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2026.07.10

教科書はいらない。横浜の街へ、AIの海へ、飛び出す私たちの「探究」のリアル。

この記事の著者
金澤 由紀子
金澤 由紀子
HR高等学院 探究コーチ
「進路に悩む子どもへの正しい接し方 丸わかりBOOK」をLINEで無料ダウンロード
目次
  1. 「答えのない問い」にのめり込む時間
  2. CASE 1:「カラオケって、なんで気まずくなるの?」
  3. CASE 2:「ネットがない時代、人はどうやって繋がっていたの?」
  4. CASE 3:「英語の授業ってつまらない!」
  5. 誰も「やらされていない」という強さ

おぱっちー!(学生が考えてくれた私のお気に入りの挨拶で失礼します!)

探究コーチのぱっちーです。

あっという間に7月になりますね。 横浜BASEの学生たちも1週間のリズムを上手く掴み、毎日元気に登校してくれています。

さて今回は、いま横浜BASEの学生たちが文字通り“夢中”になって取り組んでいる「探究活動」についてレポートさせてください。

「答えのない問い」にのめり込む時間

HR高等学院の名物とも言えるのが、この「探究」のセッション。

以前、つねさんが「HR EXPO」についての記事を執筆してくれましたが

あのEXPOこそが探究活動の集大成。学生それぞれが約1年かけて自身の探究テーマを深掘りし、その成果をお披露目する一大イベントです。

自分で問いを立て、自分なりのコタエを見つけ、それを形にしてアウトプットする。

答えのない未来をこれから生き抜いていくために、必要な力を育てる学びの場――。

4月に入学した2期生たちも、まさに今、この探究の沼(良い意味で!)にのめり込んでいます。

探究のセッションは現在毎週金曜日。

まずは自身の興味関心から探究の「種」を見つけ、一生懸命に育てている横浜メンバーの活動を3つ、ご紹介します!

CASE 1:「カラオケって、なんで気まずくなるの?」

~カラオケの謎に迫る~

「音楽で人と繋がりたい」 彼女の探究は、そんな純粋な想いからスタートしました。

音楽、交流、盛り上がる……このキーワードから連想したのは「カラオケ」。 じゃあ、カラオケに行けば誰とでも仲良くなれるのか? いや、初対面だと独特の気まずさがあるよね……。

「気まずくならないカラオケが作れたら、最強なのでは?」

そうと決まったら、探究してみるしかありません。 彼女は早速、カラオケに関するオリジナルアンケートを作成。なんと、全キャンパスの学生に向けて一斉に調査を実施し、リアルなデータを集め始めています。

CASE 2:「ネットがない時代、人はどうやって繋がっていたの?」

~人と繋がる『温かさ』の再発明~

「人との出会いや、繋がりが面白い」 彼の探究のスタートは、そんな好奇心からでした。

現代で人と繋がるなら、やっぱりSNS。でも、本当に実在する人かわからない怖さもある。知り合いの紹介なら安心だけど、世界が狭まる気もする。 横浜BASEの探究は、一人の探究テーマをみんなでじっくり深掘りします。その日も悶々と考えていた横浜メンバーに、ふと、ある問いが浮かびました。

「そういえば、ネット環境がない時代の人たちって、どうやって繋がっていたんだろう?」

その次の瞬間、セッションの見学にいらっしゃっていたお母様から「昔は、交換日記をやっていたよ」との情報が! 「それ、面白そう!」と彼の目が輝きました。

彼は今、その「交換日記」を現代版にアレンジしてアプリ化できないかと考え、日々AIと熱い壁打ちを続けています。先日は、現時点で作成したアプリの概要をみんなにプレゼンし、「本当にニーズはあるか!?」と実践的なリサーチも行っていました。

CASE 3:「英語の授業ってつまらない!」

~折り紙の鶴を片手に、横浜の街へ~

「英語が話せるようになりたい。けど、英語学習ってハードルが高い」 英語が大好きな彼の探究は、この矛盾から始まりました。

周りのメンバーも「話せるようにはなりたいけど、勉強は腰が重い」様子。

じゃあ、逆に楽しかった授業ってなんだろう? 英語の授業だけで使える海外風のあだ名を作ってみる? そもそも、英語への抵抗感をなくすにはどうしたらいい?そもそも、留学も勉強もお金がかかる…

考えれば考えるほど、探究の沼にハマってしまった彼。

「探究、難しくなってきました……。もうテーマごと変えようかな」

そんな弱音を漏らしていた翌週――。

なんと、彼の探究は一気に「ワクワク」へと大化けしたのです。

彼が選んだのは、「街でのリアル実践英語」

海外の友達を増やすぞ!と、なんと折り紙で折った鶴を片手に、自ら街へ飛び出していきました。実践の場へ繰り出す彼の表情は、圧倒的な好奇心でキラキラと輝いていました。

「12月までに200人と繋がります!」という高い目標を掲げ、今日も生き生きと探究を続けています。

誰も「やらされていない」という強さ

いかがでしたか? 誰一人として、「先生に言われたから」動いている子はいません。

自分の「知りたい」「やってみたい」という心の声に従って、全速力で走っています。

探究の種(好奇心の種、だと私は思っています)を自ら見つけ、自分で問いを立て、周りを巻き込み、街へ飛び出していく。

その姿を見守れる金曜日は、コーチである私にとっても最高に刺激的な時間です。

これからどんなコタエが見つかるのか。

もし興味を持っていただけたのなら、ぜひ彼らの探究を覗きにいらしてください。

「進路に悩む子どもへの正しい接し方 丸わかりBOOK」をLINEで無料ダウンロード
この記事の著者
金澤 由紀子
金澤 由紀子
HR高等学院 探究コーチ
人の人生に寄り添いたいという思いから、新卒でブライダル業界へ。その後、教育の可能性に魅力を感じ学校法人三幸学園へ入社。約10年間に渡り、クラス運営・広報・学校事務など幅広い業務を担当。学生の学習支援や進路支援においては、個別面談を通して課題を捉え、解決まで伴走。広報業務においても一人ひとりと向き合いながら進路選択を支援し、安定した入学成果に繋げた。また、現場業務に留まらず、業務フロー改善・ハイフレックス授業の導入支援など、教育の質向上に向けた取り組みを推進。現場での経験を通じて教育の可能性と課題の両面を実感し、より本質的に教育のアップデートをしたいと考えるようになる。株式会社RePlayceの掲げる教育観やビジョンに共感し、より良い学びを追求したいと考え入社を決意。
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