青森県の通信制高校・通信制サポート校
青森県には、以下のような通信制高校・通信制サポート校があります。代表例として、N高等学校(広域通信制高校)や青森山田高等学校(通信制高校)、そしてトライ式高等学院、(通信制サポート校)などが挙げられます。
- N高等学校
- トライ式高等学院
- 八戸あおば高等学院
- 青森山田高等学校
- 東奥学園高等学校
- 青森県立北斗高等学校
- 青森県立八戸中央高等学校
- 青森県立尾上総合高校
本記事では、青森県の通信制高校・サポート校の情報をわかりやすくまとめています。おすすめの学校や、後悔しない学校選びのポイントも紹介しているので、ぜひ、参考にしてみてください。
青森県の通信制高校・サポート校の5つのタイプ
青森県には、さまざまな特徴を持つ通信制高校・サポート校があり、それぞれの学校が独自の強みを持っています。たくさんの学校がある中で、お子さまの個性や置かれた状況に応じて、ベストな選択をするために、青森県内の通信制高校・サポート校及び、青森県から受講できるオンライン型の学校を5つのタイプに分類しました。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
社会で役立つスキルが身につく
社会に出たときに即戦力となるスキルや知識を習得できる学校です。キャリアデザインやグローバルに活躍するためのスキルなど、専門的なカリキュラムが組まれています。実践的な学習を通して、将来の仕事に役立つ力を身につけられるでしょう。
専門スキルを習得することで、就職に有利になるだけでなく、自分の可能性を広げられます。また、社会に出るための準備ができ、自信を持って卒業後の進路を選択できるでしょう。
例えばHR高等学院は、青森県内に校舎はありませんが、完全オンラインで受講できる通信制高校サポート校です。バーチャル空間でリアルタイムに授業を受けることができ、青森のご自宅からでも全国の仲間やコーチと一緒に学ぶことができます。
社会の第一線で活躍する「ビジネスのプロフェッショナル」がサポーターとして、生徒一人ひとりと向き合う体制が整っています。高卒資格取得のための学習と並行して、理想のキャリアを描いたり実現したりするための、独自のカリキュラムを受講できます。
大学進学サポートが充実
大学進学を目指す生徒向けのサポートが充実しているのが、このタイプの特徴です。受験対策講座や進路相談など、大学進学に必要なサポートが手厚く用意されています。
大学進学を目標とする生徒にとって、最適な学習環境です。経験豊富な教員による指導や、進路に関する情報提供など、手厚いサポートを受けられます。
例えば進学サポートが手厚い通信制高校として、青森山田高等学校があります。同学校では、難関大学受験指導のノウハウを持つ専門スタッフが寄り添い、生徒一人ひとりと向き合う体制が整っています。
高卒資格取得のための学習と並行して、志望する難関大学への合格という目標を描いたり実現したりするために、予備校と連携した特進コースや徹底した個別指導カリキュラムを受講できます。
スポーツやエンタメなど自分の"好き"を学べる
自分の興味や特技を活かしながら学習できる学校です。スポーツ、音楽、芸術、ゲーム、アニメなど、さまざまな分野の専門コースが用意されており、好きなことを深く学べる環境が整っています。
好きなことを学びながら高校卒業資格を取得できるため、勉強へのモチベーションを維持しやすいのが大きな魅力です。
例えばN高等学校では、メンターが生徒一人ひとりに寄り添ってサポートし、プログラミングコースでは専門性を持った講師が指導を行っています。
また、高卒資格取得のための学習と並行して、プログラミングや映像制作といった多彩な専門学習コンテンツも受講できます。
個別サポートやメンタルサポートが充実
このタイプの通信制高校は、生徒の心のケアに特に力を入れています。カウンセラーが常駐していたり、相談しやすい環境が整えられていたりと、生徒が安心して学校生活を送れるようなサポート体制が特徴です。
学校生活や人間関係に不安を抱える生徒でも、安心して通えるでしょう。心の健康を保ちながら、自分のペースで学習を進められます。
例えば八戸あおば高等学院では、星槎国際高等学校と連携した技能教育施設として生徒一人ひとりのペースに寄り添う体制が整っています。
さらに、過去に不登校などを経験し、集団生活に不安を持つ生徒に対しても、ゆるやかな学習カリキュラムと商業科目や資格取得を組み合わせたプログラムで段階的に社会的自立へ導いています。
公立
公立の通信制高校は、学費が比較的安いのが特徴です。私立では1万円前後する1単位当たりの授業料が、公立では500円前後に抑えられます。下記の表のように、国から授業料の支援を受けられる「就学支援金」を利用すれば、公立の授業料はほとんど無償になります。
例えば県立の尾上総合高校の通信制課程では、一単位あたり310円という非常に安い価格で授業を受けられます。
さらに新入生で職業に就いている人、また2年次からは一定の単位を修得し職業に就いている人は、教科書・学習書が無償で給付される(別途申請書と証明書の提出が必要)といった、非常に経済的負担の少ない環境で学習を進めることができるのが特徴です。
「社会で生きていける力」を。
- 入学前不登校経験者8割。
入学後登校率89% - ぷよぷよ、モンスト開発者、
日本一になった起業家
から直接学べる - docomo、Lotte、Mixiなど
大企業と連携したプロジェクト型学習

青森県で人気のおすすめ通信制高校・サポート校比較一覧
青森県のおすすめ通信制高校・サポート校(社会で役立つスキルが身につく)
青森県内にキャンパスを持つ通信制高校やサポート校及び、全国から受講可能なオンライン型の学校も併せて紹介します。
HR高等学院
- 熱意をもって働く大人を育てるための通信制サポート校
- 「人生を面白く生きる自信」をつかめるよう、全力で伴走
- 社会の第一線で活躍する大人が将来のキャリアを本気でサポート
評判・口コミ
- 中学は不登校でほぼ通えていなかったが、子ども自身が週5で通いたいと希望するようになった。
- 学生一人ひとりに寄り添い、細やかに誠実に対応してくれる。
- 不登校だった子がこの学校に通うことにワクワクし、目を輝かせていることに驚きを感じる。
- 単なる知識の詰め込みではなく、社会で真に活用できる実践的なスキルを学べる点に期待。
- 既成の学校ではできない、たくさんの貴重な経験ができる。子供の思考が「できないかも」から「できる」に変わってきた感覚が持てる。
出典:学校での偏差値よりも、社会での可能性を
出典:Google Maps
特徴
HR高等学院は、実社会で活躍する「実践者」から学び、社会とつながりながら成長できる通信制サポート校です。「先生」ではなく、さまざまな分野で活躍する「大人」たちが、学びの伴走者として1対1で学生に寄り添い、一人ひとりと真正面から向き合います。
提携校である鹿島山北高等学校の学習と並行して、HR高等学院独自のカリキュラムを受講できます。独自のカリキュラムには、企業連携による課題解決型学習(PBL)や、第一線で活躍するプロフェッショナルによる講義などがあり、実践的に学べるのが特徴です。
>HR高等学院の名物授業、「トップランナーセッション」にて、登録者148万人『ReHacQ』のプロデューサー高橋弘樹さんを講師にお呼びした際の講義です。HR高等学院では、様々な業界の第一線で活躍されている社会人を講師に迎え、多様な生き方、キャリアの築き方を学生と一緒に考えたり、学生たちからの等身大の質問に答え直接対話を行う授業を日々行っています。
例えばPBLではdocomo、LOTTE、CHINTAI、mixiなど、日本を代表する著名企業とタッグを組み、社会とつながる学びを提供し、総合型選抜による大学進学や海外大学進学も実現します。
オンラインと通学を組み合わせた、ハイブリッド型学習環境もHR高等学院の魅力です。オンラインでの講義は従来的なビデオ授業ではなく、バーチャル空間でのリアルタイム対話やグループワークを重視したものです。
学生は自宅にいながら、渋谷などの拠点で直接学ぶのと同じ体験を得られます。もちろん、オフラインでの交流も可能です。
このように、HR高等学院の強みは、ビジネス、プログラミング、デザインなどの「各分野のプロフェッショナル」から直接学べる点で、他校と一線を画しています。
社会人コーチによる講義や月2回の1on1(個別指導)を通して、自身の興味関心を深め、将来のキャリアをデザインしていけます。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
N高等学校
- KADOKAWA・ドワンゴが創るネットの高校で、生徒数32,716名(2025年6月末)と日本最大規模
- VR/AI活用の最先端ICT教育を提供、全国100カ所にキャンパスを展開
- 2025年4月より学費を40~42%値下げし、より通いやすい価格設定を実現(ただし通学コース(週1日)のみ)
評判・口コミ
【良い口コミ】
・必修科目以外にも様々な種類のカリキュラムがあり、自分が学びたいことを思う存分学ぶことができた。
・不登校経験者へのサポートが充実していた。
・ネットを活用した進路指導とキャリア教育に取り組むことで、進路実現をサポートしてもらえた。
【悪い口コミ】
・登校回数が少ないので、友達を作る機会が少ないように感じた。
・本当に勉強をしたい人のための授業ではないのではと思ったこともある。
出典:みんなの高校情報「N高等学校・S高等学校・R高等学校の口コミ・評判」
特徴
N高等学校は、全国各地に100以上のキャンパスがあり、約30,000名以上の生徒を抱える広域通信高校です。青森キャンパスはJR青森駅から徒歩13分、青森市営バス「県庁前」バス停から徒歩1分の好立地にあり、VR/AI教育・プログラミングコースや、予備校レベル大学受験対策コースなどがあります。
通常科目に加えて、チームでプロジェクトに取り組む実践型学習であり、主体性、プレゼン力、問題解決力といった社会で通用するスキルを身につけられます。
また、担任だけでなく複数の教育スタッフ(メンター)が生徒をサポートする「複数メンター制度」を採用。学生たちが多角的な視点でのアドバイスを受け、自分の目標を明確にできます。
通学可能エリア
- ◎ 青森県全域:年5日間の集中スクーリングのみなので県内どこからでも参加可能
- ◎ ネットコース:在宅学習中心で日常的な通学は不要
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
青森県のおすすめ通信制高校・サポート校(大学進学サポートが充実)
トライ式高等学院
- 家庭教師のトライの147万人の指導実績を活かした完全マンツーマン指導の通信制サポート校
- 大学進学率71.1%、卒業率99%以上の実績
- 全国123ヶ所のキャンパスで通学型・在宅型・オンライン型から選択可能
評判・口コミ
【良い口コミ】
・それぞれにあったサポートをしてくれるし、先生も優しい方が多い。
・大学進学に向けての勉強が優先されるので、効率よく時間も使えて良かった。
・元々不登校で勉強面で困っていたが、自分の分かるところから始めてくれるので楽しく勉強を進められた。
【悪い口コミ】
・退屈な授業が多く、期待していたような感じではなかった。
・出校日が多く、働きながらだと日程を選択するのが大変なこともある。
出典:みんなの通信制高校情報「トライ式高等学院の口コミ・評判」
特徴
トライ式高等学院は、全国に123キャンパスを有する通信制サポート校です。青森キャンパスはJR青森駅ビルの5階という好立地にあり、完全マンツーマン個別指導を受けられるほか、難関大対策としての大学受験特進コースも用意されています。
同学校の大きな特徴の一つが、「オーダーメイド型個別カリキュラム」です。これは通常科目の学習に加えて、生徒一人ひとりの学力・目標に合わせた完全個別の学習計画を作成し、実行することで、中学の復習から難関大受験まで、自分のペースで確実に学力を伸ばせるというものです。
また、担任が学習進捗を管理し、専門カウンセラーがメンタル面をケアする「担任+カウンセラーのWサポート体制」の採用により、生徒の学習面とメンタル面を両面からサポートでき、不登校経験者も安心して学校生活を送れるようになっています。
通学可能エリア
- ◎ 青森県全域:在宅型・オンライン型を選択すれば県内どこからでも受講可能
- ◎ 青森市内:青森キャンパス(青森駅ビル ラビナ5F)への通学が便利
- 〇 弘前市:青森キャンパスまで車で1時間、JRで40分程度
- △ 八戸市:青森キャンパスまで新幹線で1時間、車で1.5~2時間
- △ むつ市・津軽半島北部:青森キャンパスまで1.5~2時間
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
「社会で生きていける力」を。
- 入学前不登校経験者8割。
入学後登校率89% - ぷよぷよ、モンスト開発者、
日本一になった起業家
から直接学べる - docomo、Lotte、Mixiなど
大企業と連携したプロジェクト型学習

青森県のおすすめ通信制高校・サポート校(スポーツやエンタメなど自分の"好き"を学べる)
青森山田高等学校
- スポーツの名門校が運営する通信制課程(錦織圭、竹原慎二などの著名人を輩出)
- 月3~4回のスクーリングで高卒資格取得が可能な効率的なカリキュラム
- 学年担任制で一人ひとりに丁寧に対応、前在籍校の単位を全て活かせる
評判・口コミ
【良い口コミ】
・スクーリングの回数が少なく、働きながらでも通いやすい。
・先生が親身になってサポートしてくれる、担任制なので相談しやすい。
・学費が比較的安く、経済的な負担が少ない。
【悪い口コミ】
・進学サポートは限定的で、大学進学を目指す場合は塾などの併用が必要。
・スポーツコース以外は設備が限られている。
出典:みんなの高校情報「青森山田高等学校(通信制)の口コミ・評判」
特徴
青森山田高等学校は、青森・札幌・東京にキャンパスを持つ広域通信制高校です。青森校は青森駅からバスで約30分のところにあります。
同学校の大きな特徴として、「スポーツ活動との両立支援」と、「芸能活動との両立支援」があります。これは、月3~4回のスクーリングに加えて、学年担任が一人ひとりの学習状況を継続的に把握する「学年担任制」による個別サポートを敷くことで、スポーツや芸能活動と高校卒業を両立しやすくするというものです。
通学可能エリア
- ◎ 青森市内:市営バスで通学可能
- ◎ 弘前市:車で1時間、JR奥羽本線で40分程度
- △ 八戸市:車で1.5~2時間、新幹線+JRで約1時間10分
- △ むつ市:車で約2時間、JR大湊線で約1時間50分
- ○ 津軽半島北部:車で1~1.5時間
- × 下北半島北部:車で3時間以上、通学困難
※冬季(11~3月)は豪雪のため通学時間が延びます
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
青森県のおすすめ通信制高校・サポート校(個別サポートやメンタルサポートが充実)
東奥学園高等学校
・青森県で90年以上の歴史を持つ伝統校が運営する通信制課程
・月3~4回のスクーリング(土日開催)で、働きながらでも通いやすい
・前期・後期の2学期制で効率的に単位取得が可能
評判・口コミ
【良い口コミ】
・信頼できる先生がいて、親友もできたので楽しくスクーリングできた。
・学校生活を通して将来のことが考えられるようになった。
・部活動でも団結して楽しく学校生活が送れた。
【悪い口コミ】
・授業内容があまり充実していないように感じられる。
・授業レベルはあまり高くない。
出典:通信制過程 東奥学園高等学校「Nさん」
出典:通信制過程 東奥学園高等学校「Kさん」
出典:みんなの通信制高校情報「東奥学園高等学校の口コミ・評判」
特徴
東奥学園高等学校 通信制課程は、青森県で90年以上の歴史を持つ伝統校であり、全日制も併設しています。JR青森駅から電車と徒歩で約30分のところにあります。
同学校では2年次からの豊富な選択科目が実施され、スクーリング指定日以外でも個別指導対応が可能となっています。また、前期・後期の2期制を取っており、通常科目の学習に加えて、年2回の単位認定で効率的に学習を進められるため、自分のペースで確実に単位を取得できます。
加えて、前在籍校で取得した単位をそのまま生かせるため、過去の努力を無駄にすることなく、新たなスタートが切りやすい体制が整っています。
通学可能エリア
- ◎ 青森市内:市営バスで通学可能
- ◎ 弘前市:車で1時間、JR奥羽本線で40分程度
- △ 八戸市:車で1.5~2時間、新幹線+JRで約1時間10分
- △ むつ市:車で約2時間、JR大湊線で約1時間50分
- 〇津軽半島北部:車で1~1.5時間
- × 下北半島北部:車で3時間以上、通学困難
※冬季(11~3月)は豪雪のため通学時間が延びます
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
八戸あおば高等学院
- 星槎国際高等学校と連携した青森県教育委員会指定の技能教育施設
- 少人数制(1学年定員12名)でゆるやかな学習カリキュラムを実施
- 週5日通学を目指しながら、一人ひとりのペースに合わせた段階的な支援が可能
評判・口コミ
・友達もできて、徐々に学校への嫌悪感が薄れてきた感じがします。カウンセラーの方には、先生に相談しづらいことも話せるのがよいです。
・前の学校で取得した単位を合わせることができ、3年間で卒業できそうなので安心した。
・商業科目を受けることができ、簿記などの資格にも挑戦できる。
・自分に無理のないペースで通うことに先生も理解を示してくれたため、だんだん通学日数も増えてきたように思います。
・地元の大学や短大の見学もさせてもらえるので、希望の進路を選べそう。
出典:ユアターン通信制高校「八戸あおば高等学院の口コミ・評判」
特徴
八戸あおば高等学院は、様々な原因で学校に行けなくなった生徒や高校中退者、発達がアンバランスな生徒たちを対象とした、星槎国際高等学校と連携した青森県教育委員会指定の技能教育施設です。JR本八戸駅から徒歩15分のところにあります。
同学院では普通科目は星槎国際高等学校によるスクーリングで実施され、専門科目としてビジネス基礎・ビジネスコミュニケーション・情報処理などの商業科目を学習します。ゆるやかな学習カリキュラムの中で、星槎国際高等学校に提出するレポート指導や自然体験、資格取得、ビジネスマナーを通じて社会的自立を目指す指導を行っています。
また、さまざまな理由から最初は学校に通いにくさを感じる生徒でも、最終的には週5日通えるように気力やパワーを身につけるよう育てる方針を取っており、生徒一人ひとりの状況に応じた段階的なサポート体制が整っています。
2023年には国内の高校の授業では初となる「スポーツ流鏑馬コース」を設立するなど、ユニークな体験活動にも力を入れています。
出典:八戸あおば高等学院「【10周年記念事業⑤】スポーツ流鏑馬コース新設・八戸弓馬会あおば道場開設」より
通学可能エリア
- ◎ 八戸市内:JR本八戸駅から徒歩15分、市内中心部から徒歩10分
- 〇 十和田市:車で約40分
- △ 青森市:車で約2時間、新幹線+JRで約1時間
- △ 弘前市:車で約2時間
- △ むつ市:車で約1.5時間
- × 津軽半島・下北半島北部:通学困難
※冬季(11~3月)は豪雪のため通学時間が延びます
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
青森県のおすすめ通信制高校・サポート校(公立)
青森県立北斗高等学校
- 1932年創立の歴史ある公立通信制高校で、10代から60代まで幅広い年代の約1,000人の生徒が在籍
- 月3~4回のスクーリング(日曜日・水曜日)で高卒資格取得可能、希望者は個別指導も受けられる
- 2年次から選択科目で学習できるシステムで、自分の学びたい教科や興味のある分野を選択可能
評判・口コミ
【良い口コミ】
・1日4時間授業のため、過去に不登校や特別支援教室に通っていた人でも通いやすい。
・授業がとても分かりやすい。
・自分の努力次第で3年で卒業することも可能(他部履修制度により)。
【悪い口コミ】
・先生が生徒を侮辱したり、人によって態度を変えたりするという声もある。
・校則が厳しい。
特徴
青森県立北斗高等学校 通信制課程は、青森県が設置する公立通信制高校であり、80年以上の歴史があります。学校は青森市営バス「文化会館前」バス停から徒歩8分のところにあります。
学校の特徴としては、2年次からの選択科目制があります。これは、通常科目の学習に加えて、2年次から自分の興味や進路に合わせて科目を選択することで、自分の学びたい分野を深く学ぶことができるというものです。さらに、学校行事として職場実習や企業見学会が実施され、特別講師による授業を通して専門知識や幅広い視野を身につけられます。
加えて、希望者はスクーリング日以外にも個別指導を受けられる「個別指導対応制度」があり、自分のペースで幅広い学習を積むことが可能です。
通学可能エリア
- ◎ 青森市内:市営バスで30分程度、通いやすい
- ◎ 弘前市:車で1時間、JR奥羽本線で40分程度
- △ 八戸市:車で1.5~2時間、新幹線+JRで約1時間10分、通学負担が大きい
- △ むつ市:車で約2時間、JR大湊線で約1時間50分、通学負担が大きい
- 〇 津軽半島北部:車で1~1.5時間、月3~4回なら通学可能
- × 下北半島北部:車で3時間以上、通学困難
※冬季(11~3月)は豪雪のため通学時間が延びます
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
青森県立八戸中央高等学校
- 1948年創立の歴史ある公立通信制高校で、2013年に青森県立北斗高等学校から分室が移管され通信制課程が設置
- 日曜日または水曜日に月4回程度のスクーリングで卒業可能、働きながら学べる柔軟なスタイル
- 遠足、修学旅行、美術館での芸術鑑賞、スケートリンクでのスポーツ教室など校外活動が盛ん
評判・口コミ
【良い口コミ】
・様々な年代の人が通っており、話すうちにいろんな人と仲良くなれる。
・いじめが少ない。
・先生に分からないところを質問すると、親身に教えてくれる。
【悪い口コミ】
・高1の間は中学生の範囲の授業をしているので、大学入試にはあまり対応できない。
・部活動はみんなが熱心に活動しているわけではなく、個人差がある。
特徴
青森県立八戸中央高等学校は、青森県八戸市に拠点を置く公立通信制高校であり、80年近い歴史を持つ伝統校です。JR八戸線「小中野駅」より徒歩10分のところにあります。
同学校の特徴の一つが、卒業後の多様な進路選択を力強くサポートしている点です。進学を選ぶ生徒がいる一方で(進学率30%)、就職を視野に入れた生徒向けに、社会で即戦力となるための実践的な力を養う教育プログラムに特に力を入れています。
具体的には、2年次からの選択科目制や、専門学校講師によるビジネスマナーや面接指導を行う「進路研修会」を実施することで、生徒一人ひとりが進学・就職どちらの道へも進めるように支援しています。
さらに、**通常授業とは別に「校外活動プログラム」**があり、遠足、修学旅行、芸術鑑賞、スポーツ教室といった体験型学習を通して生徒の視野を広げる機会を提供しています。
通学可能エリア
- ◎ 八戸市内:市営バスで通学可能、通いやすい
- ◎ 三八上北地域:車で30分~1時間程度
- △ 青森市:車で1.5~2時間、新幹線で約1時間、通学負担が大きい
- × 弘前市:車で2.5時間以上(青森経由)、通学困難
- × むつ市:車で2.5時間、電車で約2時間(野辺地経由)、通学困難
- × 津軽地方:車で3時間以上、通学困難
※冬季(11~3月)は豪雪のため通学時間が延びます
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
青森県立尾上総合高校
- 1999年開校で、2013年に青森県立北斗高等学校から分室が移管され通信制課程が設置された公立通信制高校
- スクーリングは基本的に日曜日に実施、都合がつかない場合は許可を取って水曜日にも参加可能
- 月曜日と火曜日にレポート指導日があり、不明な点がある生徒は個別に質問できる
評判・口コミ
【良い口コミ】
・先生達に良い人が多く、わからない事があれば親身になって聞いてくれる。
・社会人の方も通学していて校則があまり厳しくない。特に華美な服装でなければ大丈夫。
・電車で通いやすい場所にある。
【悪い口コミ】
・授業進度が遅いので、大学に進学したい人は別で塾に通うなどしてたくさん勉強しなければならない。
・たまに高圧的な態度を取ってくる生徒がいる。
特徴
青森県立尾上総合高校は、青森県平川市にある公立通信制高校であり、弘南鉄道弘南線「尾上高校前駅」から徒歩5分のところにあります。
同校の特徴の一つが、働きながら学ぶ生徒をサポートする「社会人対応カリキュラム」です。基本日曜日のスクーリングに加えて、都合がつかない場合は水曜日も選択可能にすることで、仕事と学習を両立しながら高校卒業資格を取得できるようになっています。
さらに、「レポート指導日制度」として月曜・火曜にレポート作成のための個別質問対応を実施することで、働く生徒も安心して学習を進められます。加えて、新入生で職業に就いている人、また2年次からは一定の単位を修得し職業に就いている人は、教科書・学習書が無償で給付される「教科書無償給付制度」などもあり、仕事やアルバイトと学びを両立する学生を支える体制が整っています。
通学可能エリア
- ◎ 弘前市:車で30分、弘南鉄道で30分程度、非常に通いやすい
- ◎ 黒石市:車で20分程度、通いやすい
- ○ 青森市:車で1時間、JRで約1時間
- △ 津軽半島北部:車で1.5~2時間、月数回なら通学可能
- × 八戸市:車で2.5時間以上、通学困難
- × むつ市:車で3時間以上、通学困難
- × 下北半島:車で3時間以上、通学困難
※冬季(11~3月)は豪雪のため通学時間が延びます
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
「社会で生きていける力」を。
- 入学前不登校経験者8割。
入学後登校率89% - ぷよぷよ、モンスト開発者、
日本一になった起業家
から直接学べる - docomo、Lotte、Mixiなど
大企業と連携したプロジェクト型学習

青森県の通信制高校・サポート校の選び方
青森県には、多様な学習スタイルを持つ通信制高校・サポート校が複数あります。そのなかからお子さまに合う学校を見極めるためには、選び方のポイントを押さえることが重要です。
以下では、失敗しない青森県の通信制高校・サポート校の選び方をまとめているので、ぜひ学校選びの参考にしてみてください。
お子さま(生徒)の性格・興味関心・どうなりたいかを整理する
通信制高校・サポート校選びの前に行いたいのが、子どもの性格や興味関心、将来像などを明確にすることです。
例えばお子さまが「将来はプログラマーになりたい」という夢を持っているのであれば、プログラミングコースのある通信制高校を選ぶのも1つの選択肢です。
また、「不登校だった自分を変えたい」というのであれば、不登校経験者のメンタルサポートに力を入れている学校を選ぶのも良いでしょう。
重要な比較軸を決める
通信制高校・サポート校を選ぶ際は、自分たちにとって重要な軸をもとに比較していくことがおすすめです。
例えば比較軸には、以下のような項目が挙げられます。
- 学べる内容(専門コースの有無など)
- スクーリング頻度(週1日〜週5日、または自由登校制など)
- 学費(入学金、授業料、遠方スクーリング費用など)
- 通学スタイル(通学、オンライン、併用)
- サポート体制(カウンセリングや進学支援)
この5つの軸をもとに通信制高校・サポート校を比較し、それぞれの学校の特徴を把握しましょう。
大事にしたいポイントを押さえた学校を洗い出す
お子さまとよく会話をし、どんな学校生活を送りたいかを明確にすることが大切です。
例えば「友達を作って学校生活を充実させること」を特に重視しているのであれば、行事や対面交流が多い学校が向いているかもしれません。
あるいは、「大学に進学したい」という目標があるのであれば、進学サポートが充実している学校を選ぶと良いでしょう。
希望に当てはまる学校を洗い出したら、その学校について調べてみましょう。気になる学校が見つかった場合は、より詳しい情報を得るために、資料請求してみるのもおすすめです。
説明会・体験会に参加する
気になる学校についての情報収集を済ませたら、実際に説明会や体験会に参加してみましょう。
オープンスクールという形で実際に校舎を開放している学校もあれば、自宅から参加できるオンライン説明会を開いている学校もあります。
いずれにせよ、説明会や体験会はその通信制高校・サポート校について深く知る貴重な機会です。
実際に先生方に質問することもできるので、不安や疑問がある場合は、ぜひこうした機会を生かして詳しい話を聞いてみてください。
通信制高校に関するよくある質問
通信制高校について、学生や保護者から寄せられるよくある質問を紹介します。
ここでは、公立校と私立校の違いや、学費、サポート体制についてなど、学校選びで迷いやすいポイントをコンパクトにまとめています。
公立と私立のどちらがいいですか?
公立と私立のどちらが良いかは、それぞれの学生を取り巻く状況によって変わります。
まず公立と私立の大きな違いとしては、学費が挙げられます。公立校は年間費用が30,000円程度で済む学校も珍しくありませんが、私立はトータルで数十万円かかることが多いです。
ただ、私立は費用が高い一方で、その分コース内容が充実しており、美容や音楽など専門的な分野の学びの場を提供している学校もあります。
もしも、学費の負担を第一に考えるのであれば公立校、学びの内容を第一に考えるのであれば私立校という基準で、まずは気になる学校を探してみるのが良いでしょう。
通信制高校の学費が高すぎるように思うのですが…?
通信制高校の学費が高すぎると感じるなら、まずは公立校を選ぶのがおすすめです。
ただし、私立高校でも「高等学校等就学支援金」という国の制度を利用できる場合があります。これは返済が不要で、1単位ごとに支援金が支給されます。
特に世帯年収が590万円未満であれば、私立の学校であってもこの支援金を受け取れる可能性がありますし、青森県独自の私立高等学校等就学支援費補助金制度や給付金、奨学金制度などもありますので、気になる方は、学校や自治体に問い合わせてみましょう。
「通信制サポート校」とは何ですか?
通信制サポート校とは、通信制高校に通う学生をサポートするための民間の教育機関です。通信制高校と提携して、学生の学習面・生活面を幅広く支援します。
支援の内容としては、レポート提出のアドバイス、進路指導、カウンセリングを通したメンタルサポートなどがあります。
通信制高校に通う学生のなかには、体調や心の不安で卒業が難しい人もいるため、サポート校は、そうした学生が途中で諦めずに卒業できるよう助ける大切な役割を担っています。
また、サポート校では、通信制高校での勉強とは別に、将来役立つ貴重な学びの場を提供するという役割も担っています。具体的には、プログラミングやアート、声優、テクノロジーなど、専門スキルを身につけるコースなどが用意されており、学生は、社会に出たときに役立つ実践的な力を養えます。
青森県の通信制高校をお探しの方へ
青森県には、さまざまな通信制高校やサポート校があります。どの学校を選ぶにしても、まずは子どもの性格や興味、学びたい分野に合った環境を選ぶことが大切です。
通信制高校の学びをより充実させたい方には、サポート校のHR高等学院を活用するのがおすすめです。HR高等学院では、ビジネス・アート・テクノロジーなど社会で活きるスキルを学びながら、企業のプロジェクト参加や起業体験、商品開発といった実践的な活動に挑戦できます。
また、「失敗は挑戦の証」という考え方を大切にし、安心してトライ&エラーできる環境が整っています。中学時代に不登校だった方や、自信を取り戻したい方にも適しています。
まずは説明会や個別相談会で、学校や授業の詳細、通信制高校全体の仕組み、子どもの将来に関する不安などをご相談ください。一人ひとりに寄り添い、最適な学びの形をご提案します。


