静岡県に所在地がある通信制高校は8校で、内訳は公立が1校(静岡県立静岡中央高校)、私立が7校(飛鳥未来きずな高等学校、中京学院大学附属中京高等学校、つくば開成高等学校など)です。
通信制高校といっても、学費や学習内容、教育方針は学校ごとに異なります。たとえば、静岡県立静岡中央高校は県内で唯一の公立の通信制高校で、私立と比べて学費が安い点が大きな特徴。一方、私立のキラリ高校は公立と比べて学費は高めですが、録画授業に力を入れており、自分のペースで学べると評判です。
文部科学省が2024年8月に発表した「学校基本調査」によると、2024年度の通信制高校の生徒数は約29万人で、2014年度の1.7倍に増加。不登校や社会人の学び直し、仕事と学業の両立など、通信制高校とサポート校(※)への注目は年々高まっています。
そこで本記事では、静岡県で人気のある通信制高校・サポート校を比較し、それぞれの学校の特徴や選び方のポイントをまとめました。静岡県で「子どもに合った学校を探している」という保護者の方も、ぜひ参考にしてください。
※生徒たちが学習や生活のサポートを受けられる教育機関
静岡県の通信制高校・通信制サポート校
静岡県に所在のある通信制高校は公立と私立を合わせると、8校です。
【公立通信制高校】
- 静岡県立静岡中央高校
【私立通信制高校】
- 飛鳥未来きずな高等学校
- 中京学院大学附属中京高等学校
- つくば開成高等学校(静岡・沼津校)
- ヒューマンキャンパス高等学校
- クラーク記念国際高等学校
- 第一学院高等学校
- キラリ高等学校
(編集部調べ・2025年6月時点)
静岡県の通信制高校の5つのタイプ
静岡県には8校の通信制高校があり、大きく以下の5タイプに分けられます。
- 働くためのスキルが身につく
- 卒業率が高い
- 大学進学サポートが充実
- メンタルサポートが充実
- 公立
子どもと保護者の双方が納得できる通信制高校を選ぶためには、まず静岡県にどのような学校があるのか、その特徴を把握しておくことが大切です。
働くためのスキルが身につく
静岡県で通える通信制高校のなかには、高校卒業資格の取得に加えて、就職に役立つスキルを身につけられる学校も多くあります。
たとえば「HR高等学院」では、「次世代の学び」をテーマに、100以上のセッションを提供。新規事業の創出やものづくりを体験しながら、社会に出た後に役立つスキルや実践力を養えます。
そのほか、お菓子作りやメイクなど、自分の興味・関心に応じた専門的な学びができる学校も多数あり、将来の可能性を広げることができます。
卒業率が高い
静岡県には、卒業率の高い通信制高校が多数あります。たとえば「トライ式高等学院」は、卒業率99.2%という実績を公表しています。
このような卒業率の高い学校は、学習面のサポートだけでなく、生活面やメンタル面でも丁寧な支援体制を整えていることが多いです。
「中学時代に不登校だったため、きちんと単位が取れるか不安」「仕事と学業の両立ができるか不安」といった不安を抱えている方は、卒業率も学校選びの1つの指標にすると良いでしょう。
大学進学サポートが充実
大学進学を目指して通信制高校に通いたい場合は、進学支援が充実している学校を選ぶことが重要です。
たとえば、秀英予備校が運営する「秀英NEO高等学院」は、大手予備校のノウハウを活かした進学サポートが強みです。
一方で、通信制高校のなかには大学進学よりも生徒の個性を伸ばすことを重視したり、中学内容の基礎から丁寧に学び直す方針をとっていたりする学校もあります。こうした学校は、大学進学サポートがそこまで手厚くないことも多いです。
そのため、大学進学を希望する場合は、事前に各校の進学サポート体制やカリキュラムの内容をしっかり確認しておくことが大切です。
メンタルサポートが充実
通信制高校では、メンタルサポートの充実度も重要なポイントです。特に、家庭環境や進路、人間関係などで悩みを抱えている場合、学習以外の面でも気軽に相談できる環境があると安心です。
たとえば「クラーク記念国際高等学校」では、すべての教員が「学習心理支援カウンセラー」の資格を取得。生徒の心理面・学習面の両方に丁寧に寄り添っており、不安の強い生徒でも、安心して学校生活を送れるような環境づくりに力を入れています。
公立
通信制高校にかかる費用を抑えたい場合は、公立校を選ぶのも一つの方法です。
私立の場合、入学金として数万円かかることが一般的ですが、公立であれば500円前後に抑えられることもあります。
さらに、下記のように「就学支援金」などの制度を活用すれば、公立校の授業料はほとんど無償になることもあります。
毎年の学費や教材費が高くなると、人によっては卒業すること自体が難しくなります。そのため、経済的な不安がある方は、公立の通信制高校を視野に入れるのがおすすめです。
静岡県で人気のおすすめ通信制高校・サポート校比較一覧
静岡県のおすすめ通信制高校・サポート校(働くためのスキルが身につく)
HR高等学院
- 熱意をもって働く大人を育てるための通信制サポート校
- 「人生を面白く生きる自信」をつかめるよう、全力で伴走
- 社会の第一線で活躍する大人が将来のキャリアを本気でサポート
特徴
HR高等学院は、実社会で活躍する「実践者」から学び、社会とつながりながら成長できる通信制サポート校です。「先生」ではなく、さまざまな分野で活躍する「大人」たちが、学びの伴走者として1対1で生徒に寄り添い、一人ひとりと真正面から向き合います。
提携校である鹿島山北高等学校の学習と並行して、HR高等学院独自のカリキュラムを受講できます。独自のカリキュラムには、企業連携による課題解決型学習(PBL)や、第一線で活躍するプロフェッショナルによる講義などがあり、実践的に学べるのが特徴です。
例えばPBLではdocomo、LOTTE、CHINTAI、mixiなど、日本を代表する名だたる企業とタッグを組み、社会とつながる学びを提供し、総合型選抜による大学進学や海外大学進学も実現します。
オンラインと通学を組み合わせた、ハイブリッド型学習環境もHR高等学院の魅力です。オンラインでの講義は従来的なビデオ授業ではなく、バーチャル空間でのリアルタイム対話やグループワークを重視したものです。生徒は自宅にいながら、渋谷などの拠点で直接学ぶのと同じ体験を得られます。もちろん、オフラインでの交流も可能です。
このように、HR高等学院の強みは、ビジネス、プログラミング、デザインなどの「各分野のプロフェッショナル」から直接学べる点で、他校と一線を画しています。
社会人コーチによる講義や月2回の1on1(個別指導)を通して、自身の興味関心を深め、将来のキャリアをデザインしていけます。
評判・口コミ
- 生徒一人ひとりに寄り添い、細やかに誠実に対応してくれる。
- 4月開校なのでまだ準備中だが、不登校だった子がこの学校に通うことにワクワクし、目を輝かせていることに驚きを感じる。
- 単なる知識の詰め込みではなく、社会で真に活用できる実践的なスキルを学べる点に期待。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
飛鳥未来きずな高等学校
- 北海道から九州までキャンパスがあり、全国で通学可能
- 普段の授業に加えて、好みに応じて選べるコースが豊富
- 自分のペース・頻度で通学が可能
評判・口コミ
【良い口コミ】
- スクーリングの日数が少なく負担が少ない
- 先生がこまめに声掛けしてくれて、話がしやすい
- 不登校や起立性調節障害などにも理解のある先生が多い
【悪い口コミ】
- 大学受験向けの対策は、学校だけの勉強では物足りなく感じることがある
参考:比べる・選べる・決められるズバット通信制高校比較「飛鳥未来きずな高等学校の口コミ・評判」
特徴
飛鳥未来きずな高等学校は、北海道から福岡まで全国に12のキャンパスを展開する通信制高校です。
高校の卒業資格取得に加えて、メイク・ネイル・イラスト・クッキング・お菓子作りなど、自分の興味に合わせて自由にコースを選択できるのが特徴です。美容師免許の取得を目指せる「美容師免許取得コース」もあり、実践的なスキルを学べます。
なお、通学スタイルは大きく以下の3種類から選べます。
- ベーシックスタイル:週1日以上の登校で自分のペースで通える
- スタンダードスタイル:週1回のホームルーム参加が基本で、学習は自宅中心
- ネットスタイル:オンラインで好きな時間に学習可能
そのほか、心理支援などのメンタルサポート体制も充実しており、専門知識を持つ先生が悩みに寄り添ってくれるのが特徴。さらに、姉妹校へ進学する際には、選考料2万円+授業料10万円の計12万円が免除される制度もあります。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
中京学院大学附属中京高等学校
- 年間約20日程度の登校で卒業できる
- 大学進学など、目的別のサポート校を利用できる
- 系列大学への進学が優遇される
評判・口コミ
【良い口コミ】
- 交友関係に不安を抱えていたが、多数のイベントがあったのですぐに友達ができた
- 先生たちはフレンドリーで優しい。学校生活や進路について親身に相談に乗ってくれる
- 勉強だけでなく、将来の夢のために時間を割くことができる
【悪い口コミ】
- 私立なので学費が決して安いわけではない
参考:中京高等学校通信制サイト「私と出会う中京」
参考:みんなの通信制高校情報「中京学院大学附属中京高等学校の口コミ・評判」
特徴
中京学院大学附属中京高等学校は、スポーツや文化活動を大切にしながら、高校卒業資格の取得を目指せる通信制高校です。「プロスポーツ選手になりたい」「通学が苦手」といった多様なニーズに応える学びの場を提供しています。
コースは、以下の通り2つに分かれています。
- 本科生コース:サポート校を利用せず、年2回の集中スクーリングや試験、イベント授業など、年間約20日の登校で卒業が可能
- サポート校コース:週1〜5日通学しながら、不登校・成績向上・大学受験など目的別の支援を受けられる
また、eスポーツ部など、生徒の希望に応じた部活動やサークルも充実しており、学びながら交流を広げることができます。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
静岡県のおすすめ通信制高校・サポート校(卒業率が高い)
つくば開成高等学校(静岡・沼津校)
- 生徒一人ひとりの気持ちや状況に寄り添う個別対応教育
- 自分のペースで通える自由クラスあり
- 豊富な選択肢から自分の興味に合った科目を選択可能
評判・口コミ
【良い口コミ】
- 高校生活を通して自分の「好き」に気づき、一生の仕事に出会えた
- 自由な校風で、自分で考えて行動する力が身についた
- 自分から勉強をするスタイルを身につけ、それが大学生活でも役立っている
【悪い口コミ】
- 個性がある子が多く、性格が合う生徒もいれば、合わない生徒もいる
参考:学校法人つくば開成学園 つくば開成高等学校「活躍する卒業生」
参考:みんなの通信制高校情報「つくば開成高等学校の口コミ・評判」
特徴
つくば開成高等学校は、全国に複数の校舎を展開している通信制高校です。静岡県には、静岡校・沼津校のほか、3つの学習支援施設(わかば高等学院、アルファー高等部、虹華高等学園)があります。
生徒一人ひとりの状況や気持ちに寄り添う「個別対応教育」が特徴で、単に卒業資格を取得するだけでなく、個性や可能性を引き出す教育を重視しています。
選択できる科目は、企業・業界研究、TOEIC、秘書能力検定、大学受験対策などの基本の16科目。それに加えて、興味・関心に応じて自由に科目を選択可能です。資格取得や検定対策の支援も充実しています。
また、農業や大工といった実体験型の授業、ボランティア活動など、社会との接点を持ちながら学べる環境も整っています。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
ヒューマンキャンパス高等学校
- 自分に合った学習方法や通学スタイルを選べる
- 40以上の学習分野から「好き」や「なりたい」を発見できる
- 進路サポートが充実している
評判・口コミ
【良い口コミ】
- 夢を叶えられる環境が整っていて、毎日の授業が楽しい
- 友人との学校生活や先生との会話など、たくさんの思い出ができた
- 自分の好きなことを思い切り勉強できる。毎日充実している
【悪い口コミ】
- 先生によって指導スタイルに差があり、合わないと感じることもある
参考:ヒューマンキャンパス高等学校「【静岡駅前】ゲーム・アニメ・プログラミングコース 卒業生インタビュー☆」
参考:ヒューマンキャンパス高等学校「フルマラソンに挑戦!小川さん」
参考:ヒューマンキャンパス高等学校「技能五輪全国大会 銀賞受賞 阿部さん」
参考:みんなの通信制高校情報「ヒューマンキャンパス高等学校の口コミ・評判」
特徴
ヒューマンキャンパス高等学校は、生徒一人ひとりの目的やスタイルに合わせて学べる通信制高校です。専門コース・専門チャレンジコース・通学コース・一般通信コースの4種類から、自分に合ったコースを選べます。
たとえばオンライン中心の「一般通信コース」では、年間10回ほどの通学で卒業を目指せるなど、柔軟な通学スタイルが特徴です。
また、40以上の学習分野・100種類以上の職種に対応した専門的な学びができるのも魅力。声優、タレント、eスポーツ、K-POP、ゲーム・アニメ、メイク・美容など、幅広い分野から興味のある分野を選んで学べます。
さらに、オンライン文化祭「ナナイロフェス」など、全国の生徒同士がつながれるイベントも開催されています。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
静岡県のおすすめ通信制高校・サポート校(進学サポートが充実)
クラーク記念国際高等学校
- 生徒が自分で先生を選べる「パーソナルティーチャー制度」を採用している
- 週5日通学・スマートスタディ・単位修得の3つから学び方を選べる
- 英検合格や独自の留学プログラムなど、国際教育に力を入れている
評判・口コミ
【良い口コミ】
- 人前で話すことが苦手だったが、学内活動を通して自信を得られるようになった
- 担任はもちろん、いろいろな先生が受験の支援をしてくれる
- 周囲と協調する力やリーダーシップを身につける機会が多くあった
【悪い口コミ】
- 先生によって授業の進度が異なるため、やりづらく感じる場合がある
参考:クラーク記念国際高等学校「静岡キャンパスの卒業生メッセージ」
参考:みんなの通信制高校情報「クラーク記念国際高等学校の口コミ・評判 静岡キャンパス」
特徴
クラーク記念国際高等学校は、「生徒一人ひとりの夢の実現」を掲げる通信制高校です。それぞれの生徒が自分のペースで学べるよう、以下の通りさまざまな学びのスタイルが用意されています。
- 週5日通学
- スマートスタディ(オンライン+通学のハイブリッド型)
- 単位修得(自学自習中心で卒業を目指すスタイル)
さらに、生徒が自分で担当の先生を選べる「パーソナルティーチャー制度」や、生徒同士が助け合う「ピアアシスタント制度」など、サポート体制もユニークで手厚いです。
また、教師全員が「学習心理支援カウンセラー」の資格を持っており、学習だけでなく心のケアも含めて支援しています。英検対策や留学プログラムなど、国際教育に力を入れている点も特徴の1つです。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
秀英NEO高等学院
- 総合学習塾として長い歴史を持つ秀英予備校のサポート校
- 大学進学を目指す通信制高校の生徒を徹底サポート
- 柔軟な通学スタイルと手厚い指導
評判・口コミ
秀英NEO高等学院にはまだ口コミが多く集まっていません。しかし、同学校の公式ブログなどから、以下のような点がうかがえます。
- 生徒が不登校になった時期など、個別の状況に合わせた教育を実施している
- 料理や陶芸など、生徒同士が交流できるイベントが充実している
- 秀英予備校大学受験部のノウハウを活かした受験対策・進路サポートをしている
特徴
秀英NEO高等学院は、大手進学塾「秀英予備校」が運営する通信制高校サポート校です。大学進学を目指す生徒の学力向上に特化したサポートを提供しています。
コースは、以下の通りです。
- 進学科:志望大学に合格するための入試対策を実施
- 普通科:基礎学力をしっかり身につけるカリキュラムを提供
40年以上の歴史を持つ学習塾のノウハウを活かした学習支援が受けられ、入試対策に強みがあります。
また、通学日数や学習ペースも調整できるほか、学力診断・進路指導・学習支援・受験情報の提供・担任によるフォローなど、一人ひとりの状況に寄り添ったサポートが充実しています。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
静岡県のおすすめ通信制高校・サポート校(メンタルサポートが充実)
トライ式高等学院
- 「家庭教師のトライ」のノウハウを活かした個別指導
- 生徒一人ひとりに合った時間割や受講スタイル
- 参加自由なサークル活動や部活動が充実
評判・口コミ
【良い口コミ】
- もともとは人に会いたくない性格だったが、それが変わった
- 林間学校などのイベントを通して人との接し方を学ぶことができた
- 好きな時間・タイミングに自分のペースで学習できる
【悪い口コミ】
- 授業にさえ出れば単位がもらえるわけではないので、自分で提出期限を守るなど、自己管理能力が求められる
参考:トライ式高等学院 静岡 静岡校ブログ記事「転校生にインタビュー ~生徒会ブログvol.18~」
参考:トライ式高等学院 静岡 静岡校ブログ記事「「林間学校 参加者インタビュー パート1」~生徒会ブログ vol.3~」
参考:比べる・選べる・決められるズバット通信制高校比較「トライ式高等学院の口コミ・評判」
特徴
トライ式高等学院は、大手家庭教師サービス「家庭教師のトライ」のノウハウを活かしたサポート校です。大学進学を目指す「特進科」と、専門学校や就職を目指す「普通科」があり、生徒の将来に合わせた選択が可能です。
医学部や難関大学を目指す専門チームも在籍しており、通信制高校・サポート校のなかでも高い進学実績を誇ります。
一人ひとりに担任が付き、学習プランや登校スタイルはすべて個別に提案。「まずは勉強に自信をつけたい」「高い目標に挑戦したい」といった希望に応じて、柔軟に対応してくれます。
プロのカウンセラーも在籍しており、学習や生活の悩み、将来への不安なども安心して相談できます。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
第一学院高等学校
- 学力だけでなく、生徒たちのマインドも育てる教育方針
- 生徒一人ひとりの理解度に合わせた学習サポート
- 芸能コースやスポーツコースなど興味に応じた多彩なコース
評判・口コミ
【良い口コミ】
- 先生たちは勉強だけでなく、仕事の話も聞いてくれて頼りになる
- 生徒がやりたいことを力強くサポートしつつ、見守ってもくれる
- 地域を巻き込んだ活動など、全日制ではできない経験ができた
【悪い口コミ】
- 自学自習が中心なので、自己管理が苦手な人には最初きつく感じる
参考:第一学院高等学校「ねおさん」
参考:第一学院高等学校「木村 香菜さん」
参考:第一学院高等学校「内藤 大翔さん」
参考:比べる・選べる・決められるズバット通信制高校比較「第一学院高等学校の口コミ・評判」
特徴
第一学院高等学校は、生徒一人ひとりの理解度に合わせた学習支援を行う通信制高校です。大学進学に向けたサポートはもちろん、中学レベルの復習にも対応しています。
学力だけでなく、前向きに成長する力を育てる「プラスサイクル指導」を導入。また、「デジタル自分未来史ファイル」によって、自己成長の可視化にも力を入れています。
さらに、能楽師やアニメーション作家など、多彩な分野のプロフェッショナルから話を聞ける機会も豊富に用意されており、キャリア形成をリアルにイメージできるのも魅力です。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
キラリ高等学校
- メディアを活用した学習が充実している
- 中学の基礎から学び直しができる
- 先生との距離が近く、進路指導・キャリア相談も充実している
特徴
キラリ高等学校は、生徒一人ひとりの個性を尊重し、社会で活躍できる素養を育てることを目指す通信制高校です。「通学タイプ」と「通信タイプ」の2種類の学習スタイルがあり、さらに通学タイプの中には「週3日通学」「週5日通学」など複数の選択肢があります。
また、担任制が導入されており、勉強・進路・日常生活の悩みにも丁寧に寄り添ってくれる点も特徴。
NHKのテレビ・ラジオ番組や録画配信授業を活用したメディア学習が豊富で、通学が不安な生徒でも安心して学習を進めることが可能です。
評判・口コミ
【良い口コミ】
- 資格取得のサポートをしてもらい、取得したことで自信を持てるようになった
- 仕事をしながら夢を追いかけている生徒も多く、切磋琢磨できた
- 明るく話しやすい先生が多く、気軽に相談できる
【悪い口コミ】
- 忙しい時期は先生の手が回っていないように感じた
参考:キラリ高等学校「キラリでほんと良かった。」
参考:みんなの通信制高校情報「キラリ高等学校 口コミ」
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
静岡県のおすすめ通信制高校・サポート校(公立)
静岡県立静岡中央高校
- 静岡県内で唯一の公立の通信制高校
- ICTツールを活用した安心の学習環境
- 多様な個性を支える「自校通級」制度
評判・口コミ
静岡県立静岡中央高校にはまだ口コミが多く集まっていません。しかし、文部科学省が運営するメディア「マナビカエル」の情報などから、以下のような点がうかがえます。
- 不登校や病気による長期欠席など多様な生徒に合った学びの場を提供している
- 自学自習を基本にしつつ、生徒に伴走する姿勢を徹底している
- 大学生や地域の人と関わる機会を通してコミュニケーション能力を育てている
参考:マナビカエル「多部制定時制・通信制併置で多様な生徒を支援する静岡県立静岡中央高等学校」
特徴
静岡県立静岡中央高校は、静岡県内で唯一の公立通信制高校です。中央・東部・西部の3つのキャンパスがあり、県内の幅広い地域から通いやすくなっています。
最大の特長は「自校通級」の設置。特別な支援が必要な生徒が校内の指導教室で個別にサポートを受けられる制度で、多様な学びのニーズに対応しています。
また、会話が苦手な生徒や自己表現が苦手な生徒にも配慮し、スクーリングではICTツールを活用した学習が取り入れられています。さらに、学習習慣が身についていない生徒にも、丁寧なサポートを行っています。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
静岡県の通信制高校・サポート校の選び方
静岡県にはさまざまな通信制高校やサポート校があり、「どの学校を選べばいいのかわからない」と迷ってしまう方も少なくありません。
そこでここでは、学校選びで後悔しないための4つのステップをご紹介します。子どもに合った学校を見つける参考にしてください。
子ども(生徒)の性格・興味関心・どうなりたいかを整理する
まずは、子ども自身が「どんな大人になりたいか」「どんな分野に興味があるか」を明確にすることから始めましょう。
たとえ学校の環境や条件が整っていても、本人の目指す方向とずれていると、通学を続けるうちにモチベーションが下がってしまう可能性があります。
重要な比較軸を決める
通信制高校にはさまざまな特徴があるため、何を基準に比較するかを決めておくとスムーズに選べます。主な比較軸の例は以下の通りです。
- 学習内容(大学進学・就職・資格取得など)
- サポート体制(学習・メンタル・進路)
- 通学スタイル(全日型/週1回/オンラインなど)
- 学費
- スクーリング回数
これらをもとに、気になる学校を比較していきましょう。
大事にしたいポイントを押さえた学校を洗い出す
次は、ニーズに合った通信制高校を洗い出す作業を行います。その際、通信制高校を選ぶ際に大事にしたいポイントを押さえるのがコツです。
たとえば「授業料が〇〇万円以下で済む学校」や「大学受験対策に特化した学校」など、重視している項目で学校を絞り込みます。
公式サイトだけではその学校の深い部分までは分からないことも多いので、気になる通信制高校の資料を取り寄せたり、問い合わせをしたりするのも良いでしょう。
説明会・体験会に参加する
気になる学校が見つかったら、実際に説明会や体験会に参加してみましょう。
現地で先生と話したり、生徒の雰囲気を見たりすることで、子どもに合うかどうかを肌で感じることができます。
子どもが「この学校に通いたい」と思えたら、前向きに出願を検討しましょう。
通信制高校に関するよくある質問
以下に、通信制高校に関するよくある質問をまとめました。多くの方が抱く疑問にQ&A形式で答えているので、ぜひ参考にしてみてください。
公立と私立のどちらがいいですか?
公立と私立はそれぞれ特徴があるため、一概にどちらが良いとは言えません。
たとえば公立は学費が安く、経済的な負担が少ない点が特徴。また、基本的な学習支援が中心であることも多いです。一方、私立は学費は高めですが、専門的な学習や進路サポート、個別支援が充実している場合が多いです。
「学費を抑えたい」「卒業が最優先」という場合は公立、「進学・就職に向けたサポートが欲しい」「学びたい分野がある」という場合は私立が向いている可能性が高いでしょう。
通信制高校の学費が高すぎるのですが…?
学費負担を軽減できる制度として、「高等学校等就学支援金」があります。これは授業料の一部を国が負担する制度で、返済の必要はありません。通信制高校では「1単位ごと」に支給される仕組みです。目安は以下の通りです。
- 年収約590万円未満:授業料がほぼ無償になる場合もあり
- 年収約910万円以上:対象外になる可能性あり
制度の詳細は学校や自治体に確認してみましょう。
通信制サポート校とは何ですか?
通信制サポート校とは、通信制高校に通う生徒を以下のような面で支援するための教育機関です。
- 学習サポート(レポート指導・試験対策)
- スクーリング対応
- メンタルサポート
- キャリア指導 など
通信制高校と提携して、生徒の卒業・進学・社会参加を後押しします。
また、イラスト・プログラミング・美容・声優など、専門スキルを学べるコースがあるのも魅力。将来のキャリアにつながる学びを得られる場所でもあります。
なお、サポート校に通うことで高卒資格が得られるわけではありません。
静岡県の通信制高校をお探しの方へ
通信制高校選びで迷った際は、まず通学する本人、つまり子どもの気持ちを大切にすることを第一に考えましょう。学習面や生活面に不安がある場合には、通信制サポート校の利用も一つの選択肢として検討することをおすすめします。
なかでもHR高等学院は、ビジネスなど実社会で活躍している各分野の専門家から学べるサポート校です。「一般的な「先生と生徒」の関係ではなく、多様な分野で実績を持つ大人たちが、生徒一人ひとりの学びのパートナーとして伴走しながら支援を行います。
このような特徴に加えて、HR高等学院にはほかでは得られない学びや進路支援の仕組みも用意されています。
たとえば、同校では「失敗を恐れず挑戦できる環境づくり」に力を入れており、失敗そのものを前向きに評価。不登校の経験を持つ生徒も、自信と自己肯定感を取り戻すことが可能です。社会で活躍できる力を養えるよう、経験豊富な大人たちが丁寧に寄り添いながら全面的にサポートしています。
進路に関しても、国内大学進学はもちろん、HR高等学院には71枠の海外大学推薦制度があります。世界大学ランキングで上位に入るシドニー大学など、世界的に評価の高い大学への進学を目指せます。海外出願のための個別相談や、留学経験豊富な社会人講師からの実践的なアドバイスも受けられるため、生徒は国際的な視野を広げながら自分の未来を具体的に描けるようになります。
HR高等学院は、特に以下のような思いを抱く子どもや保護者の方には、特におすすめしたい学校です。。
- 自分らしさを認めてくれる場所がほしい
- 能力はあるのに、従来の学校にはなじめなかった
- やりたいことを見つけて、充実した学校生活を送りたい
- 社会で生き抜く力を身につけてほしい
通信制高校やサポート校選びで悩んでいる方は、ぜひ一度HR高等学院の説明会や個別相談に参加してみてください。学校の特色だけでなく、通信制高校の仕組みや選び方、子どもの進路についてまで、どんな質問にも丁寧に、誠実にお答えいたします。