2025年4月開校する通信制高校サポート校「HR高等学院」は、1期生を募集開始以降、全国からご応募をいただいています。今回、中学3年生のりほさんに、HR高等学院への入学についての経緯と、現在の活動についてお話を聞かせていただきました。りほさんは、独学で韓国語を学んだり、クライミングでは日本6位の実績を持つなど、多彩な経験を持っています。
新しい環境で学ぶことへの期待を語ってくれたりほさんの、等身大のインタビューです。
HR高等学院に出会うまでの学生生活
私は小学4年生の時から、クライミングに取り組んできました。最初は単純に楽しくて始めたのですが、本格的な活動として取り組むようになり、プロのクライマーを目指して毎日練習していました。さらに勉強面も、テストで1位を目指して頑張っていました。地元の中学校に進学後は、陸上部にも入って、週6日クライミングと陸上部の練習、さらに勉強と、すべてに本気で取り組んでいました。
もともとの性格が完璧主義なこともあって、全部に張り切って取り組んでいたのですが、中学2年生になる頃、糸が切れたように一気に疲れてしまって、すべてお休みをしたんです。クライミングも、陸上部も、学校も、すべて。これまで頑張ってきたことをいちど全部やめて、新しいことをやってみたいな、と思って、韓国語をはじめたり、アイドルの推し活をしたり、少しずつ元気を取り戻していきました。
そして、将来のためにはしっかり学べる環境にいたいという思いはあったので、ゼロ高等学院中等部の体験授業を受けたり、N中等部に実際に入学をしたのですが、あまり面白いなと感じられなかったんです。オンライン授業が中心で、受動的な雰囲気を感じて、私には合わなくて2か月でやめてしまいました。
HR高等学院との出会い
HR高等学院を知ったのは、サポート校や通信制の学校を調べていたとき、たまたま広告で見たのが最初です。直感的に「面白そう!!」と感じました。その時はまだ公式サイトでも「開校予定」となっていたり、「後日公開」の情報が多くて(笑)、授業内容などの情報も、具体的な詳細としては掲載されていなかったのですが、とにかく好奇心を掻き立てられました。「社会とつながる」というワードなど、学生視点で考えてくれているという印象をもちました。
HR高等学院 公式サイト https://hr-highschool.com
――大学生インターンのせなっちさんと
そして、中学3年生の夏にオンライン説明会に参加して、とても楽しかったので、オンライン体験会・リアル体験会と参加してみたら、どんどん興味が強くなっていきました。他の学校の説明会や体験会より、何十倍も面白かったです!運営メンバーのみなさんから、事務的に説明を受けている感じが全くなくて、本気で学生と向き合ってくれているというのが、すごく伝わりました。
「このままじゃダメじゃない?」という思い
頑張ってきた経験も、休んだ経験もした私が抱いていたのは「このままでいるのは、楽でいいかもしれないけど、このままじゃダメじゃない?」という思いです。お母さん・お父さんとも、たくさん話しました。もともと、勉強を最優先にした方が良いんじゃない?というタイプの親だったのですが、私がダウンしたことをきっかけに、私も正直に気持ちを話すようになり、興味をもった学校説明会などのイベントがあれば、一緒に回ってくれました。今は私の選択を受け止めて、好きに選ばせてくれるような感じで、見守りながら応援してくれています。
HR高等学院の体験会にも一緒に来てくれました。親子で一緒に、学校を創る運営メンバーの皆さんとお話をさせていただいて、とても面白そうな学校だね!と言ってくれました。
1期生としての活動「学校を創ろう!プロジェクト」
4月からの入学を決めて、今は月曜日と木曜日の週2日、HR高等学院に入学予定の同級生と一緒に、新しい学校をつくる「学校を創ろう!プロジェクト」に参加しています。月曜日は、大学生インターン生とともに「クリエイティブチーム/プランニングチーム」に分かれて活動して、私はクリエイティブチームで、今は制服のデザイン等のクリエイティブづくりに携わっています。木曜日は、進捗をシェアしたり相談したりする時間で、いつも皆さんのお話する内容や、フィードバックのメモを取りながら取り組んでいます。
――学校を創ろう!プロジェクトに参加しながらとったメモ
同じ1期生として入学を控えている同級生とは、地元の友達とはまた違って、良い距離感でコミュニケーションできるし、心地いい関係性で話ができるのがとても楽しいです。プロジェクトを導いてくれる大人の方々も、和気あいあいとフラットに話せる雰囲気をつくってくださるので、本当に楽しみな時間です。
――1期生とは入学前から沢山会話しています!
春からの高校生活は、新しい出会いが楽しみ!
将来やりたいことはまだ決まっていないですが、起業にも興味があります。両親が経営者なので、幼いころから大人の方とお話する場に連れて行ってもらうことが多く、仕事ってどんなものなんだろうという興味をもっていました。デザインやマーケティングに興味があって、YouTubeの「両学長 リベラルアーツ大学」を父と一緒に観たりしています。ちなみに父は「自分が高校生だったらHR高等学院に入ってたな」と言っています笑
HR高等学院に出会って「学校を創ろうプロジェクト」に参加し始めてから、とても明るくなったと言われます。自分の知らない世界のことを調べたり、積極的に自分から動くようになりました。HR高等学院に入学したら、やりたいことがまだ固まっていないのを逆手にとって、様々な経験をたくさんしたいです。人脈もどんどん増やしたいな、と思っています。魅力的なプログラムもできているので、本当に楽しみです!
今、進路を悩んでいる子へメッセージ
もし、今いる場所が合わないと思ったら、やめてみる、環境を変えてみる、というのは結構大事なことかと思います。私も、HR高等学院に出会うまでは色々な学校を見たり、体験会に行ったりしました。とにかく何でもまず動いてみる、やってみることが大事かなと思います!