱっちー!(学生が考えてくれた私のお気に入りの挨拶で失礼します!)
探究コーチのぱっちーです。
あっという間に7月になりますね。 横浜BASEの学生たちも1週間のリズムを上手く掴み、毎日元気に登校してくれています。
さて今回は、いま横浜BASEの学生たちが文字通り“夢中”になって取り組んでいる「探究活動」についてレポートさせてください。
「答えのない問い」にのめり込む時間
HR高等学院の名物とも言えるのが、この「探究」のセッション。
以前、つねさんが「HR EXPO」についての記事を執筆してくれましたが
あのEXPOこそが探究活動の集大成。学生それぞれが約1年かけて自身の探究テーマを深掘りし、その成果をお披露目する一大イベントです。
自分で問いを立て、自分なりのコタエを見つけ、それを形にしてアウトプットする。
答えのない未来をこれから生き抜いていくために、必要な力を育てる学びの場――。
4月に入学した2期生たちも、まさに今、この探究の沼(良い意味で!)にのめり込んでいます。
探究のセッションは現在毎週金曜日。
まずは自身の興味関心から探究の「種」を見つけ、一生懸命に育てている横浜メンバーの活動を3つ、ご紹介します!
CASE 1:「カラオケって、なんで気まずくなるの?」
~カラオケの謎に迫る~
「音楽で人と繋がりたい」 彼女の探究は、そんな純粋な想いからスタートしました。
音楽、交流、盛り上がる……このキーワードから連想したのは「カラオケ」。 じゃあ、カラオケに行けば誰とでも仲良くなれるのか? いや、初対面だと独特の気まずさがあるよね……。
「気まずくならないカラオケが作れたら、最強なのでは?」
そうと決まったら、探究してみるしかありません。 彼女は早速、カラオケに関するオリジナルアンケートを作成。なんと、全キャンパスの学生に向けて一斉に調査を実施し、リアルなデータを集め始めています。

CASE 2:「ネットがない時代、人はどうやって繋がっていたの?」
~人と繋がる『温かさ』の再発明~
「人との出会いや、繋がりが面白い」 彼の探究のスタートは、そんな好奇心からでした。
現代で人と繋がるなら、やっぱりSNS。でも、本当に実在する人かわからない怖さもある。知り合いの紹介なら安心だけど、世界が狭まる気もする。 横浜BASEの探究は、一人の探究テーマをみんなでじっくり深掘りします。その日も悶々と考えていた横浜メンバーに、ふと、ある問いが浮かびました。
「そういえば、ネット環境がない時代の人たちって、どうやって繋がっていたんだろう?」
その次の瞬間、セッションの見学にいらっしゃっていたお母様から「昔は、交換日記をやっていたよ」との情報が! 「それ、面白そう!」と彼の目が輝きました。
彼は今、その「交換日記」を現代版にアレンジしてアプリ化できないかと考え、日々AIと熱い壁打ちを続けています。先日は、現時点で作成したアプリの概要をみんなにプレゼンし、「本当にニーズはあるか!?」と実践的なリサーチも行っていました。

CASE 3:「英語の授業ってつまらない!」
~折り紙の鶴を片手に、横浜の街へ~
「英語が話せるようになりたい。けど、英語学習ってハードルが高い」 英語が大好きな彼の探究は、この矛盾から始まりました。
周りのメンバーも「話せるようにはなりたいけど、勉強は腰が重い」様子。
じゃあ、逆に楽しかった授業ってなんだろう? 英語の授業だけで使える海外風のあだ名を作ってみる? そもそも、英語への抵抗感をなくすにはどうしたらいい?そもそも、留学も勉強もお金がかかる…
考えれば考えるほど、探究の沼にハマってしまった彼。
「探究、難しくなってきました……。もうテーマごと変えようかな」
そんな弱音を漏らしていた翌週――。
なんと、彼の探究は一気に「ワクワク」へと大化けしたのです。
彼が選んだのは、「街でのリアル実践英語」。
海外の友達を増やすぞ!と、なんと折り紙で折った鶴を片手に、自ら街へ飛び出していきました。実践の場へ繰り出す彼の表情は、圧倒的な好奇心でキラキラと輝いていました。
「12月までに200人と繋がります!」という高い目標を掲げ、今日も生き生きと探究を続けています。

誰も「やらされていない」という強さ
いかがでしたか? 誰一人として、「先生に言われたから」動いている子はいません。
自分の「知りたい」「やってみたい」という心の声に従って、全速力で走っています。
探究の種(好奇心の種、だと私は思っています)を自ら見つけ、自分で問いを立て、周りを巻き込み、街へ飛び出していく。
その姿を見守れる金曜日は、コーチである私にとっても最高に刺激的な時間です。
これからどんなコタエが見つかるのか。
もし興味を持っていただけたのなら、ぜひ彼らの探究を覗きにいらしてください。

