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通信制高校選びのポイント
2026.08.31

現場スタッフが語る通信制高校・サポート校の選び方と比較のポイント

この記事の著者
根岸 律葵
根岸 律葵
HR高等学院 探究コーチ
「進路に悩む子どもへの正しい接し方 丸わかりBOOK」をLINEで無料ダウンロード
目次
  1. 通信制高校を選ぶ際の不安
  2. 通信制高校の選び方【全6ステップ】
  3. 通信制高校の比較ポイント8選
  4. 通信制高校・サポート校選びの「落とし穴」と注意点
  5. 自分にあった通信制高校・サポート校がわかる個別相談会のお誘い

「通信制高校ってたくさんあるけど、うちの子にはどこが合うんだろう…?」 「サポート校っていうのもあるけど、何が違うの?費用は?」 「情報が多すぎて、もう何から手をつけていいか分からない!」 

大切なお子さんのための学校選び、選択肢が豊富なのは良いことですが、その分、何が最適なのか分からなくなり、途方に暮れてしまいますよね。保護者様としては、お子さんの気持ちに寄り添いたいという思いが一番にあるはずです。 

しかし、通信制高校とサポート校の違い、学費、学習内容、通学スタイルなど、複雑な情報を一つひとつ紐解きながら、無数の選択肢からお子さんに合う「たった一つの学校」を見つけ出す作業は、本当に骨が折れるものです。 

そこでこの記事では、そのような不安を抱える保護者の皆さまに向けて、通信制高校・サポート校選びの全ステップと比較すべきポイントを、HR高等学院で日々学生や保護者の方と向き合っている私(根岸律葵/ねぎしりつき)が、現場の視点から丁寧に解説していきます。 

一般的な解説だけでなく、「実際に入学するとどうなるのか」「どこを見ておけば後悔しないのか」という、現場にいるからこそお伝えできる実情やポイントを詳しくまとめました。 

読み終える頃には、頭を悩ませていたモヤモヤがすっと晴れ、お子さんにとって最高の学校を見つけるための確かな一歩を踏み出せるはずです。 

通信制高校を選ぶ際の不安

通信制高校を選ぶ際の不安

進学を検討し始めた保護者の方や学生から、最初のご相談でよく伺うのが「うちの子、ちゃんと通えるかな」「馴染めるかな」「勉強についていけるかな」という声です。 

実際、私のもとに届くご相談の多くは、このような不安に集約されます。ここでは、検討段階で特に多くの方がぶつかる4つの不安について、HR高等学院で実際にどう向き合っているのかを交えながらお話しします。 

無事に卒業できるか

「そもそも、通信制高校はちゃんと卒業できるのか」という不安は、多くの保護者の方が抱えるものです。 

結論からお伝えすると、通信制高校の卒業要件は、全日制のように毎日決まった時間に登校して授業を受けることではありません。 

卒業に必要なのは、74単位以上の修得と、3年以上の在学、そしてホームルームや学校行事などの特別活動への30単位時間以上の参加です。レポートやスクーリングを自分のペースで積み重ねていくことで、卒業を目指せます。 

ただし裏を返せば、この積み重ねを自分一人で管理しきれず、レポートが溜まってしまうことが、通信制高校で卒業につまずく典型的なパターンです。 

だからこそ、卒業に向けた学習を「どう支えてくれるか」が、通信制高校(サポート校)選びの一つの軸になります。 

HR高等学院の場合は、月曜から木曜の1時間目に「もくもく」という学習時間を設け、卒業に必要な勉強時間を学校生活のなかに組み込んでいます。 

この時間にはオンラインで現役大学生の学習サポーターも入るので、「やり方が分からない」というときには、コーチ(教職員)だけでなくサポーターにもすぐ質問ができます。 

加えて、月に一度はコーチと一対一で話す時間があり、私自身も教務として、Slackでいつでも質問を受けられる状態をつくっています。 

体調面に不安のあるお子さん、たとえば起立性調節障害で朝起きづらいといった状況の場合も、無理やり登校させることはせず、本人のペースを見ながら少しずつ慣れていけるよう対応しています。 

こうした体制のなかで、学生たちはきちんと単位を修得し、各々の活動にも力を入れています。 

勉強についていけるか

「勉強が遅れているけれど、高校の内容についていけるだろうか」という不安も、よくお聞きします。 

ここで知っておいてほしいのは、通信制高校のレポート課題は、必ずしも高い学力を前提としていないという点です。 

多くの場合、教科書から該当箇所を探して答えを記入したり、動画を視聴して感想や要点をまとめたりする形式が中心になっています。 

そのため、今の学力がその学年にぴったり合っていなかったり、高校レベルの学力にまだ届いていなかったりするお子さんでも、教科書を読んで答えを見つけ、内容を理解できれば、きちんと単位を取っていけます。 

とはいえ、「課題はこなせても、授業の内容そのものについていけるか」が気になる方もいらっしゃるはずです。そこは、学校がどれだけ学力差に配慮した授業をしているかで変わってきます。 

HR高等学院では、学生それぞれの学力レベルが違っても、各自がしっかりアウトプットできるよう工夫した授業を提供しています。 

ですので、「ほかの学生と比べて遅れているかも」といった学力差を気にしていただく必要はありません。分からないところはその場で質問できる環境も整えているので、「ついていけずに置いていかれる」という状態にはなりにくいと思います。 

新しく友達ができるか

「新しい環境で友達ができるだろうか」という不安は、お子さん自身が強く感じている部分かもしれません。 

まずお伝えしたいのは、「通信制高校でも友達はできる」ということです。 

ただし全日制と違い、毎日同じ教室で顔を合わせるわけではないぶん、友達ができるかどうかは「学校がどれだけ交流の機会を設計しているか」に左右されやすくなります。 

逆に言えば、登校型のイベントやグループ活動、オンラインでの交流の場が用意されている通信制高校(サポート校)を選べば、人とのつながりは十分に育めます。ここは学校選びでぜひ確認しておきたいポイントです。 

HR高等学院でも、オンラインとリアルの両方で自然に会話が生まれるグループワークや、学生主導の交流の時間を設けています。 

毎週月曜日の授業「コミュニティデイ」や、学生主導の「学生1on1」など、無理なくつながれるきっかけが豊富にあります。 

一方で、友達づくりを強制することはなく、「静かに過ごしたい」というスタンスも尊重し、一人ひとりに合った距離感を見守っています。 

進路サポートは充実しているか

保護者の方が最も気にされるのが、この進路サポートではないでしょうか。 

通信制高校の進路は、進学・就職に加えて、留学や専門分野への挑戦、起業など、全日制以上に多様になりやすいのが特徴です。一方で、自由度が高いぶん、サポートの手厚さは学校によって大きく差が出ます。 

確認しておきたいのは、進路実績の数字だけでなく、「探究活動や進路準備のプログラムが、希望すれば必ず受けられる形になっているか」という点です。 

例えば、大規模な通信制高校では、一部の活動やイベントへの参加が抽選になり「やりたかったのにできなかった」という学生の声を聞くことがあります。 

HR高等学院では、全員が参加できる探究活動をカリキュラムに組み込み、進路に役立つ「学生時代に力を入れたこと」(ガクチカ)を無理なく積み上げられるようにしています。 

また、個別面談や小論文・面接対策も段階的に用意しており、保護者の方からの進路相談も随時受け付けています。「本人はまだ進路を考える段階にないけれど、保護者と私とで先に方向性を話しておく」といった使い方も可能です。 

通信制高校の選び方【全6ステップ】

通信制高校・サポート校選びは、闇雲に情報を集めるだけではうまくいきません。正しい手順を踏むことで、納得のいく学校選びができます。 

ここでは、後悔しないための選び方を、以下の6つのステップに分けてご紹介します。 

  • ステップ① 通信制高校・サポート校の仕組みを知る
  • ステップ② 自分(子ども)の状況と希望を整理する
  • ステップ③ 候補となる学校をリストアップする
  • ステップ④ 気になっている学校に資料請求する
  • ステップ⑤ 説明会・オープンキャンパス・個別相談に参加する
  • ステップ⑥ 親子でしっかり話し合って決める 

このステップを一つずつ進めていけば、ぴったりの学校がきっと見つかります。 

ステップ①通信制高校・サポート校の仕組みを知る

まず、最も基本的な「通信制高校」と「サポート校」の違いを理解することから始めましょう。 

この二つはよく混同されがちですが、位置付けが異なります。この違いを知らないまま学校選びを進めてしまうと、入学後にイメージとのギャップが生じてしまう可能性があるので注意が必要です。 

通信制高校

通信制高校は、一言でいえば 「高校卒業資格」を取得できる正規の高等学校です。 

学校教育法第一条に定められた「学校」であり、全日制や定時制と同じように、卒業すれば履歴書に「高等学校卒業」と書くことができます。 

その仕組みは、毎日学校に通う全日制とは大きく異なります。基本は「自学自習」で、学校から送られてくる教材を使って自分で学習を進めます。 

学習の成果は「レポート(添削課題)」として提出し、先生から添削指導を受けます。そして、「スクーリング」と呼ばれる対面授業に出席し、最終的に「単位認定試験」に合格することで、一つひとつの単位を積み重ねていきます。 

このプロセスを経て、卒業に必要な単位数を修得すると、高校卒業資格が得られるのです。 

メリット

  • 自分のペースで学習を進められる
  • 登校日数が少ないため、時間にゆとりが生まれる
  • 公立の通信制高校などは学費を比較的安く抑えられる場合がある 

デメリット

  • 高い自己管理能力が求められる
  • 学習サポートや進路指導が手薄な場合がある
  • 友人との交流が少なく、孤独を感じやすいこともある
  • 前の学校で修得した単位数によっては、3年間で卒業できない場合がある 

サポート校

一方、サポート校とはどのようなものなのでしょうか。 

サポート校は、通信制高校に在籍する学生が、3年間でスムーズに卒業できるように学習面や生活面を支援する民間の教育サービス施設です。 

サポート校は学校教育法で定められた「学校」ではありませんが、実際には提携している通信制高校に同時に入学することで、サポート校での学びを受けながら、同時に高校卒業資格を取得することができます。 

サポート校には、民間の教育機関という位置付けから、単位学習や生活面の支援だけでなく、大学受験を想定した学習や探究学習、キャリア教育など、特色ある教育プログラムを提供する学校が数多く存在します。 

メリット

  • レポート作成などをきめ細かくサポートしてくれるため、学習の遅れを防げる
  • 先生や友人との交流機会が多く、楽しく高校生活を送れる
  • 生活リズムが整いやすく、心身ともに安定しやすい
  • 興味に合った様々な学びのプログラムを受けることができる 

デメリット

  • 通信制高校の学費とは別に、サポート校の学費が追加で必要になる 

ここで、サポート校と通信制高校の関係性を整理してみましょう。 

学生は、まず「通信制高校」に籍を置きます。これが、高卒資格取得のための大前提です。 

その上で、日々の学習や学校生活をスムーズに進めるために「サポート校」に通います。レポート作成で分からないことがあれば、サポート校の先生がすぐに教えてくれます。進路に悩んだ時も、親身に相談に乗ってくれます。 

つまり、学生は通信制高校とサポート校の二人三脚で高校卒業を目指す、というイメージです。 

通信制高校とサポート校の違い

これまでの説明でお分かりいただけたかと思いますが、一番の違いは 「高校卒業資格」を単独で付与できるかどうかです。 

  • 通信制高校:卒業すれば「高卒資格」が取れる(正規の学校)
  • サポート校:単独では「高卒資格」を付与できない(提携する通信制高校とセットで卒業を目指す) 

なお、「サポート校だけでは高卒資格が取れない」という言い方には少し注意が必要です。 

サポート校は提携先の通信制高校とセットで運営されているため、サポート校に入学する時点で、通常はどこかの通信制高校にも同時に入学する形になります。 

この点については、後ほど「落とし穴」と注意点の章で詳しくお話しします。 

ステップ②自分(子ども)の状況と希望を整理する

通信制高校とサポート校の仕組みを理解したら、次はお子さん自身の状況と希望を整理するステップに進みます。いわば、学校選びの「軸」を決める、とても大切な作業です。 

ここで一つ、お願いしたいことがあります。それは、「保護者の思い」と「お子さんの現状・気持ち」をすり合わせておくことです。 

たとえば「勉強が遅れているから、しっかり面倒を見てくれる厳しい学校に入れたい」という保護者の思いは、とても自然なものです。 

しかし、お子さん本人がまだ「勉強したくない」という状態のときに、保護者の思いだけで学校を決めてしまうと、かえって通学意欲を失ってしまうことがあります。 

学び直しが必要だとしても、本人が「学んだ方がいいかもしれない」と感じてから動き出した方が、結果はずっと良くなります。 

保護者が考える「正しい高校のあり方」と、お子さん自身が「本当に望んでいるもの」。この二つがずれたままだと、入学後にギャップが生まれやすくなります。 

だからこそ、このステップでしっかりすり合わせておくことが、後悔しない学校選びにつながります。 

まずは親子で一緒に、以下の点についてじっくりと話し合ってみてください。 

  • なぜ、通信制高校・サポート校を検討しているのか? 

a.不登校の経験があるから? 

b.今の学校の人間関係に疲れてしまったから? 

c.芸能活動やスポーツなど、他にやりたいことがあるから? 

目的をはっきりさせることで、学校に求めるものが明確になります。 

  • 学習面で、どんなサポートが必要か? 

a. 中学校の勉強で、どこか苦手な部分はあったか? 

b. 一人でコツコツ勉強するのは得意な方か、苦手な方か? 

c.分からないことがあった時、すぐに質問できる環境が必要か? 

手厚いサポートが必要であれば、サポート校の利用が有力な選択肢になります。 

  • どんな高校生活を送りたいか? 

a.専門的なスキル(ビジネス、プログラミング、デザインなど)を身につけたいか? 

b. 友達とイベントや部活動を楽しみたいか? 

c. どんなことに時間を使いたいか? 

思い描く高校生活によって、選ぶべき学校のタイプは大きく変わります。 

  • どれくらいの頻度で通学したいか? 

a.毎日制服を着て学校に通いたいか? 

b. 週に数日、自分のペースで通いたいか? 

c. 基本は家で学習し、オンラインでの交流を希望するか? 

無理なく通える範囲にあるかどうかも、重要なチェックポイントです。 

  • 卒業後や将来的にはどのような進路を歩みたいか? 

a. 一般受験で大学進学を目指すのか? 

b. 総合型選抜など、勉強以外の道で大学進学を目指すのか? 

c. 将来的にはどんなことをやってみたいか? 

ステップ③候補となる学校をリストアップする

お子さんの希望がある程度固まったら、いよいよ具体的な学校探しです。ここでは、できるだけ多くの選択肢を集めることを意識しましょう。 

  • インターネット検索 

a. 「通信制高校 東京」「サポート校 ITコース」のように、「エリア」や「学びたいこと」を掛け合わせて検索してみましょう。 

b. 各学校の公式サイトだけでなく、複数の学校を比較できるサイトや、在校生・卒業生の口コミが掲載されているサイトも参考になります。 

  • 合同説明会への参加 

a. 一度に多くの学校の担当者から直接話を聞ける絶好の機会です。 

b. 様々な学校を比較することで、それぞれの特色や違いがより明確になります。 

c. お子さんと一緒に参加して、色々な学校の雰囲気に触れてみるのも良いでしょう。 

この段階では、まだ一つに絞り込む必要はありません。 

選択肢を広げておくほど、次のステップ以降での比較がしやすくなるため、「少しでも良さそう」と感じたら、どんどんリストに追加していくことをお勧めします。 

ステップ④気になっている学校に資料請求する

候補となる学校をリストアップできたら、次は気になる学校に資料請求をしてみましょう。 

Webサイトはどうしても「見せたい情報」が中心になりがちですが、パンフレットや募集要項には、学費の内訳や年間スケジュール、コースの詳細など、サイトには載っていない一歩踏み込んだ情報が記載されていることが少なくありません。 

資料請求の際は、気になった学校はまとめて取り寄せ、横並びで比較するのがおすすめです。 

1校だけだと「こんなものか」と思ってしまいがちですが、3〜5校ほど並べてみると、学費の差やサポート内容の濃淡、力を入れている分野の違いが一目で見えてきます。 

届いた資料では、特に次のような点に注目してみてください。 

  • 学費の総額と内訳 

入学金・授業料のほか、施設費や教材費、サポート校の場合は通信制高校側の学費も別途必要になります。「結局、3年間でいくらかかるのか」をつかんでおきましょう。 

  • サポート内容 

どんな学習支援・生活支援があるのか。「サポート充実」と書かれていても中身は様々なので、具体的な記述(学生の体験談など)があるかを見ましょう。 

  • カリキュラム・コース 

お子さんの希望に合った学びがあるかどうか。専門コースの内容や選択の自由度も確認しておきたいところです。 

  • スクーリングの場所と頻度 

対面授業がどこで、年に何回あるのか。通学の負担に直結する大切なポイントです。 

  • 進路実績 

進学・就職の実績だけでなく、どんな進路サポートが用意されているかも見ておきましょう。 

また、資料請求のあとには学校から連絡が入ることが多いものです。このときの対応の丁寧さや、こちらの状況への寄り添い方も、実は大切な判断材料になります。 

資料の見栄えだけでなく、「この学校の担当者は信頼できそうか」という視点でも、ぜひ感じ取ってみてください。 

ここで気になる学校をいくつかに絞り込んでおくと、次のステップである説明会・個別相談に、より目的を持って臨めるようになります。 

ステップ⑤説明会・オープンキャンパス・個別相談に参加する

資料やWebサイトだけでは分からない、学校の「生きた情報」に触れるための最も重要なステップです。 

百聞は一見に如かず。必ず、親子で複数の学校に足を運び、ご自身の目で見て、肌で感じてください。 

特に、個別相談や体験入学は、その学校を深く知るための絶好の機会です。先生や在校生の生の声を聴くことで、パンフレットだけでは伝わらないリアルな学校の姿が見えてきます。 

訪問する際は、一方的に説明を受けるだけでなく、気になることをどんどん質問として学校側にぶつけていきましょう。 

例えば、次のような質問をすることで、学校全体の「温度感」を掴むきっかけにつながります。 

  • 先生について 

a. 「先生方は、普段どんな想いで学生さんと接していらっしゃいますか?」 

b. 「もし、うちの子が朝起きられず、学校に行き渋ってしまった時、先生方はどのように対応してくださいますか?」 

c. 「学生さんが悩みを相談しに来た時、一番大切にしていることは何ですか?」 

  • 学習サポートについて 

a. 「レポートで行き詰まってしまった学生さんに対して、具体的にどのようなサポートをされていますか?」 

b. 「中学校の勉強に不安があるのですが、学び直しができるようなサポートはありますか?」 

  • 学校生活・学生について 

a. 「お昼休みは、学生さんたちはどのように過ごされていますか?」 

b. 「どんなタイプの学生さんが多いですか? 入学後、うちの子はすぐに馴染めるでしょうか?」 

マニュアル通りの回答ではなく、担当者の言葉で、熱意をもって語ってくれるかどうか。その言葉の裏にある姿勢を、ぜひ感じ取ってみてください。 

もう一つ、可能であれば確認しておきたいのが、在校生と自由に話せる場があるかという点です。 

在校生が登壇してプレゼンや質疑応答をするだけの形式と、テーブルに分かれて在校生とざっくばらんに話せる形式とでは、得られる情報の生々しさがまったく違います。 

在校生のリアルな声が聞ける学校ほど、学校側の透明性や、学生への信頼の厚さがうかがえます。 

ステップ⑥親子でしっかり話し合って決める

いくつかの学校を見学し、情報を集めたら、いよいよ最終決定のステップです。 

全ての希望を100%満たす学校を見つけるのは難しいかもしれません。だからこそ、何が一番大切なのかを親子で共有することが、後悔しない選択につながります。 

この時、保護者様の意見だけで決めてしまうのではなく、必ずお子さん本人の「ここに通いたい」という気持ちを最大限に尊重してあげてください。 

最終的に学校に通うのはお子さん自身です。お子さんが「ここなら頑張れそう」「ここが楽しそう」と思えることが、入学後の充実した学校生活の何よりの原動力になります。 

イメージとしては、ステップ②でお話しした「保護者の思い」と「お子さんの気持ち」のすり合わせを、ここで改めて行うと良いでしょう。 

もし話し合いだけでは決めきれないときは、学校の個別相談を活用し、第三者である担当者を交えて整理するのも一つの方法です。 

間に入ってくれる存在がいると、親子だけでは煮詰まりがちな話も、落ち着いて進めやすくなります。私自身、入学前の学生さんと保護者さんの間に入る機会が多いのですが、どんな悩みや相談も受け付けています。 

時間をかけて、じっくりと。親子で納得できるまで話し合って、ベストな学校を選んでくださいね。 

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通信制高校の比較ポイント8選

通信制高校の比較ポイント8選

学校選びのステップが分かったところで、次は「候補の学校を、具体的にどんな観点で比べればいいの?」という疑問にお答えします。 

ここでは、比較検討する上で特に重要な8つのポイントを解説します。ぜひ、学校見学や資料比較の際のチェックリストとしてご活用ください。 

登校頻度や頻度変更対応の有無

まず考えたいのが、どのくらいのペースで学校に通いたいか、という点です。通信制高校・サポート校の通学スタイルは非常に多様です。 

  • 毎日制服を着て通う、全日制に近いスタイル
  • 週に1〜3日、好きな曜日を選んで通うスタイル
  • 基本はオンラインで学習し、スクーリングの時だけ登校するスタイル 

お子さんの現在の状況や性格に合わせて、「無理なく続けられるペース」を選ぶことが何よりも大切です。 

また、入学後の状況変化に対応できるかどうかも重要なポイントです。 

例えば、「初めは週1日コースで様子を見て、慣れてきたら週3日、週5日と登校日数を増やしたい」といった希望があるかもしれません。 

しかし、コースの変更に柔軟に対応していない学校も意外と多いのが実情です。 

体調や心の状態に合わせて、登校頻度を柔軟に見直せるかどうかは、必ず確認しましょう。 

特に体調面に波があるお子さんの場合、この「柔軟さ」は学校生活の続けやすさを大きく左右します。 

たとえば起立性調節障害などで朝が苦手なお子さんを、決まった時間に無理やり登校させようとすると、かえって学校から足が遠のいてしまうことがあります。 

本人のペースを見ながら少しずつ慣れていける学校かどうか、という視点でも見ておくと安心です。 

サポート内容

「サポート」と一言で言っても、その内容は学校によって千差万別です。 

学習面のサポートはもちろんですが、それ以外にどのようなサポートがあるのかを詳しく見ていきましょう。 

  • 学習サポート:レポート作成の個別指導、単位認定試験対策、小中学校の復習など。
  • 生活サポート:生活リズムを整えるための声かけ、朝が苦手な学生への連絡など。
  • メンタルサポート:必要に応じて心理の専門家によるカウンセリングが設定されている。日常の悩みなど、気軽に話せる担任・メンター・コーチが存在するか。
  • ICTサポート:オンライン学習ツールの使い方、PC操作のサポートなど。 

日々の学習を支えることはもちろん、学生が安心して学校生活を送るための心強い支えがあるかがポイントです。 

ここで一点、見落とされがちな視点をお伝えします。それは、 「相談する相手を選べるか」「複数の大人が関わってくれるか」 という点です。 

サポートは結局のところ人と人との関わりなので、どうしても「合う・合わない」が出てきます。担当の先生が一人に固定されていると、相性が合わなかったときにお子さんがつらくなってしまうことがあります。 

「別の先生にも相談したい」と思ったときに、複数の担当者やカウンセラーに頼れる体制(複数担任制など)があるかどうかは、ぜひ確認しておきたいところです。 

HR高等学院でも、この点はとても大切にしています。月に一度はコーチ(教職員)と一対一で話す時間を必ず設けていますが、それに加えて、学生が「別の大人と話したい」と思ったときには、相手を指定できるようにしています。 

対人関係の相性は必ずありますから、一人の担当者に固定せず、複数の大人で学生を支える体制を整えています。 

「しっかりサポートします」という言葉だけでなく、その中身が複数の大人で支える仕組みになっているか。この視点を持っておくと、入学後のギャップを防ぎやすくなります。 

カリキュラム

高校生活を通して「どうなりたいか」「何を学びたいか」という視点でカリキュラムを比較することも重要です。 

  • 専門分野:IT・プログラミング、デザイン、美容、声優、製菓、eスポーツなど、特定の専門スキルを学べるコースはあるか?
  • 大学進学:大学受験に特化したコースや、受験対策講座、小論文指導などのサポートは充実しているか?
  • 就職:就職活動のサポート、ビジネスマナー講座、インターンシップ制度などはあるか?
  • 体験活動:探究活動、ボランティア活動、海外留学など、教室の外での学びの機会は豊富か? 

お子さんの興味・関心や、将来の夢につながる学びができるかどうかを、ぜひチェックしてみてください。 

なお、カリキュラムを見るときに、もう一段踏み込んで確認したいのが、「その学びは、希望すれば必ず受けられるのか」という点です。 

探究活動や人気のプログラムが用意されていても、規模の大きな学校では参加が抽選制になっていて、「やりたかったのに参加できなかった」ということが起こり得ます。 

授業として全員に提供されているのか、それとも希望者の中から選抜されるのか。パンフレットの華やかなプログラム名だけで判断せず、参加できる仕組みまで確認しておくと、入学後のギャップを避けられるでしょう。 

スクーリングの場所と頻度

通信制高校の卒業に必須の 「スクーリング(対面授業)」。 

このスクーリングについても、事前にしっかり確認しておく必要があります。 

  • 場所:スクーリングはどこで行われるのか? 沖縄や北海道など、遠方の本校まで行かなければならない場合もあれば、お住まいの近くにあるキャンパスや学習センターで受けられる場合もあります。通いやすい場所かどうかは、大きな負担の差になります。
  • 頻度・形式:年に1回、数日間泊まり込みで行う「集中型」か、年に数回、日帰りで参加する「分散型」かなど、学校によって形式は様々です。
  • サポート校との連携:サポート校に通う場合、そのサポート校がスクーリング会場になっていることもあります。通信制高校とサポート校の連携がスムーズで、負担なくスクーリングに参加できる体制が整っているかを確認しましょう。 

学校・キャンパスの雰囲気と環境

データだけでは分からない、学校が持つ 「空気感」 も非常に大切な比較ポイントです。これは、実際に学校を訪問してみないと分かりません。 

  • 学生の様子:在校生はどんな表情で過ごしているか? 休み時間に楽しそうに話しているか、落ち着いて自習しているかなど、お子さんがその環境に馴染めそうかを見てみましょう。
  • 先生やスタッフの雰囲気:先生方は親しみやすく、質問しやすい雰囲気か? スタッフの方々の挨拶や対応は丁寧か? 職員室の空気感も、学校の雰囲気を知る良い手がかりになります。
  • 施設の設備:教室は明るく清潔か? 自習室やPCルーム、図書室などの設備は整っているか? 専門コースを希望する場合は、そのための設備が充実しているかもチェックしましょう。 

見学の際は、ぜひ「掲示板」にも注目してみてください。学生の作品やイベントの写真、進路に関する情報など、そこには学校生活のリアルな姿が映し出されています。 

加えて、近年はオンラインと通学(リアルキャンパス)がどうつながっているかも、雰囲気を測る大切な観点になっています。 

オンラインと通学の両方がある学校では、全国の学生と交流できるのが大きな魅力ですが、実際には「オンラインはオンライン、通学は通学」と分断され、別々のカリキュラムになっているケースも少なくありません。 

日本各地のさまざまな環境で育った学生と一緒に学べる機会は、お子さんにとって貴重な経験になります。オンラインと通学が自然に行き来できる設計になっているかどうかも、ぜひ見ておきたいポイントです。 

本学院では「オンラインと通学の融合」を重視し、両者にまったく同じ授業を提供しています。 

グループワークやイベント、学生同士の「1on1」などもオンラインとリアルキャンパスを合同で行うため、全国のさまざまな地域で暮らす仲間と日常的に交流し、視野を広げられる環境です。 

進路(進学・就職)サポート体制

高校卒業後の未来を見据えたとき、学校の進路サポート体制は極めて重要です。 

  • 進路指導:定期的な進路相談や三者面談の機会はあるか? 一人ひとりの希望に合わせた丁寧な指導が受けられるか?
  • 進学サポート:大学入学共通テスト対策や総合型選抜(旧AO入試)・学校推薦型選抜の対策(面接練習、志望理由書作成指導など)は手厚いか? 指定校推薦の枠は豊富か?
  • 就職サポート:履歴書の書き方指導や面接練習、提携している企業への紹介制度はあるか? 

特にサポート校では、一人ひとりの学生にかける時間が多いため、手厚い進路指導を強みとしている学校が多くあります。 

卒業生の具体的な進学先や就職先の実績も、その学校のサポート力を測る上で重要な指標となります。ぜひ、過去の実績について詳しく聞いてみてください。 

そして、進路サポートを見るときにもう一つ大切にしてほしいのが、「実績や面談の回数」だけでなく「お子さんの気持ちに寄り添ってくれるか」という視点です。 

進路選びは、大人が思う以上に、お子さんにとって精神的な負担の大きい作業です。 

その時々の心の状態(前向きに動き出せる時期なのか、まだ考えるエネルギーが戻っていない時期なのか、など)を汲み取りながら声をかけてくれる人がいるかどうかはとても大きな違いになります。 

進路指導の「回数」や「実績」とあわせて、「どんな姿勢で関わってくれるか」もぜひ感じ取ってみてください。 

学費・費用

保護者様にとって、最も気になるポイントの一つが学費ではないでしょうか。費用については、総額だけでなく、その内訳を正確に把握することが非常に重要です。 

まず、学費の構成要素を理解しましょう。 

  • 通信制高校のみの場合:入学金、授業料(単位料)、施設費、教材費、スクーリング費など
  • サポート校を併用する場合:上記に加えて、サポート校の入学金、授業料、施設維持費など 

ここで注意したいのが、パンフレットに記載されている学費以外に、後から追加費用が発生するケースです。 

例えば、コース変更に伴う追加料金、補習費用、イベント参加費などが考えられます。「最終的に、卒業までに総額でいくら必要になりますか?」と、具体的な総額を確認することが大切です。 

また、学費の負担を軽減するための公的な制度もしっかりと活用しましょう。 

  • 国の高等学校等就学支援金:授業料を支援する国の制度です。2026年度(令和8年度)からは制度改正により所得制限が撤廃され、世帯年収にかかわらず対象になりました。私立の通信制高校では支給上限額も引き上げられており、授業料の負担を大きく軽減できるケースが増えています。手続きは学校を通して行うため、申請方法を必ず確認しておきましょう。
  • 都道府県・市区町村の奨学金や減免制度:お住まいの自治体によっては、国の就学支援金に上乗せして独自の授業料減免制度を設けている場合があります。 

学費に関するよくある誤解として、「通信制は安い」というイメージがあります。 

しかし、私立の通信制高校で手厚いサポートを受けたり、提携の通信制高校と合わせてサポート校を併用したりする場合は、全日制高校と同等かそれ以上の費用がかかることもあります。 

費用とサポート内容のバランスをしっかり見極めることが重要です。 

参考:高校生等への修学支援(高等学校等就学支援金制度)|文部科学省 

通信制高校との連携(サポート校を選ぶ場合)

サポート校を検討する場合、そのサポート校がどの通信制高校と提携しているかは、必ず確認しなければならない重要事項です。 

  • 提携校:提携している通信制高校はどこか? 複数の選択肢があるか? 提携校の教育方針やスクーリングの場所なども確認しましょう。
  • 連携のスムーズさ:レポートの提出や、学習の進捗状況の共有など、通信制高校との連携は密に行われているか? 連携がうまくいっていないと、単位の取得漏れなどのトラブルにつながりかねません。
  • フォロー体制:通信制高校の課題で分からないことがあった時、サポート校の先生がすぐに対応してくれるか? 卒業まで責任をもってフォローしてくれる体制が整っているかを確認してください。 

通信制高校・サポート校選びの「落とし穴」と注意点

通信制高校・サポート校選びの「落とし穴」と注意点

これまで選び方のステップと比較ポイントをお伝えしてきましたが、ここでは少し視点を変えて、多くの保護者様が見落としがちな「落とし穴」について、お話ししたいと思います。 

これを知っておくだけで、失敗のリスクをぐっと減らせるはずです。 

"「サポート校」だけでは高卒資格は取れない"は語弊がある

通信制高校・サポート校について調べていると、「サポート校だけでは高卒資格は取れないので注意」という説明をよく目にします。 

確かにサポート校は学校教育法上の「学校」(一条校)ではないため、その表現自体は間違いではありません。しかし、この言葉だけが独り歩きすると、少し誤解を招いてしまうように感じています。 

というのも、サポート校は、提携している通信制高校とセットでなければ運営できない仕組みになっているからです。 

そのため、サポート校に入学する時点で、通常はその提携先の通信制高校にも同時に入学することになります。つまり、サポート校に入れば基本的には高校卒業も目指せるように設計されている、というのが実際のところです。 

枠組みとしては「私塾」に近い立ち位置ですが、実際に通う学生たちの感覚としては、所属している意識が強いのはサポート校の方であることも多いものです。 

「サポート校だけでは卒業できない」と身構えて選択肢から外してしまうのは、少しもったいないかもしれません。 

通信制高校だけを比較対象にしている方もいらっしゃいますが、手厚いサポートを求めるのであれば、 「レポート主体の通信制高校+サポート校」 という組み合わせも、ぜひ選択肢に加えてみてください。 

結果として、より広い選択肢の中から、お子さんにとって理想的な高校生活を検討できるようになるはずです。 

見学や説明会で確認すべきことの見落とし

せっかく学校見学に行っても、校舎の綺麗さやパンフレットの印象だけで決めてしまうのは危険です。本当に見るべきは、そこにいる「人」と「空気」です。 

学生たちは生き生きとした表情をしていますか? 先生方は学生一人ひとりに向き合おうとしていますか? 質問に対して、誠実に、具体的に答えてくれますか? その学校の「素顔」を見ることを意識してください。 

特におすすめしたいのが、在校生と自由に話せる機会があるかどうかを確認することです。説明会の中には、在校生が登壇して用意したプレゼンを行い、それに対する質疑応答だけを受け付ける、という形式のものもあります。 

もちろんそれも参考にはなりますが、できれば、テーブルごとに在校生と分かれて、ざっくばらんに何でも話せるような場があると理想的です。 

なぜなら、学校が在校生に自由な発言を任せられるということ自体が、その学校の透明性や、学生への信頼の厚さを物語っているからです。在校生がどんな表情で、どんな言葉で学校のことを語るのか。 

そこには、パンフレットには決して載らないリアルな姿が映し出されています。「座談会の学生さんは、どうやって選んでいるのですか?」と尋ねてみるのも一つの手です。 

指名ではなく立候補(挙手制)で集まっているという答えが返ってきたら、それだけ学校生活に前向きな学生が多い、という良いサインだと考えていいでしょう。 

具体的なサポート体制の「質」の確認

どの学校も、「一人ひとりに寄り添ってサポートします」とパンフレットには記載しています。しかし、実際にどのような体制で、どのような人たちが、どれくらい支援してくれるかには、大きな差があります。 

通信制高校では、全日制の学校よりも先生一人あたりが見る学生の数が多いことが一般的です。そのため、「手厚いサポート」とうたっていても、実際には数ヶ月に一度しか面談の機会がない、ということも起こり得ます。 

どのくらいの人数に対して、どのような支援体制を敷いているのか、そしてどんな人たちが学生さんを支えてくれるのか。 

ここはしっかりと確認しておきましょう。 

確認するときのコツは、「サポートします」という言葉を、具体的な仕組みに翻訳してもらうことです。たとえば、次のような点を尋ねてみてください。 

  • 学生一人につき、定期的に話す機会(面談や1on1など)は、どのくらいの頻度であるのか
  • 学習で分からないことがあったとき、その場ですぐに質問できる相手がいるのか
  • 担当の先生以外にも、相談できる大人を選べるのか(複数で支える体制か)
  • 普段の連絡や質問は、どのような手段でやり取りするのか 

「サポートが手厚い」という印象だけで判断せず、その中身の「質」と「頻度」、そして「誰が関わるのか」まで踏み込んで確認することが、ミスマッチを防ぐ何よりの近道です。 

カリキュラム内容と本人の希望・学力とのミスマッチ

「プログラミングが学べるから」という理由だけで入学したものの、授業のレベルが高すぎてついていけず、結局休みがちになってしまった……。これは、とても悲しいミスマッチです。 

そのカリキュラムが、お子さんの現在の学力や興味のレベルに合っているかどうか、体験授業などを通してしっかり見極める必要があります。 

また、やりたいことは、学校に入ってから見つかることも多いものです。 

入学時点では明確な目標がなくても、授業や活動を通じて「これをやってみたい」という気持ちが芽生えてくるお子さんもたくさんいます。 

だからこそ、入学後に興味や状況が変わったとき、受けるカリキュラムやコースを柔軟に変更できるかどうかも、大事なチェックポイントになります。 

口コミや評判だけで判断してしまうリスク

インターネット上の口コミは参考にはなりますが、それが全てではありません。ある人にとっては最高の学校が、別の人にとっては合わない、ということはよくあります。 

また、評判はあくまで他人の主観的な評価です。大切なのは、お子さん自身がどう感じるか、保護者様がどう感じるかです。 

最後は自分の目で確かめるということを、どうか忘れないでください。 

特に近年は、通信制高校に通う学生数が全国的に大きく増え、なかには一学年だけで一万人を超えるような大規模な学校もあります。 

「人数が多くて評判もいいから安心」と思って選んだものの、人気の活動やイベントへの参加が抽選になっていて、「思っていたような経験ができなかった」というケースも実際にあります。 

規模の大きさや知名度、口コミの数だけで判断せず、「お子さんが本当にやりたいことが、その学校で確実にできるのか」という視点で、ご自身の目で確かめることが大切です。 

自分にあった通信制高校・サポート校がわかる個別相談会のお誘い

ここまで、通信制高校・サポート校の選び方について、本当に大切なポイントをお伝えしてきました。 

この記事を読んで、選び方は理解できたけれど、 「うちの子の場合は、具体的にどう考えればいいんだろう?」 「この記事を書いた人に、直接相談してみたい」 そう感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。 

HR高等学院の個別相談会は、何を相談していただいても大丈夫です。 

「まだ通信制に行くと決めたわけではない」「何を聞けばいいのかも分からない」そのような状態でのご参加も大歓迎です。 

実際、「子どもがまだ部屋から出てこられない段階で、これから先どうすればいいか分からない」という保護者の方のご相談をお受けすることも少なくありません。 

HR高等学院を第一に考えていただいているかどうかにかかわらず、今のお気持ちや状況をうかがいながら、一緒に頭の中を整理するお手伝いができればと思っています。 

少しでも気になる方は、ぜひ一度、私たちが開催している説明会授業見学、もしくは個別相談会にお越しください。

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この記事の著者
根岸 律葵
根岸 律葵
HR高等学院 探究コーチ
HR高等学院の運営メンバーとして、進路指導、英語×探究×PBLプログラムの設計、留学・体験プログラム開発、AI活用・システム連携のなどを手掛ける。 新卒で製薬会社の営業を経験後、14年間の専業主婦期間を過ごす。主婦業の傍ら、非常勤講師として長年進路指導に携わり、「文系からの理転」で理系の大学院へ進学。文部科学省での勤務も経験する。コロナ禍を機に「社会との繋がり」を再定義し、コンサルティング会社での営業支援を経て、教育への情熱から角川ドワンゴ学園(N高・S高・R高)へ。プレイヤーからマネジメントまでを経験し、その傍ら研究を続け、博士(医学)を取得。その後、グロービスでの経験を経て、「自分が本当に関わりたいのは高校生たちだ」という原点に立ち返り、現在はHR高等学院にて、生徒一人ひとりのキャリアに真摯に向き合っている。
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