「通信制高校に転入したら後悔する」と思っていませんか?
通信制高校にマイナスなイメージを持つ人もいますが、一方で、通信制高校だからのびのびと高校生活を送れている学生もいます。では、転入で後悔しないためには、どうすれば良いのでしょうか?
この記事では、通信制高校への転入で後悔する理由や体験談、失敗しない選び方をお伝えします。今の高校が合わない、通信制高校に興味があるという人は、ぜひ参考にしてみてください。
通信制高校に転入して後悔する3つの理由と体験談
全日制高校から通信制高校に転入して後悔する理由は、主に以下の3つです。
・学習面・生活面の自己管理が大変
・先生や同級生との交流が少ない
・世間の目が気になる
学習面・生活面の自己管理が大変
通信制高校では、ほとんどの学校が単位制を採用しています。卒業に必要な単位を自分のペースで取得するため、留年という概念はありませんが、3年間で卒業するならしっかりと自己管理をすることが必要です。
また、通信制高校の登校日数は学校によって異なり、週1~5日程度の場合や、年間に数日程度の場合もあります。自由に学べるのはメリットでもありますが、生活リズムが崩れやすいので注意しなければなりません。
【後悔した人の口コミ】
「通信制では自主的に勉強を進めて行かないとアウトですから、自習ができないと難しいです」
参考:Yahoo!知恵袋
先生や同級生との交流が少ない
通信制高校は登校日数が少ないため、先生や同級生との交流も少なくなりがちです。そのため、友達を作ったり先生との関係性を築くことが、全日制より難しく感じてしまうかもしれません。
高校生活の思い出作りや人間関係で後悔したくない人は、体育祭や文化祭、修学旅行などの行事を実施していたり、学校内で交流の機会を設けている通信制高校やサポート校を選びましょう。
【後悔した人の口コミ】
「私通信制高校で月一でしか登校しないタイプを選んでたんだけど友達なんか1人もできなかった。そもそも出会う人が少ないから友達できないの当たり前だし」
世間の目が気になる
通信制高校について調べていると、ついマイナスなイメージが気になってしまうという人もいると思います。全日制高校からの転入を考えているなら、不安も大きいでしょう。
しかし、大事なのは本人の気持ちです。今の高校が合わないと感じているなら、世間の目よりも「行きたいところに行く」ことを優先してみてください。
【後悔した人の口コミ】
「通信制高校には、全日制高校を中退した人、中学時代不登校だった人、働きながら通う人など、様々な背景を持った人が在籍しています。それだけに、通信制高校の事をよく知らない世間の人からは、芳しい評価を受けません」
通信制高校に転入してよかった3つの理由と体験談
全日制高校から通信制高校に転入した人がよかったと感じていることは、主に以下の3つです。
・自分のペースで勉強・生活できる
・本当に仲が良い友達ができる
・好きなこと・やりたいことに時間を使える
自分のペースで勉強・生活できる
集団生活が基本の全日制高校と違い、通信制高校では自分に合った過ごし方をすることができます。学習面の場合、通学頻度が高い生徒は授業がメインで、そうでない生徒はオンラインの教材やレポートが課されるなど、一人ひとりに合わせた学習スタイルを取り入れている学校もあります。
生活面でも、毎日の通学が難しい人は、週1~2回や年に数回の登校も可能です。学校によって異なりますが、生徒自身が登校日数を選べるため、無理せず自分のペースで通学できます。
「全日入ってたら毎日学校行けなかっただろうしいつも同じグループでつるむの疲れるし...。通信は1人でご飯食べたり1人で行動したりしても浮かないのがすごく楽!大学の小規模版って感じ」
本当に仲が良い友達ができる
通信制高校の生徒の中には、同じ境遇や悩みを抱えている人もいます。また、美容系や芸術系、スポーツ系などの専門のコースがある通信制高校・サポート校もあるため、同じ趣味の友達もつくりやすいです。
友達をつくるきっかけが不安なら、学校行事やイベントがある学校を選びましょう。登校日数が多いコースを選ぶことも一つの方法です。直接話すのが苦手ならオンラインでも大丈夫です。例えば、サポート校のHR高等学院ではバーチャル空間でワークショップを行っており、オンラインでもクラスメイトやコーチと交流できます。
「通信は全日のように他人と話すことを強要されることがないので、自分のペースで何ヶ月も時間をかけて本当に仲が良い友達をつくれたのが良かったです」
好きなこと・やりたいことに時間を使える
通信制高校に通いながら、趣味や習い事、アルバイトと両立している学生もいます。自分のペースで通学できるため自由な時間を確保しやすく、好きなことややりたいことに情熱を注ぐことができます。
専門的なコースがある通信制高校・サポート校で、将来に直結する学びを得ることも可能です。また、色んな経験を積んで自己理解を深めるのも一つの手です。
「通信制高校行って後悔はしてない。 しっかり自分のことを理解しようとする機会が3年も設けられたからね…。通信行くまでは自分に自信なかったし、自分の意見を言うのも怖かった」
通信制高校に転入した高校生にインタビュー
全日制の進学校から通信制高校サポート校のHR高等学院に転入した現役高校生のはくさんにインタビューしました。はくさんは現在高校2年生で、HR高の週5回登校コースに通っています。そんなはくさんに通信制高校を知った経緯や、HR高への転入を決めた理由、今の思いをお聞きしました。
インタビュアー:通信制高校を知ったきっかけは何でしたか?
はくさん:学ぶことが好きで中学生のときは中高一貫の進学校に通っていたんですけど、試験や受験のためだけの勉強は楽しくないと感じていました。自分の能力を高めたり、社会を知れる深い学びをしたい、面白くて自由な学びをしたいと思って調べて見つけたのが通信制高校でした。
インタビュアー:HR高等学院を知ったきっかけは何でしたか?
はくさん:元々別の通信制高校に行きたいと思っていたんですけど、その学校が自分には合わないかもしれないと思っていたとき、親に連れられて行った通信制高校の合同説明会でHR高に出会い、その場で入学を決意しました。
インタビュアー:なるほど。入学を決意した決め手は何でしたか?
はくさん:HR高のカリキュラムは週5登校が選べるので、ちゃんとコーチや他の生徒と交流できるからです。あとは直感で、HR高のコーチの方とお話しして、この人たちの元なら僕はちゃんと頑張れると思いました。
インタビュアー:転入前の通信制高校へのイメージを教えてください。
はくさん:最初は「定時制と通信制の違いって何?」くらいの認識でした。進学校に行ってたので、正直かなり悪いイメージがありました。知らなかったので、先入観があったのかなと思います。
インタビュアー:たしかに、進学校に通っていると、通信制高校ってなかなか選択肢に入らないですよね。そこから自分で調べて進学を決めた行動力、すごいです。
インタビュアー:通信制高校への転入を決めた理由は何でしたか?
はくさん:通信制高校に入りたかったというより、HR高等学院に入ろうと思って入りました。たまたまHR高が通信制だったってだけです。
HR高はまさに自分が追い求めていた理想の形だったので、「HR高がいいな」と思って転入しました。
インタビュアー:全日制から通信制に転入したことで、どんな変化がありましたか?
はくさん:学校に縛られることがなくなって、生活は前より自由になりました。ただ、学習面だと自己管理が苦手なので、あまり勉強ができていないのは課題だと思っています。
また、進学校には似たような環境で育っていて考え方も似ている人が多かったので、HR高で色んな人と出会う中では人間関係で悩むこともありました。しかし、それにより学びを得られ、自己理解や成長につながりました。
インタビュアー:今の環境は自分に合っていると感じますか?また、そう思う理由は何ですか?
はくさん:合ってるかはわかりませんが、頑張ろうと思ったときに頑張れる環境です。正直今やりたいことは具体的にはないんですけど、だからこそ何でも好きなこと・興味を持ったものに手を出せるし、それができる環境だと感じてます。
インタビュアー:通信制高校への転入を迷っている学生に対して、コメントやアドバイスをお願いします!
はくさん:惰性で決めないでほしいです。今の学校が合わないから変えるのも大事だけど、勉強ができないからとかじゃなく、本当にこの学校がいいというところに行ってほしいです。なんとなくで決めると、自己管理が上手くできなかったときに苦労します。
綺麗事を言っている学校ではなく、生の声が聞けて、本当にここがよい!と心から思える学校に進学すると良いと思います。私はHR高等学院の担当の方と合同説明会で2時間お話しし、感動してその場で入学を決意しました。直感で良いんです。直感で選ぶでも全然良いと思います。
HR高等学院には他校にはないキャリア教育のカリキュラムや伴走コーチがいたり、大企業やベンチャー企業と提携していることで、自分の夢を社会で実現できる環境が整っています。
もしご縁があってHR高等学院で学ぶことになったら共に学び、共に成長していきましょう!
転入で後悔しない!通信制高校の選び方3選
通信制高校への転入で後悔しないため、以下の選び方を参考にしてみてください。
・サポート体制が自分に合っているか
・登校日数や講義形式が合っているか
・学習内容が進路に合っているか
サポート体制が自分に合っているか
通信制高校のサポート体制は、学校によって様々です。スクーリングや面談、レポート作成のサポートなどが主ですが、生徒の自主性に委ねられる部分も多いです。
きめ細かいサポートを希望する人には、サポート校がおすすめです。サポート校とは、通信制高校に通う生徒を学習面・生活面でサポートする学校で、一人ひとりに合わせた様々なサポートを提供しています。例えば、サポート校のHR高等学院の伴走支援では、キャリア探究コーチによる1on1の対話セッションを行っています。興味の発見から社会の中での自己実現、進路や日常の悩み相談まで、3年間の成長に寄り添います。
登校日数や講義形式が合っているか
通信制高校の登校日数は学校によって異なります。週1~5日程度や、年間に数日程度など、自分に合った形式の学校を選びましょう。また、登校日数が少ない場合、自宅学習がメインになります。そのため、講義形式はオンライン学習が多く、内容は基礎的なものになります。
一方、サポート校や一部の通信制高校では、大学進学コースや多様な専門コースから選択できたり、留学プログラムがある学校もあります。例えば、サポート校のHR高等学院ではトップランナーセッションを行っており、各領域の第一線にいる講師と対話し、心に残る学びや経験を得られます。
学習内容が進路に合っているか
通信制高校では、個別面談、進路ガイダンス、模擬試験、進路情報提供などの進路サポートを受けられます。さらに、サポート校ではより手厚く学習面・生活面・精神面での支援を提供しています。
進学や就職など、高校生には様々な可能性があります。目指す進路に必要な学習を受けられるかどうか、転入前に必ず確認しましょう。例えば、サポート校のHR高等学院では就職・起業、大学進学、海外進学などあらゆる進路実現を支援します。
通信制高校への転入で後悔しないために
HR高等学院は「日本でいちばん自由で面白い学校」を目指しています!
この記事では、通信制高校への転入で後悔する理由や体験談、失敗しない通信制高校の選び方を紹介しました。
口コミから、通信制高校に転入して後悔している人の多くが、転入前に通信制高校のことをよく調べていなかったことがわかりました。まずはオープンキャンパスや個別の説明会に参加して、学校のことを知りましょう。例えば、サポート校のHR高等学院ではオンラインの個別相談会や学校説明会、オープンキャンパスを実施しています。体験授業も受けられるので、転入後のミスマッチを避けられます。
通信制高校への転入に慎重になるのは大切なことです。よく考えた先で、あなたが自分らしくいられる居場所を見つけられることを願っています。