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2026.04.18

高校生って、最も大人を感動させる力を持っている。 〜1年の集大成、HR高EXPOを終えて〜

この記事の著者
恒弘 大輔
恒弘 大輔
HR高等学院事業部 事業本部長
「進路に悩む子どもへの正しい接し方 丸わかりBOOK」をLINEで無料ダウンロード
目次
  1. HR高EXPOって何?
  2. 自分で決めてやるって、難しすぎませんか?
  3. 「ワクワクできることって、何?」
  4. そして迎えた本番
  5. HR高EXPOを終えて

どうも、HR高等学院運営責任者のつね(恒弘大輔)です。

今回は、HR高等学院で年度末に実施をした、HR高EXPOの様子をお届けします!

笑いあり、涙ありの感動の1日でした。

HR高EXPOって何?

HR高EXPOは、HR高等学院が年度末に実施をする、
「HR高生の1年間の学びの成果を、学校外のみなさんにどどんとお届けするお祭り」です。
2025年度は渋谷QWSという渋谷駅直結のコミュニティスペースで、200人超のゲストをお呼びして実施をしました。

特別ゲストとして青山学院大学教授でありの松永エリック・匡史さん、社会起業家の平原依文さんの2名をお招きし、
HR高共同設立者/当社代表山本とのパネルディスカッションを行ったり、
学生たちの探究の成果報告会を特別審査員として見ていただきました。

当日はHR高1期生の探究活動No.1を決める、「探究GRAND PRIX」や、
年間通して実施をした企業との共同プロジェクト型学習である企業連携PBLのWINNERS PITCHが行われました。
また、HR高1期生の探究を壁一面に張り出したり、個展ブースが設置されたり、
HR高の1年間で生まれた様々な”ことば”を展示する、「HR高のことば展」など、複数の特別展示も行われました。

イベントの合間にはダンス世界大会出場のHR高生によるダンス甲子園や、HR高生による各ブースの生中継コーナーなど、
一風変わった催しが行われ、良い意味で学校らしくない、まさに「お祭り」のような1日となりました。

イベントレポートはこちら↓
https://hr-highschool.com/news/01kk4xgsqk0j7yxm6rha15n4sc

当日の様子はこちら↓
https://www.youtube.com/watch?v=qYZjGK0G8x4

前置きはこんな感じなのですが、せっかくブログなので、
ここでは当日に至るまでのずいぶんカオスな裏側でも書こうかな〜と思います。

自分で決めてやるって、難しすぎませんか?

「HR高EXPOを、年度末にやります!!」

そう伝えたのが、本番の約半年前。

「渋谷の中心で、めっちゃ外部の人来るよ!みんなの活躍、思い切り見てもらおう!」

学生たち「うおー!!」

EXPOの準備は、そんなふうに威勢よくはじまりました。

メインは1人1人がテーマを設定し取り組む、「マイプロジェクト」。
いわゆる探究学習と呼ばれるものです。

問いを立てて、自分なりのコタエを見つけ、それをなにかの形でアウトプットする。
答えのない未来をこれから生き抜いていくために、必要な能力を育てる学びの場です。

ところが。
これが高校生にとっては超難題だったようで。

「なにやってもいいって言われても、逆になにやったらいいかわからない」
「好きなことをテーマにしたけど、モチベーションが続かない」
「いろいろ調べてみたけど、次に何をしたらいいかわからない」

次から次へとみんなは探究の沼にハマっていきました。笑

いままでは机に座って、ノートを取れば自然と時間が過ぎたのに。
自分で考えて進めないといけない授業(セッションと呼んでます)がHR高には多いのですが、
まさにその洗礼をみんなは食らっていました。

「ワクワクできることって、何?」

そんな五里霧中の学生たちに、職員(コーチと呼んでいます)が言い続けたのはこの一言でした。

「ワクワクしないなら、テーマ変えなよ!変えて全然良い!」
「そのテーマ、こう考えたらもっとワクワクするんじゃない?」

そんなコミュニケーションを、コーチは年間通して学生と取り続けます。
「学びたい!」という原動力が、彼らを最も学びに向かわせ、成長させるという思いからです。

信じられないくらい学生たちは悩んで、悩んで、また悩んで、進んで、止まって、また悩んで…。
ここの紆余曲折は話すと長くなるので割愛しますが、
「ああ、探究ってこんなに大変なんや」と学生も職員も心から思いました。笑

そして半年後、HR高生はこんなことを言っていました。

「釣り好きの自分が一番ピンと来るルアーがまだ売られていない!だからつくる!」
「推しを3Dプリンターで具現化させて、起動させたい!」
「多汗症の自分が多汗症を治すのではなく、汗がそもそももっとポジティブに評価される世の中を作りたい!」
「ゼロカロリーの家系ラーメンを作りたい!」
「自分の心が音楽で救われたことがある、だから心に寄り添う音楽アプリを開発したい!」

どれも、本気で探究できてる。
彼らの発想力は大人の想像を最終的にいつもひょいっと超えてきます。
1人ずつ、テーマとアウトプットが定まってきました。

一方で、自分のテーマが最後まで決まらない、自分の気持ちがついていかない、そう悩み1日1日を過ごす学生もいました。
EXPO当日まで、ギリギリまで探究は進み、当日まで台本も書いては消してを繰り返し。
そんな中、EXPO当日を迎えました。

そして迎えた本番

本番、ステージに立ったのは8名の出場者。
1年前は人前に立つことすら憚られる、そんなメンバーもいました。

1年経って彼らが持ったのは、「等身大の自分らしさを、まっすぐ届ける」こと。

ー失敗が許されない日本文化を変える
ー汗を否定しない社会環境をデザインする
ー人の心を動かす偶像を具現化する
ー欲望と健康を両立する
ー後悔のない推し活ができる場所をつくる
ー成長のためではなく、好奇心を軸に行動する
ー評価の物差しにとらわれず、自分のことを大好きだといえる人を増やす
ーあらゆる「好き」を持つ同士がつながる世界をつくる

8人が8つのカラーで、自分の取り組みや自分の思いを、自分の言葉で伝えてくれました。
緊張で声や足が震えるメンバーもいれば、会場が静まり返るプレゼンをする人、笑いに包まれる人、
ステージを堂々と歩いて話す人、台本を全部捨てて涙ながらに自分の思いを語る人も。

そのどれもが一生懸命で、真剣で、個性豊かで、キラキラ輝いていて。
後で司会の方に聞いたのですが、審査員含め会場の半分以上が心動かされて泣いてしまっていたのだそうです。

登壇の時間は1人3分ですが、その3分にHR高で過ごした1年、いや入学する前からの様々な経験や葛藤が凝縮されているような、
そんな時間になっていました。

HR高EXPOを終えて

終わった後、多くのゲストの方から、「こんなイベント、人生ではじめて見た」と驚きと感動、感謝の言葉をいただきました。
あの日会場を作っていたのは学生1人1人の表情や様子だったんじゃないかなって思います。

学生が登壇して勇気を振り絞って話す様子を、周囲のHR高生はニコニコしながら、ときに爆笑しながら、
ときに声援を送りながら、その様子を見届けていました。
そんな学生たちの様子を見て、「こんな雰囲気の良い学校はじめて見ました」と言われたり。

後ろで立ちっぱなしで参加している学生に、「座りなよ!」と声をかけたら、
「ゲストの方に座ってみてもらいたいんで、自分たちは席埋めないようにここにいるんです!」と言われて、
ああ、一緒にこのイベントを作ってくれているのだなと、ジーンと来ました。
1年前絶対そんなこと言ってなかったぞ、少々成長が早すぎやしませんか、そんなことも思ったり。

1年間の学び、彼らの人間的成長を目の当たりにする、そんな1日でした。

来年もやろうと思っているので、ぜひ興味あれば遊びに来てください!

ではまた!

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この記事の著者
恒弘 大輔
恒弘 大輔
HR高等学院事業部 事業本部長
早稲田大学教育学部卒。2018年株式会社トライグループに入社。累計1,000名を超える家庭の教育コンサルティングと課題解決を行う。家庭教師事業・個別教室事業を中心に事業戦略、マーケティング、拠点拡大、採用育成など幅広く従事。全国100拠点の新規事業立ち上げ責任者経験。 日本の受験/知識偏重の教育に課題を感じ、世界の教育を直接学ぶため、5大陸53カ国を回り各地の学校、教育機関を巡る。HR高等学院の立ち上げ後、現在は事業責任者として、子どもたちの成長を様々な角度からサポートしている。早稲田大学招聘講師。
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