「通信制高校からでも本当に大学に行けるの?」
「全日制に比べて進学が不利になるのでは?」
通信制高校から大学進学を考えている学生や保護者のなかには、通信制高校だと大学進学に不利になるのでは?という不安を持つ人もいるのではないでしょうか。
しかし、文部科学省の統計データによれば、令和元年度の通信制高校卒業者のうち、大学等への進学者は17.6%、専修学校進学者は23.3%に達しており、約4割以上が進学の道を選んでいます。
出典:文部科学省「高等学校通信教育の現状について」
出典:文部科学省「令和の通信制高校教育の現状と課題」
本記事では、通信制高校からの大学進学について、入試の形態や具体的なポイントを解説します。記事後半では進路指導のプロであるキャリア探究コーチの方へのインタビューも掲載しています。この記事を読んで、ぜひあなたにあった進路選択をしてください。
通信制高校からでも大学進学・受験はできる?
結論から言いますと、通信制高校からでも大学進学は十分に可能です。文部科学省が定める受験資格には、高等学校の種類による制限は一切ありません。つまり、通信制高校を卒業すれば、全日制高校・定時制高校と全く同じ「高等学校卒業資格」を取得できるだけでなく、すべての大学入試に出願できます。
実際に、令和6年度の文部科学省の資料によれば、通信制高校(通信制課程)の卒業生のうち、大学等進学者は17.6%であり、6人に一人が大学等へ進学していることがわかります。
出典:文部科学省「令和6年度学校基本調査(確定値)について」
通信制高校からの大学進学率
通信制高校からの大学進学について考える際、まず注目すべきは、設置主体による進学率の差です。文部科学省の資料によれば、通信制課程の卒業後の進路として「大学等進学」を選択した割合は、公立が11.7%であるのに対し、私立は18.5%と、私立が大きく上回っています。
この背景には、近年の私立通信制高校において大学受験コースの設置や進路指導の充実化が進んでいることが挙げられます。
また、全日制高校(進学率約55〜60%前後)と数値を比較する際には、通信制高校を選ぶ生徒の背景が極めて多様である点も考慮する必要があります。通信制には、すでに社会人として働いている人、芸術やスポーツに専念している人、あるいは不登校を経験し自分のペースで卒業を目指す人など、大学進学以外の明確な目的を持つ生徒も多く在籍しています。
これらの実情を踏まえると、進学率の数値だけを見て「通信制高校からの進学が不利である」と断言することはできません。むしろ、個々の学習スタイルや目標に合わせて最適な環境(学校)を選択できれば、通信制高校は自分の時間を最大限に活用できる「大学受験に向けた戦略的な選択肢」になり得るのです。
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通信制高校生が利用できる大学進学の方法
通信制高校から大学に進学する方法は、全日制高校と同様に主に3つあります。それぞれの特徴と、通信制高校生にとってのメリット・デメリットを見ていきましょう。
一般選抜
大学入学共通テストや各大学の個別試験の成績をもとに合否が決まる入試方式です。学力試験の点数のみで判定されるため、高校の種類や出席状況は一切関係ありません。
メリット
最大の利点は、高校の種類による有利・不利が全くなく、完全に実力本位で評価される点にあります。また、試験日程が重ならない限りは複数の大学を併願できるため、合格のチャンスを広げることも可能です。自分自身の努力次第で、現状の学力から大きくステップアップした難関大学を目指せることも、挑戦しがいのあるポイントといえます。
デメリット
合格を勝ち取るためにはかなり高い学力が求められ、受験科目を網羅するために膨大な学習時間を費やす必要があります。特に通信制高校の場合は、全日制のように毎日受験対策の授業が行われるわけではないため、自分で学習スケジュールを立てて実行する自己管理能力が問われるでしょう。
ワンポイントアドバイス
通信制高校の柔軟な学習スタイルを活かし、自分のペースで基礎学力を固めていくことが重要です。必要に応じて予備校や学習塾等のサポートを活用することで、全日制高校生と同等以上の学力をつけることも可能です。
総合型選抜
学力試験だけでなく、志望理由書、面接、小論文、プレゼンテーション、活動実績などを総合的に評価する入試方式です。近年、多くの大学がこの方式を拡大しており、東北大学をはじめ、すべての入試を総合型選抜に切り替える動きも出ています。
メリット
学力だけでは測れない探究活動や課外活動、そして受験生自身の個性が正当に評価される点にあります。特に通信制高校で自分のペースを大切にしながら歩んできた経験は、他の受験生にはない独自の強みとしてアピールしやすい傾向があります。また、一般選抜に先駆けて早い時期に合格が決まる可能性があるため、進路を早期に確定でき、大学入学に向けた準備に時間を充てられることも魅力です。
デメリット
通信制高校生がこの方式を選ぶ際、注意すべきは「孤独な準備作業」になりやすい点です。総合型選抜は、自己分析や書類添削、面接練習など、他者からの客観的なフィードバックが不可欠ですが、登校頻度が少ない環境では、これらのサポートをタイムリーに受けることが難しくなる場合があります。
また、全日制高校のように周囲の友人と切磋琢磨したり、先生から頻繁に声をかけられたりする環境とは異なるため、自分から積極的に先生を頼り、指導を仰ぐ「自立心」が強く求められます。
ワンポイントアドバイス
通信制高校は時間の融通が利きやすいため、ボランティア、資格取得、アルバイト、あるいは趣味の徹底的な探究など、多様な経験を積むチャンスが広がっています。これらはすべて、総合型選抜における強力な武器になるでしょう。
実際、弊校HR高等学院のようなサポート校では、MIXI、ロッテ、NTTドコモといった大手企業との連携プロジェクトや、年間30週にわたるトップランナーセッション、さらには海外留学プログラムなど、実践的な活動機会が豊富に用意されています。
こうした「自分だけの特別な体験」を積める環境を積極的に活用し、志望理由書や面接で語れるエピソードを厚くしていくことが、合格を確実にするための最良の戦略です。
学校推薦型選抜
学校推薦型選抜は、在籍する高校からの推薦を受けて出願する方式で、大きく分けて「指定校推薦」と「公募推薦」の2種類があります。
指定校推薦は大学が特定の高校に対して与える枠で、校内選考を通過すればほぼ確実に合格できるのが特徴です。
一方の公募推薦は、大学が定める出願条件を満たし、校長の推薦があればどの高校からでも出願できますが、他校の生徒との競争(試験や書類選考)が必要となります。
メリット
この方式の大きな利点は、一般選抜に比べて早い時期に進路が確定し、なおかつ合格率が比較的高い傾向にあることです。また、日々のレポート学習やスクーリングでの取り組みが「評定平均」という形で直接評価に直結するため、日頃からコツコツと学習を積み重ねてきた生徒にとっては、その努力が最も報われやすい入試といえます。
デメリット
通信制高校からの推薦入試を検討する際には、まず「指定校推薦」の枠数や対象大学が、学校によって全日制以上に大きく異なるという実態を知っておく必要があります。
さらに、推薦入試の多くは「合格したら必ず入学する」という単願が条件です。そのため、後から志望校を変更することが難しく、早い段階で進路を決定する慎重さが求められます。また、公募制入試を選択する場合は、全日制の生徒と同じ土俵で学力試験や小論文を競うことになるため、推薦枠だからといって油断できない厳しさがあることも忘れてはなりません。
ワンポイントアドバイス
通信制高校からの推薦合格を目指すなら、まずは自分の学校が「どの大学の指定校枠を持っているか」を早めに確認することが第一歩です。また、推薦入試の合否を左右するのは、1年次からの「評定平均」です。通信制の学習システムを活かして、日々のレポート提出期限を厳守し、科目試験で着実に高得点を積み上げておきましょう。
HR高等学院のように、進学サポートに力を入れている学校であれば、推薦入試に必要な小論文添削や面接指導も個別に受けられるため、そうした学内のサポート体制をフル活用することが合格への近道となります。
出典:文部科学省「令和8年度大学入学者選抜実施要項について(通知)」
通信制高校から大学進学するためのポイント
通信制高校から大学に進学するために意識したい5つのポイントを紹介します。
自己管理能力を身につける
通信制高校は、自分のペースで自由に学べるという大きな利点がある反面、学習の全責任を自分が担うという強い自己管理能力が求められます。
このように、レポート提出や試験のスケジュールをすべて自分でコントロールし、計画的に学習を進める習慣を身につけることは、単なる受験対策にとどまらず、主体性が重視される大学進学後の学びにおいても大きな財産となるはずです。
具体的な学習管理の方法としては、まず月間・週間の単位で現実的な学習計画を立て、やるべきことを可視化することから始めましょう。特にレポートの提出期限については、カレンダーに記入して常に意識するようにし、不測の事態に備えて締め切り直前ではなく余裕を持って取り組むことが大切です。
また、自分の中で「毎日この時間は勉強する」という固定のルーティンを確立し、習慣化することで、モチベーションに左右されずに着実に学習を積み重ねていくことができます。
基礎学力を向上させる
大学受験においては、基礎学力を身につけることが不可欠です。通信制高校のカリキュラムだけでは不十分な場合もあるため、次のような方法で学力を補強することが求められます。
- 予備校や学習塾に通う
- オンライン学習サービス(スタディサプリ、Z会など)を活用
- 定期的に模擬試験を受けて実力を測る
外部サポートを活用する
通信制高校は、学校によっては大学受験のサポートが十分でない場合もあります。そのため、以下のような方法で、学校や外部リソースを積極的に活用するようにしましょう。
- キャリアカウンセラーや進路指導の先生に相談する
- サポート校に通い、個別指導を受ける
- 予備校の大学受験コースに参加する
入試対策を早めに行う
大学入試は、準備期間が長いほど有利です。そのため、高校1年生のうちから進路について考え、早めに対策を始めることが重要です。
- 志望大学・学部を早めに決める
- 入試方式(一般選抜・総合型選抜・推薦)を検討する
- 総合型選抜を狙う場合は、活動実績を積む
- 過去問を研究し、出題傾向を把握する
大学進学サポートが充実している通信制高校を選ぶ
確実に大学に進学したいのであれば、通信制高校選びの段階で大学進学サポートが充実している学校を選ぶことが、とても重要なポイントとなります。
通信制高校を選ぶ際のチェックポイント
- 大学進学率や進学実績
- 大学との推薦枠の有無
- 進路指導体制(専任カウンセラーの有無、面談頻度)
- 学習サポート(個別指導、補習授業、予備校提携)
- 総合型選抜対策(志望理由書添削、面接練習)
通信制高校から大学進学を目指すならサポート校がおすすめ
通信制高校に加えて、サポート校を併用することで、大学進学の可能性をさらに高めることができます。
生徒同士でコミュニケーションが取れる
通信制高校は基本的に自宅学習が中心ですが、サポート校に通うことで、同じ目標を持つ仲間と出会い、切磋琢磨できる環境が得られます。また、友人関係を築くことで、学習のモチベーション維持にもつながります。
自分自身が興味ある内容を集中的に学べる
サポート校の中には、特定の分野に特化したコースを用意しているところもあります。例えば、大学進学コース、IT・プログラミングコース、芸術・デザインコースなど、自分の興味や将来の目標に合わせて、専門的な学びを深めることができます。
メンタルサポートが充実している
不登校経験がある生徒や、学習に不安を抱える生徒にとって、メンタルサポートは非常に重要です。サポート校では、専任のカウンセラーや教員が、生徒一人ひとりの状況に寄り添い、学習面だけでなく、生活面や心理面でもサポートします。
生活リズムを保てる
サポート校の中には通学コースを設けている学校もあり、定期的な通学を通じて、規則正しい生活リズムを自然に身につけることができます。自分のペースに合わせた通学スタイルから始めることで、不規則になりがちな日常を整え、心身の安定を図ります。無理なく「外に出る習慣」を作ることは、自信の回復にもつながります。
より社会に近い学習ができる
サポート校では、教室内での学習にとどまらず、グループワークやイベント、多彩な課外活動を積極的に取り入れています。こうした実践的な経験を通じて、コミュニケーションスキルやチームワークなど、将来社会で自立するために必要なスキルを、楽しみながら着実に育成していくことができます。
「社会で生きていける力」を。
- 入学前不登校経験者8割。
入学後登校率89% - ぷよぷよ、モンスト開発者、
日本一になった起業家
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通信制高校・サポート校から大学進学を目指す学生の声
下記は、いずれもHR高等学院に通う学生や保護者のコメントです。
”周りと比べられずに、自分のやりたいことや勉強を自分のペースで進めさせてくれるのが一番嬉しい。”
”イギリスの大学生の方がトップランナーセッションに来てくださって、海外ってどんな感じなんだろうなっていうのが気になりました。(中略)海外にちょっと興味があるので海外大学に進学してみたいなっていうのがあります。”
出典:YouTube動画: 親子出演ラジオ(学生あーちゃん)
”社会に1番近い学校っていう風に言ってるんですけど、HR校の中だけじゃなくてそこを通じてその外側の社会人の人とかいろんな会社の人と出会う機会がある。”
”大人の人もすごい1on1(※一対一)でしっかり話を聞いてくれるし、生徒の人も『それいいじゃん』って言ってくれる。”
”改めて、周りの環境ってすごく大事だなって風に実感しました。”
出典:YouTube動画: HR高生インタビュー(2年生 大さん)
”HR高等学院に出会って「学校を創ろう!プロジェクト」に参加し始めてから、とても明るくなったと言われます。自分の知らない世界のことを調べたり、積極的に自分から動くようになりました。”
”もし、今いる場所が合わないと思ったら、やめてみる、環境を変えてみる、というのは結構大事なことかと思います。とにかく何でもまず動いてみる、やってみることが大事かなと思います!”
出典:YouTube動画: HR高生インタビュー(一期生 りほさん)
このような在校生たちの声からは、大学進学をはじめとした多様な進路に挑戦できる手応えと、手厚いサポートによって「自分らしく学べている」という充実感が伝わってきます。
また説明会に訪れた保護者からも、学校の専門的なカリキュラムや先進的な教育内容に対し、高い信頼と評価が寄せられています。
”海外大学も、すでにたくさんの推薦枠を持っているようで、そちらのサポートもしっかりしてもらえることは説明会で聞きました。”
”国内大学の場合は、総合型選抜での受験をメインにしているとのこと。私も最近、日本の大学入試制度についても学び直し始めたのですが、総合型選抜にはとても強いだろうなという授業内容でした。”
出典:HR高等学院の説明会から見えた、通信制高校と必要な教育(学校説明会に参加した保護者のEllaさん)
通信制高校・サポート校から大学進学を目指す生徒に伝えたい職員の声
HR高等学院でキャリア探究コーチを務める根岸律葵さん(通称: りっきーさん)に、通信制高校からの大学進学について話を伺いました。
【根岸律葵(りっきー)さんプロフィール】
HR高等学院の運営メンバーとして、進路指導、英語×探究×PBLプログラムの設計、留学・体験プログラム開発、AI活用・システム連携の事例などを手掛ける。 新卒で製薬会社の営業を経験後、14年間の専業主婦期間を過ごす。主婦業の傍ら、非常勤講師として長年進路指導に携わり、「文系からの理転」を経て大学院へ進学。文部科学省での勤務も経験する。 コロナ禍を機に「社会との繋がり」を再定義し、コンサルティング会社での営業支援を経て、教育への情熱から角川ドワンゴ学園(N高・S高・R高)へ。プレイヤーからマネジメントまでを担いつつ、その傍ら研究を続け、医学博士号を取得。その後、グロービスでの経験を経て、「自分が本当に関わりたいのは高校生たちだ」という原点に立ち返り、現在はHR高等学院にて、生徒一人ひとりのキャリアに真摯に向き合っている。
HR高等学院では、大学進学のためにどのような取り組みをしているの?
りっきー: 本校では「総合型選抜」を見据えた、社会の最前線に触れるカリキュラムに特に力を入れています 。インフルエンサーや起業家といったトップランナーを招いた対話セッションや、有名企業との課題解決型授業(PBL)を通じ、受験にも役立つ「全人的な素地」を養っているんです 。
進路相談において私が最も大切にしているのは、大学を「名前」で選ぶのではなく、「この先生から学びたい」「この研究がおもしろそう」という生徒の知的好奇心を起点としたマッチングです。今の本校には多様な大人たちが「越境」して入り込んでおり、講師が実は大学の非常勤講師だったという出会いも珍しくありません。
私は進路指導担当として、こうした出会いから生まれた興味を、リサーチマップなどの専門情報を駆使して具体的な学問の世界へとつないでいくお手伝いをしています。
かつて、「任天堂で働きたいけれど、本当に好きなのは生物学なんです」と、一見バラバラな二つの夢の間で立ち止まっている学生がいました。
そこで私は、「バイオミメティクス(生物模倣)があるじゃん!」という提案をしたんです。昆虫や動物の不思議な動きを研究し、それをデザインや機械、キャラクターなどに落とし込むこの分野なら、両方の情熱を注ぎ込むことができるからです。
「二つのことに興味があるのは、めっちゃ正しいことなんだよ。どっちも諦めなくていいんだよ」。
そう伝えて、点と点がパチッとつながった瞬間、学生の表情は劇的に変わります。
世の中にある学問や仕事の範囲は、学生たちが普通に生活しているだけではなかなか見えてこないものです。
だからこそ、私たち大人が専門知識という「架け橋」を提示し、学生の「全部やりたい!」という想いを最高な形で肯定する。そんなプロフェッショナルな進路サポートを、私は何よりも追求しています。
通信制高校からの大学進学は本当に可能なの?
りっきー: 結論から言えば、全く心配いりません! 今や通信制から大学へ行くことは、ごく一般的な状況です。HR高等学院は新設校ですが、すでに総合型選抜で国内大学に合格を決めた生徒や、海外大学進学、一般選抜に挑戦中の生徒もいます。
私自身、文系から医学系の大学院へ理転した経験や、他の通信制高校での指導実績があります 。そこで培った知見に加え、HR高等学院には検索力や思考力で「大人の本気」を見せるプロフェッショナルな講師陣が揃っています!
たとえ学生さんがどんな進路を希望しても、それを実現するためのサポート体制がここにはあるんですよ。
今や大学にいくことが当たり前となりつつある時代に、大学進学が持つ価値とは?
りっきー: 大学の4年間は、人生のうちで最も自由に何でも挑戦できる「モラトリアム期」です。自らの「好き」を追求し、その道の専門家から直接教えを受けられる環境は、他にはありません。この貴重な環境を自ら使い倒し、学びを進めることで、人生を豊かにする経験が必ず得られるはずです。
そしてもう一つの大きな価値があります。それは、必死に勉強して倍率のある試験を突破したという「成功体験」そのものです。
今後、たとえ大学名自体にはそれほど意味がなくなったとしても、「自分はこれだけ頑張って、この壁を乗り越えたんだ」という事実は、将来にわたって自分を支える大きな自信になるでしょう。
大学進学に意味があるかどうかは今のあなたが決めるのではなく、未来の自分が決めること。もし「やってみたい」という気持ちが少しでもあるなら、自分の人生への投資として、この最高に面白い場所に身を置いてみてほしいですね。
通信制高校から大学進学をする際のポイントは?
りっきー:何よりも「自分の選択に自信を持つこと」ですね。どこかで「通信制だから」とネガティブに捉えてしまうと、それは自然に立ち居振る舞いに現れてしまいます。
たとえ過去に不登校などの困難を経験していても、こうして通信制という道を選び、心身を整え、「この大学を目指したい」と思えるまでになった自分を、まずは認めてあげてください。その選択には必ず意味があるはずです。
このような「自分を信じる力」こそが、面接の場においてどんな建前よりも力強い、あなただけの言葉となり、相手の心に届くことでしょう。
保護者のみなさんも、「あなたの選択は全部正解だよ」と、お子さんを心から信じて寄り添ってあげてください。その安心感と自己肯定感こそが、面接でのしっかりとした受け答えを生み、合格を勝ち取るための大きなよりどころとなります。
大学入試の最新トレンドとHR高等学院の強み
大学入試選抜方式別の割合(国公私立大学合計)
大学入試の現状は、今や全体の53.6%が「年内入試(総合型選抜+学校推薦型選抜)」での入学となっており、一般選抜(約46.4%)を上回る結果となりました。
特に私立大学ではその傾向が顕著で、入学者の6割超(61.6%)が年内入試によるものです。なかでも総合型選抜の割合は22.8%と大きく拡大しており、令和6年度と比較して全体で28,246人増と、その数は急増しています。
こうしたデータからも、大学進学の主流が年内入試へとシフトしていることは明白です。総合型選抜対策に強みを持つHR高等学院の方針は、まさに現在の入試トレンドの最前線にあると言えるでしょう。
出典: 文部科学省「令和6年度国公私立大学・短期大学入学者選抜実施状況の概要」
通信制高校サポート校「HR高等学院」をご紹介
HR高等学院は、通信制高校のサポート校として、一人ひとりの進路希望に寄り添い、確かな大学入試対策を支える「手厚いサポート体制」を完備しています。
1. 総合型選抜に強いカリキュラム
HR高等学院のカリキュラムは、総合型選抜で求められる「探究力」「課外活動実績」「プレゼンテーション能力」を育成することに重点を置いています。
その核となるのが、MIXIやロッテ、NTTドコモといった実在する企業と協働してビジネス課題の解決に挑む「企業連携PBL(課題解決型学習)」です。年間4〜5社とのプロジェクトを通じて、生徒たちは教室の中だけでは得られない実践的な経験を積み上げます。
これに加え、年間30週にわたって各分野の第一線で活躍する講師を招く「トップランナーセッション」を開催しており、毎週のようにリアルな社会の動向に触れることで、多角的な視点を養います。
さらに「探究ゼミ」では、こうした刺激を土台に自分自身の興味・関心を深く掘り下げ、最終的に論文やプレゼンテーションとしてアウトプットします。
このような活動の軌跡は、すべてが総合型選抜の志望理由書や面接における独自の「強力なアピール材料」となり、生徒一人ひとりの合格を確かなものへと導きます。
2. キャリア探究コーチによる個別サポート
HR高等学院では、生徒一人ひとりの可能性を最大限に引き出すため、専任の「キャリア探究コーチ」が月2回程度の個別面談を通じて並走します。この面談は単なる進路相談に留まらず、国内大学や海外大学への進学、さらには就職や起業といった多岐にわたる選択肢の中から、生徒が自らの意志で未来を選び取れるよう深く対話を重ねる時間です。
具体的な対策においては、日々の学習計画の立案から進捗管理までをコーチが共に行うことで、通信制高校特有の自己管理の難しさを解消します。さらに、入試本番を見据えた志望理由書や自己PR文の添削、面接・プレゼンテーションの反復練習など、実戦的なトレーニングも個別指導で徹底して行います。
こうした一連のサポートの根底には、常に生徒の心に寄り添うメンタルサポートがあり、学力面と精神面の両方をきめ細やかに支え続けることで、最後まで自信を持って進路実現に挑める体制を整えています。
3. 海外大学推薦制度
HR高等学院では「世界を舞台にした進路」を実現するため、世界71校におよぶ海外大学への推薦枠を確保しています。この制度の最大の特徴は、一般的な入学試験を受ける必要がなく、英語資格のスコアと日々の活動実績のみで評価される点にあります。
これにより、QS世界大学ランキング2025で18位にランクインするシドニー大学(東京大学は32位)をはじめとする、世界トップクラスの大学への進学も現実的な目標となります。
4. 柔軟な学習スタイル
HR高等学院では、オンラインのみから週5日通学まで、自分に合った学習スタイルを選択できます。コースは期ごとに変更可能なため、生活リズムや目標に応じて柔軟に調整できます。
通信制高校の学びをより充実させたい方には、サポート校のHR高等学院を活用するのがおすすめです。HR高等学院では、ビジネス・アート・テクノロジーなど社会で活きるスキルを学びながら、企業のプロジェクト参加や起業体験、商品開発といった実践的な活動に挑戦できます。
また、「失敗は挑戦の証」という考え方を大切にし、安心してトライ&エラーできる環境が整っています。中学時代に不登校だった方や、自信を取り戻したい方にも適しています。
まずは説明会や個別相談会で、学校や授業の詳細、通信制高校全体の仕組み、子どもの将来に関する不安などをご相談ください。一人ひとりに寄り添い、最適な学びの形をご提案します。
最後に
通信制高校からの大学への進学は、自分のペースで努力を積み重ねていけば、しっかりと手が届く目標です。
HR高等学院をはじめとする多くの通信制高校・サポート校が、あなたの夢を全力でサポートします。まずは学校説明会やオープンキャンパスに参加し、実際の雰囲気を体験してみることをお勧めします。



HR高等学院の運営メンバーとして、進路指導、英語×探究×PBLプログラムの設計、留学・体験プログラム開発、AI活用・システム連携の事例などを手掛ける。
新卒で製薬会社の営業を経験後、14年間の専業主婦期間を過ごす。主婦業の傍ら、非常勤講師として長年進路指導に携わり、「文系からの理転」を経て大学院へ進学。文部科学省での勤務も経験する。 コロナ禍を機に「社会との繋がり」を再定義し、コンサルティング会社での営業支援を経て、教育への情熱から角川ドワンゴ学園(N高・S高・R高)へ。プレイヤーからマネジメントまでを担いつつ、その傍ら研究を続け、医学博士号を取得。その後、グロービスでの経験を経て、「自分が本当に関わりたいのは高校生たちだ」という原点に立ち返り、現在はHR高等学院にて、生徒一人ひとりのキャリアに真摯に向き合っている。