長野県には、公立の通信制高校が2校(長野県松本筑摩高等学校、長野県長野西高等学校)、私立の通信制高校が複数校(長野日本大学高等学校、クラーク記念国際高等学校、第一学院高等学校など)あります。
長野県の通信制高校は、長野市や松本市に特に多く集まっているのが特徴です。また、HR高等学院やトライ式高等学院などの「通信制サポート校」も複数展開しています。
本記事では、長野県で人気の通信制高校・サポート校を一覧で紹介します。学費やコース内容、通学スタイル、スクーリングの特徴などをまとめているので、参考にしてみてください。
長野県の通信制高校・通信制サポート校
長野県には、以下のような通信制高校・通信制サポート校があります。
【公立通信制高校】
- 長野県松本筑摩高等学校
- 長野県長野西高等学校
【私立通信制高校】
- 長野日本大学高等学校
- クラーク記念国際高等学校
- 第一学院高等学校
- 松本国際高等学校
- 信濃むつみ高等学校
- 地球環境高等学校
- 緑誠蘭高等学校
- コードアカデミー高等学校
- さくら国際高等学校
【通信制サポート校】
- トライ式高等学院
- おおぞら高等学院
長野県の通信制高校・サポート校の7つのタイプ
長野県には、さまざまな特徴を持つ通信制高校・サポート校があり、それぞれの学校が独自の強みを持っています。たくさんの学校がある中で、お子さまの個性や置かれた状況に応じて、ベストな選択をするために、長野県の通信制高校・サポート校を7つのタイプに分類しました。
社会で役立つスキルが身につく
社会に出たときに即戦力となるスキルや知識を習得できる学校です。キャリアデザインやグローバルに活躍するためのスキルなど、専門的なカリキュラムが組まれています。実践的な学習を通して、将来の仕事に役立つ力を身につけられるでしょう。
専門スキルを習得することで、就職に有利になるだけでなく、自分の可能性を広げられます。また、社会に出るための準備ができ、自信を持って卒業後の進路を選択できるでしょう。
例えばHR高等学院では、社会の第一線で活躍する「ビジネスのプロフェッショナル」が伴走者として、生徒一人ひとりと向き合います。高卒資格取得のための学習と並行して、理想のキャリアを描いたり実現したりするための、独自のカリキュラムを受講できます。
国際教育に力を入れている
グローバル社会で活躍するための国際的な視野と語学力を養える学校です。英語教育の充実はもちろん、異文化理解や海外研修、ネイティブ講師による授業など、実践的な国際教育が実施されるのが特徴です。
将来海外で働きたい学生や、国際的な視野を持った人材を目指す学生にとって理想的な学習環境が整っています。また、多様な文化や価値観に触れることで、グローバルな思考力と国際社会で通用するコミュニケーション能力を身につけられるでしょう。
例えばクラーク記念国際高等学校は、学生の英語力強化に力を入れている通信制高校です。特に英検対策指導に強みを持っており、英検1級合格者も輩出しています。
大学進学サポートが充実
大学進学を目指す生徒向けのサポートが充実しているのが、このタイプの特徴です。受験対策講座や進路相談など、大学進学に必要なサポートが手厚く用意されています。
大学進学を目標とする生徒にとって、最適な学習環境です。経験豊富な教員による指導や、進路に関する情報提供など、手厚いサポートを受けられます。
例えばトライ式高等学院は、大学進学実績が豊富な通信制サポート校です。医学部受験に特化した専門チームを有しており、塾に通わなくても難関大対策が可能です。
スポーツやエンタメなど自分の"好き"を学べる
自分の興味や特技を活かしながら学習できる学校です。スポーツ、音楽、芸術、ゲーム、アニメなど、さまざまな分野の専門コースが用意されており、好きなことを深く学べる環境が整っています。
好きなことを学びながら高校卒業資格を取得できるため、勉強へのモチベーションを維持しやすいのが大きな魅力です。
例えば第一学院高等学校は、さまざまな分野のコース学習を通して、自分の「好き」を探せる通信制高校です。韓国の言語・文化やAI、アートなど、興味関心のある分野をプロの講師から学べます。
個別サポートやメンタルサポートが充実
このタイプの通信制高校は、生徒の心のケアに特に力を入れています。カウンセラーが常駐していたり、相談しやすい環境が整えられていたりと、生徒が安心して学校生活を送れるようなサポート体制が特徴です。
学校生活や人間関係に不安を抱える生徒でも、安心して通えるでしょう。心の健康を保ちながら、自分のペースで学習を進められます。
例えばおおぞら高等学院は、学校生活を支える「マイコーチ」が学生一人ひとりに付く通信制サポート校です。マイコーチは学生の相談に乗ったり、夢を叶えるアドバイスをしたり、手厚い個別サポートをします。
長野県に本校がある学校
長野県に本校がある高校は、通学や体験入学などがしやすい環境なのが特徴です。複数の比較対象がある場合、一度迷っている高校の雰囲気や授業の様子を実際に見てから決めるのがいいでしょう。
本校がある高校なら実際に通っている生徒や卒業した方と交流したり、話を聞く機会が通常よりも多くあり、自分自身がその高校に入学した際のイメージが湧きやすくなります。
例えば地球環境高等学校は、長野県佐久市に本校を構える通信制高校です。同校入学後は、佐久地域の農場で「農業体験学習」ができるなど、地域の産業を学べる場を用意しています。
公立
公立の通信制高校は、学費が比較的安いのが特徴です。私立では1万円前後する1単位当たりの授業料が、公立では500円前後に抑えられます。下記の表のように、国から授業料の支援を受けられる「就学支援金」を利用すれば、公立の授業料はほとんど無償になります。
例えば長野県松本筑摩高等学校は、松本市に校舎を持つ公立の高校です。通信制課程では、レポート・授業・テスト・特別活動を軸に高校卒業を目指します。学費が年40,000円程度と安い点が魅力です。
「社会で生きていける力」を。
- 入学前不登校経験者8割。
入学後登校率89% - ぷよぷよ、モンスト開発者、
日本一になった起業家
から直接学べる - docomo、Lotte、Mixiなど
大企業と連携したプロジェクト型学習

長野県で人気のおすすめ通信制高校・サポート校比較一覧
長野県のおすすめ通信制高校・サポート校(社会で役立つスキルが身につく)
HR高等学院
- 熱意をもって働く大人を育てるための通信制サポート校
- 「人生を面白く生きる自信」をつかめるよう、全力で伴走
- 社会の第一線で活躍する大人が将来のキャリアを本気でサポート
評判・口コミ
- 中学は不登校でほぼ通えていなかったが、子ども自身が週5で通いたいと希望するようになった。
- 学生一人ひとりに寄り添い、細やかに誠実に対応してくれる。
- 不登校だった子がこの学校に通うことにワクワクし、目を輝かせていることに驚きを感じる。
- 単なる知識の詰め込みではなく、社会で真に活用できる実践的なスキルを学べる点に期待。
- 既成の学校ではできない、たくさんの貴重な経験ができる。子供の思考が「できないかも」から「できる」に変わってきた感覚が持てる。
出典:学校での偏差値よりも、社会での可能性を
出典:Google Maps
特徴
HR高等学院は、実社会で活躍する「実践者」から学び、社会とつながりながら成長できる通信制サポート校です。「先生」ではなく、さまざまな分野で活躍する「大人」たちが、学びの伴走者として1対1で学生に寄り添い、一人ひとりと真正面から向き合います。
提携校である鹿島山北高等学校の学習と並行して、HR高等学院独自のカリキュラムを受講できます。独自のカリキュラムには、企業連携による課題解決型学習(PBL)や、第一線で活躍するプロフェッショナルによる講義などがあり、実践的に学べるのが特徴です。
HR高等学院の名物授業、「トップランナーセッション」にて、登録者148万人『ReHacQ』のプロデューサー高橋弘樹さんを講師にお呼びした際の講義です。HR高等学院では、様々な業界の第一線で活躍されている社会人を講師に迎え、多様な生き方、キャリアの築き方を学生と一緒に考えたり、学生たちからの等身大の質問に答え直接対話を行う授業を日々行っています。
例えばPBLではdocomo、LOTTE、CHINTAI、mixiなど、日本を代表する著名企業とタッグを組み、社会とつながる学びを提供し、総合型選抜による大学進学や海外大学進学も実現します。
オンラインと通学を組み合わせた、ハイブリッド型学習環境もHR高等学院の魅力です。オンラインでの講義は従来的なビデオ授業ではなく、バーチャル空間でのリアルタイム対話やグループワークを重視したものです。
学生は自宅にいながら、渋谷などの拠点で直接学ぶのと同じ体験を得られます。もちろん、オフラインでの交流も可能です。
このように、HR高等学院の強みは、ビジネス、プログラミング、デザインなどの「各分野のプロフェッショナル」から直接学べる点で、他校と一線を画しています。
社会人コーチによる講義や月2回の1on1(個別指導)を通して、自身の興味関心を深め、将来のキャリアをデザインしていけます。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
長野日本大学高等学校
- HR高等学院と連携したコースを設置しており、社会で役立つスキルを習得できる
- 独自の「基礎学力到達度テスト」を通して日本大学への内部進学を目指せる
- カウンセラー常駐のため、信頼できる大人にいつでも悩みを相談できる
評判・口コミ
- 服装や髪型が自由で、ライフスタイルに合わせた学習ができる。個性を表現できる環境
- もともと不登校だったが、登校できるようになった。居心地が良く、授業がない日も学校に来ている
- スクーリング回数を少なくできるため、仕事と両立しやすい
特徴
長野日本大学高等学校は、長野県に校舎を持つ日本大学付属の通信制高校です。同校は、日本大学への進学が他校と比べて有利な点が魅力です。独自の「基礎学力到達度テスト」を利用し、内部進学を目指せます。
また、社会で役立つスキルを習得できる点も特徴です。例えば令和7年度は「HR高等学院コース」を設けており、課題解決型学習(PBL)に定評のあるサポート校「HR高等学院」と連携した学びが可能。自分の好きなことを探しながら、ビジネスなど実践の場で役立つ分野の学習ができます。
そのほか、カウンセラー常駐でいつでも信頼できる大人に相談できるなど、メンタルサポートが手厚い点も強みです。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
長野県のおすすめ通信制高校・サポート校(国際教育に力を入れている)
クラーク記念国際高等学校
- 「高等専修学校」とのダブルスクールができる(高等専修学校 信州クラーク高等学院)
- 「英語力強化学習プログラム」を通して英検合格を目指せる
- 英語力や目的に合った留学先を選べる
評判・口コミ
- ボランティア活動など、いろいろなことに挑戦し、人として成長できた
- 先生たちのサポートで苦手科目を克服でき、志望校にも合格できた
- コーチング面談を受けたことで、自分に自信を持てるようになった
- いろいろなコースがあり、自分の目標を明確にしやすい
特徴
クラーク記念国際高等学校は、全国にキャンパスを展開する通信制高校です。長野県では、「クラーク記念国際高等学校」と「高等専修学校(※)」のダブルスクールができる高等専修学校 信州クラーク高等学院を展開しています。
同校の特徴の1つは、国際力を高められる教育を実施していること。全キャンパスで「英語力強化学習プログラム」を実施し、特に英検対策に力を入れています。放課後の英検補講や2次試験対策を通して、学生の目標達成を手厚くサポートしています。
また、英語力や目的に合った留学先・留学期間を選べる「留学プログラム」が充実している点も魅力です。
※実践的な職業教育を受けられる学校
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
「社会で生きていける力」を。
- 入学前不登校経験者8割。
入学後登校率89% - ぷよぷよ、モンスト開発者、
日本一になった起業家
から直接学べる - docomo、Lotte、Mixiなど
大企業と連携したプロジェクト型学習

長野県のおすすめ通信制高校・サポート校(大学進学サポートが充実)
トライ式高等学院
- マンツーマン指導とオーダーメイドカリキュラムで個別最適な学習環境を提供
- 「家庭教師のトライ」の知見を活かした質の高い大学受験対策指導
- 不登校の学生には、先生やカウンセラーが自宅へ訪問しサポート
評判・口コミ
【良い口コミ】
- 先生も学生も優しく、人見知りでも楽しく通える
- 集団が苦手なので、マンツーマン指導を受けられて助かっている
- 英語の勉強や学校行事など、挑戦することがたくさんあり充実している
【悪い口コミ】
- 個別指導なので、積極的に動かないと友達は作りにくい
- 塾のような学習環境で、一般的な学校らしくはない
出典:トライ式高等学院「長野校ブログ」
出典:比べる・選べる・決められる「ズバット」通信制高校比較「トライ式高等学院の口コミ・評判」
特徴
トライ式高等学院は、進学対策に強みを持つ通信制サポート校です。長野県では、長野市と松本市にキャンパスを構えています。
家庭教師サービスを全国に展開する「家庭教師のトライ」が運営するサポート校ということもあり、同校は質の高い学習指導に定評があります。
それぞれの学生の学力や目標に合わせた、マンツーマン指導が特徴。医学部や難関大の受験に特化したチームもあり、高い目標を達成するための学習環境が整っています。
また、担任だけでなくカウンセラーへの相談も可能です。学習や進路、生活、メンタルなど幅広い悩み相談に対応しており、心身を安定させながら高校卒業資格の取得や志望校合格を目指せます。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
長野県のおすすめ通信制高校・サポート校(スポーツやエンタメなど自分の"好き"を学べる)
第一学院高等学校
- AIやアートなど、コース学習を通して将来の選択肢を増やせる
- 自分に合った通学方法・通学頻度を選べる
- 自己肯定感や自信を育む「成長実感型」の教育を重視している
評判・口コミ
【良い口コミ】
- どんな事情を抱えた学生でも活躍できる
- 体が弱く、全日制では登校が難しい自分にとって、同校は良い選択だった
- バイトと学業を両立できる。自分の挑戦したいことに集中できる
【悪い口コミ】
- 私立の学校なので、学費は高い
- 進学関連のコース以外は授業が簡単すぎる
出典:第一学院高等学校は「長野キャンパスの生徒の声をご紹介します」
出典:みんなの通信制高校情報「第一学院高等学校の口コミ・評判 長野キャンパス」
特徴
第一学院高等学校は、それぞれの学生の個性を大切にする通信制高校です。長野県では、長野市にキャンパスを構えています。
長野キャンパスではさまざまなコースを展開しており、例えばプレミアムコースでは以下のような分野に触れられます。
- 大学進学対策
- 社会探求
- 国際教育
- 韓国の言語・文化
- AI
- アート
目標が定まっていない学生も、コース学習を通して将来の選択肢を増やすことができます。例えば「グローバル専攻」では、ネイティブ講師とのオンライン英会話などを通して、実践的な英語力を磨けます。
また同校は、通学方法(キャンパス・オンライン)や通学頻度(週2日または週5日)を柔軟に選べる点も魅力です。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
松本国際高等学校
- 必要な条件を満たすことで、2年次から全日制への転籍を目指せる
- 個別指導のため、集団が苦手な学生も安心して通学できる
- 多彩なコース活動を通して、興味のある分野に打ち込める
評判・口コミ
松本国際高等学校には、まだあまり口コミが寄せられていません。しかし、公式サイトの情報などから、以下のような通信制高校であることがうかがえます。
- 体育実習や家庭実習など、机上だけでない実践的な学びの場も重視している
- 進路ガイダンスや面接対策など、卒業後を見据えたサポートが充実している
- 学生のライフスタイルや意思を尊重し、好きなペースで通学できる環境を整えている
特徴
松本国際高等学校は、松本市を拠点とする通信制高校です。個別指導・アクセス良好な立地・好きなペースで通える学習環境の3つが特徴です。
松本校では通信制と全日制の「ハイブリッドコース」を導入しています。1年次に規定の単位と科目を履修し、さらに英検3級と漢検3級に合格すれば、全日制との協議により2年次から全日制への転籍も可能です。
また同校では、本校体育館と人工芝グラウンドでの体育実習や、多彩なクラブ活動など、学生の可能性を広げる機会を多く提供しています。
eスポーツクラブやPCスキルアップクラブ、マンガ・イラストクラブなど、自分の好きなことに打ち込める環境が整っています。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
長野県のおすすめ通信制高校・サポート校(個別サポートやメンタルサポートが充実)
おおぞら高等学院
- 学校生活をともに歩む「マイコーチ」を学生自らが選べる
- 興味のある分野に気軽に挑戦できる「みらいの架け橋レッスン」が用意されている
- 年に1回、屋久島への宿泊スクーリングがある
評判・口コミ
【良い口コミ】
- 「KTCみらいノート」に保護猫の活動を記録している。自分の好きなことを深堀りできる仕組みがある
- 「みらいの架け橋レッスン」で留学の説明を受け、海外に興味を持つようになった
- 友達ができるか不安だったが、マイコーチが話しかけてくれて安心した
【悪い口コミ】
- オンライン授業が多いため、まじめに授業を受けない学生も多い
- 先生によっては授業が退屈
出典:おおぞら高校「松本キャンパス キャンパスブログ」
出典:比べる・選べる・決められる「ズバット」通信制高校比較「おおぞら高校(屋久島おおぞら高等学校・おおぞら高等学院)」
特徴
おおぞら高等学院は、「屋久島おおぞら高等学校」の通信制サポート校です。長野県では、松本市にキャンパスを構えています。福祉やプログラミング、マンガ・イラストなど、興味のあるコースを選べます。
同校は、学生に寄り添うサポート制度が特徴です。二人三脚で学校生活をともにする大人「マイコーチ」を、学生自ら選ぶことが可能。マイコーチは学生の相談に乗るだけでなく、学生が夢の実現に向けて踏み出せるようアドバイスもします。
そのほか、日々の感情を書き込む「KTCみらいノート」や、気軽に新しいことに挑戦できる「みらいの架け橋レッスン」など、心の成長を促す仕組みが豊富な点が魅力です。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
信濃むつみ高等学校
- 「自己表現できる大人」になる教育を実践している
- ライフスタイルに合わせて時間割を自由に組み立てられる
- クラブ活動や生徒会、ゼミなど、自主性を育む機会が多数用意されている
評判・口コミ
【良い口コミ】
- 不登校だったが、先生たちのサポートのおかげで大学に進学できた
- 自分のペースで学習できる。やる気のあるときに通学を増やすなど、柔軟な対応も可能
- わからないことがあれば、先生たちが優しく教えてくれる
【悪い口コミ】
- 学費が少し高い
- 退屈な授業も多い
出典:みんなの通信制高校情報「信濃むつみ高等学校の口コミ・評判」
特徴
信濃むつみ高等学校は、松本市にキャンパスを構える通信制高校です。多様性を認め、それぞれの学生に「新たな自分」を見つけるための機会を提供しています。
同校は、クラブ活動や生徒会、ゼミなどを通して、自主性を育む教育が特徴。自分で時間割を組み立てられるので、自由な時間を活用しながらアルバイトやスポーツなど、興味のある分野に打ち込めます。
また、学習の軸はレポート・スクーリング・試験の3つ。レポートにはインターネット上から取り組めるため、空き時間を活用しながら自分のペースで学習を進められます。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
「社会で生きていける力」を。
- 入学前不登校経験者8割。
入学後登校率89% - ぷよぷよ、モンスト開発者、
日本一になった起業家
から直接学べる - docomo、Lotte、Mixiなど
大企業と連携したプロジェクト型学習

長野県のおすすめ通信制高校・サポート校(長野県に本校がある学校)
地球環境高等学校
- 佐久市・長野市・飯田市にキャンパスがあり、居住地に近い校舎を選べる
- 週1日通学や年間10日間通学など、ライフスタイルや目標に合った通学日数を選べる
- 地域に密着した活動を通して、興味の幅を広げることができる
評判・口コミ
- 自分のペースで学習や通学を進められるよう、先生たちが常に配慮してくれた
- 先生たちがいつも相談に乗ってくれて、より良い方向へ進むようアドバイスしてくれる
- もともと不登校だったが、同校で自分の気持ちを整理し、再出発ができた
- 基礎から学び直せるカリキュラムだったので安心した
特徴
地球環境高等学校は、佐久市・長野市・飯田市にキャンパスを構える通信制高校です。例えば佐久本校では、以下の学習システムを設けています。
- 週1日型スクーリング
- 週3日型スクーリング
- 集中型スクーリング
キャンパスで学生生活も楽しみたい場合は週3日型スクーリング、スポーツなど学外の活動に注力したい場合は集中型スクーリングなど、ライフスタイルに合った学びが可能です。
そのほか、佐久地域の農場での「農業体験学習」や佐久市内の企業経営者による「地域講演会」なども実施。地域に関連する体験を通して、興味の幅を広げたり、今後の進路を考えたりできます。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
緑誠蘭高等学校
- 「登校型」と「在宅型」から通学スタイルを選択可能
- クラス担任制や中学の内容の学び直しなど、安心して学習できる環境
- プログラミングやクッキングなど、卒業後に活きる講座が多数
評判・口コミ
緑誠蘭高等学校には、まだあまり口コミが寄せられていません。しかし、公式サイトの情報などから、以下のような通信制高校であることがうかがえます。
- 長野県の伝統工芸など、地域の文化を学ぶ授業を重視している
- ARを活用した授業など、最新のテクノロジーを学習に活用している
- 学生が挫折しないよう、中学の学び直しから丁寧にフォローしている
特徴
緑誠蘭高等学校は、長野県木曽町に本校を持つ通信制高校です。長野県内は塩尻市に、県外は愛知県知立市にもサテライトキャンパスがあります。
同校は、「登校型」と「在宅型」から通学スタイルを選べるのが特徴。登校型では週2日ほど登校し、友人や先生との関わりを通してコミュニケーション力を磨いたり、生活リズムを整えたりします。
在宅型はオンラインを活用した学習がメインのため、不登校経験のある学生も安心です。
そのほか、学生一人ひとりに担任がつくため信頼関係を築きやすく、さらに中学の内容から学び直せるなど、安心して通学・学習できる仕組みが整っています。
また、プログラミングやCG、クッキングなど、手に職をつけるための講座が豊富な点も魅力です。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
コードアカデミー高等学校
- 実践の場で使えるプログラミングスキルが身につく
- オンライン中心の学習スタイルのため、マイペースに学べる
- IT企業就職や大学進学など、自分の進路に合った指導を受けられる
評判・口コミ
【良い口コミ】
- 先生たちがいつも応援し、肯定してくれることが嬉しかった
- 自由な時間がたくさんあるので、興味のあることにどんどん挑戦できた
- 現役のプログラマーに質問できる機会があって楽しかった
【悪い口コミ】
- 学費が高い
出典:コードアカデミー高等学校「コードアカデミー高校生の体験談」
出典:みんなの通信制高校情報「コードアカデミー高等学校の口コミ・評判」
特徴
コードアカデミー高等学校は、本校を上田市に構える通信制高校です。長野県内ではほかにも、長野市と松本市にキャンパスを構えています。
同校は、プログラミングを必修としているのが大きな特徴。アプリを制作したり、プログラマーのメンターと対話したりしながら、実践の場で使えるプログラミングスキルを身につけます。
また、日常の学習はインターネット上のクラスルームを利用し、レポートの提出や学習もオンライン上から可能。無理に登校する必要がないので、不登校経験のある学生や体調に不安のある学生も安心です。
さらに、同校を運営する信学会は大学受験予備校も運営しており、質の高い進学対策指導ができることでも知られています。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
さくら国際高等学校
- 教科学習と体験学習の2つで学力と人間力の両方を高める
- 毎日通学しなくても卒業できる「集中スクーリング型」の通学スタイルも用意している
- 美術やイラスト、動物・ペットなど、興味のある分野を学べる
評判・口コミ
- 専門コースが充実していて、先生たちも夢を応援してくれる
- 先生たちが丁寧にサポートしてくれて助かっている
- スクーリングが充実している
- 上下関係があまりなく、学生たちの仲が良い
出典:みんなの通信制高校情報「さくら国際高等学校の口コミ・評判」
特徴
さくら国際高等学校は、上田市に本校を持つ通信制高校です。教科学習と体験学習の2つを通して「生きる力」を養う教育を実践しています。
本校では「通学型」と「集中スクーリング型」の2つの通学スタイルを設けており、コース学習を通して自分らしく学べるのが特徴です。通学型の場合、週5日キャンパスに通いながら美術やイラスト、動物・ペットについて学ぶことが可能。
例えば「動物・ペットコース」では、愛玩動物飼育管理士の資格取得を目指しながら、動物園で実習をしたり、専門家から動物心理学を学んだりします。
そのほか、地域の人々と関わる機会も豊富にあり、世代を超えたコミュニケーションを通して人間的な成長も促します。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
長野県のおすすめ通信制高校・サポート校(公立)
長野県松本筑摩高等学校
- 学費が40,000円程度(※)と安く済む
- 長野県長野西高等学校との交流など、ユニークな学校行事が用意されている
- カウンセリング体制が整っていて安心感がある
評判・口コミ
長野県松本筑摩高等学校には、まだあまり口コミが寄せられていません。しかし、公式サイトの情報などから、以下のような通信制高校であることがうかがえます。
- 全日制・定時制と同じ進学サポート・就職サポートを用意している
- 時間割を工夫すれば3年で卒業できるなど、公立でありながら学習計画に柔軟性がある
- さまざまな年代の学生が在籍し、いろいろな背景の学生と交流することでコミュニケーション能力を磨ける
特徴
長野県松本筑摩高等学校は、松本市に校舎を持つ公立の高校です。定時制と通信制の2つの課程を有しており、通信制では4年間での卒業を目指したシステムをとっています。
同校は、レポート・授業・テスト・特別活動を通して単位修得を目指すのが特徴。日曜日と月曜日の登校日に、授業と特別活動に参加する必要があります。
運動会や校内生活体験発表会、さらに他校との交流会など、通信制高校でありながら全日制のように学校行事が充実している点が魅力です。
また公立校ということもあり、年間の学費が40,000円程度(※)と比較的安価な点もポイント。カウンセリング体制も整っており、不安や悩みをすぐに相談できる安心感があります。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
長野県長野西高等学校
- 自分で時間割を立てて、通学のタイミングを計画できる
- 子育て中の人や健康に不安がある人も通学しやすい環境を整えている
- 長野県内初(※)の公立通信制サテライト校を有している
評判・口コミ
- 授業やレポートの進め方を先生たちが丁寧に教えてくれる
- 自分のペースで学習できる。塾に通わずに大学へ進学できた
- 学校にちゃんと通えるか不安だったが、友達もできて学校生活を楽しめた
- 自学自習を通して自立心が身についた
出典:長野県長野西高等学校「2025(令和7)年度学校案内」
特徴
長野県長野西高等学校は、長野市に本校を構える公立の通信制高校です。佐久市にサテライト校を展開しており、県内で初(※)の公立通信制サテライト校として知られています。
通学日は日曜日で、学生自らが計画を立てながら必要な回数出席します。レポート作成に際しては、地域ごとに開催されている学習会も活用可能です。
また、校舎には託児室やエレベーターがあり、子育て中の人や体に不調・障害を抱える人でも通学しやすいよう配慮されています。
そのほか、遠足や文化祭などの学校行事も充実しており、通学日数が少ないながらも、学校生活を楽しみやすい環境となっています。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
長野県の通信制高校・サポート校の選び方
ここでは、長野県の通信制高校・サポート校を選ぶときに意識したいポイントを紹介します。
ただ評判の良い学校ではなく、「子どもに本当に合う学校」を選ぶためのコツをまとめているので、目を通してみてください。
お子さま(生徒)の性格・興味関心・どうなりたいかを整理する
どんなに人気のある通信制高校・通信制サポート校でも、本人の性格や目指す方向に合っていなければ、学校生活を楽しむのは難しいです。
例えば人と話すのが好きな子どもがオンライン中心の学校を選ぶと、孤独を感じやすくなります。一方、マイペースに過ごしたい子どもが登校頻度の多い学校を選ぶと、通学が負担に感じるでしょう。
また、ゲームやパソコンが好きな場合はeスポーツ・プログラミング系のコースのある学校を選ぶなど、「子どもが何に興味があるか」や「どんな大人になりたいか」を考えることも重要です。
重要な比較軸を決める
通信制高校や通信制サポート校は、それぞれに特色があります。漠然と調べるだけでは違いが見えにくいため、以下のような比較軸を決めることが大切です。
- 登校頻度(週1回・月1回・完全オンラインなど)
- 通学方法・キャンパスの場所
- サポート内容(学習支援・進路指導・メンタルケアなど)
- カリキュラムやコースの種類
- 学費や入学金
転入・編入希望の場合は、単位の引き継ぎ条件や時期も重要です。これらの軸を基準にして、気になる学校をリストアップしていくと比較がしやすくなります。
大事にしたいポイントを押さえた学校を洗い出す
「オンライン授業がある」や「進学サポートが手厚い」など、学校に求める条件を洗い出しましょう。
ただし、すべての希望を満たす学校はほとんどありません。そのため、「これだけは外せない」という条件を2〜3個ほど決めておくのがおすすめです。
説明会・体験会に参加する
候補が絞れたら、説明会や体験授業に参加しましょう。実際に授業を受けてみることで、先生の雰囲気やサポート体制がよりリアルに感じられます。
また、学校によっては個別相談会も実施しています。「中学で不登校だった」や「費用面が不安」など、個別相談会は子どもや家庭の事情を直接相談できる貴重な機会です。
パンフレットだけではわからない情報も得られるので、積極的に参加するのがおすすめです。
通信制高校に関するよくある質問
ここでは、通信制高校に関するよくある質問と回答を紹介しています。
多くの保護者が悩みがちなポイントでもあるので、確認してみてください。
公立と私立のどちらがいいですか?
公立・私立のどちらを選ぶかは、費用・学べる内容・サポート体制などを総合的に見て判断することが大切です。
公立通信制高校は授業料が安く、年間でおよそ30,000円前後の場合が多いです。費用をできるだけ抑えたい人にとっては、現実的な選択肢です。
一方で私立通信制高校は、学費は高めですがサポート体制が充実しているのが特徴。不登校経験のある学生へのフォローや、進学・就職に向けた個別支援が手厚い傾向にあります。
費用重視なら公立、サポート重視なら私立と考えて選ぶのが1つの基準です。
通信制高校の学費が高すぎるのですが…?
学費を少しでも軽くしたい場合は、次のような方法があります。
- 公立通信制高校を選ぶ
- 登校回数が少ないコースを選ぶ
- 国の支援制度を利用する
例えば「高等学校等就学支援金制度」を利用すれば、世帯年収によって授業料が減免されます。年収590万円未満なら授業料が全額支援され、910万円未満だと一部が補助されるケースがあります。
また、学校によっては独自の奨学金や減免制度を設けていることもあります。気になる学校がある場合は、まずは直接相談してみましょう。
通信制サポート校とは何ですか?
通信制サポート校とは、通信制高校で学ぶ学生を支援する民間の教育機関です。
通信制高校では自分で学ぶスタイルが基本なので、「続けられるか不安」や「勉強の仕方がわからない」と感じる学生も多くいます。
そうした学生を支えるために、通信制サポート校では次のような支援を行っています。
- レポート作成や課題提出のフォロー
- 学習計画の立て方や出席管理の支援
- 進路・メンタル面の相談
- 文化祭・修学旅行・ホームルームなど、交流の場づくり
通信制サポート校は、「通信制高校での学びを続けやすくする居場所」としての役割を持っています。学習だけでなく、学校生活そのものを楽しみたい学生にも向いている選択肢です。
長野県の通信制高校をお探しの方へ
学校での偏差値よりも、社会での可能性を - HR高等学院 長野県には、さまざまな通信制高校やサポート校があります。どの学校を選ぶにしても、まずは子どもの性格や興味、学びたい分野に合った環境を選ぶことが大切です。
通信制高校の学びをより充実させたい方には、サポート校のHR高等学院を活用するのがおすすめです。HR高等学院では、ビジネス・アート・テクノロジーなど社会で活きるスキルを学びながら、企業のプロジェクト参加や起業体験、商品開発といった実践的な活動に挑戦できます。
また、「失敗は挑戦の証」という考え方を大切にし、安心してトライ&エラーできる環境が整っています。中学時代に不登校だった方や、自信を取り戻したい方にも適しています。
まずは説明会や個別相談会で、学校や授業の詳細、通信制高校全体の仕組み、子どもの将来に関する不安などをご相談ください。一人ひとりに寄り添い、最適な学びの形をご提案します。


