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通信制高校の学校生活
2025.11.08

通信制高校は青春できない?部活や体育祭などはあるの?元通信制の学生が解説

この記事の著者
篠原 佑介
篠原 佑介
目次
  1. 通信制高校で青春はできないのか?青春がしにくいと言われる理由
  2. 全日制高校と通信制高校の青春の違い
  3. 通信制高校でも青春をする方法
  4. まとめ

「通信制高校では全日制高校に比べて思い描く青春はできなさそう」
「全日制の高校に比べて通信制高校は文化祭や体育祭など行事がなくてつまらなさそう」
「通信制に行く人はつまらなそう」
そんなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
確かに全日制高校と比べると毎日通学するわけではなく、行事の数も少ないことが多いです。しかし実際には、通信制高校でも部活や文化祭があり、キャンパスごとに仲間と過ごす時間を楽しんだりと青春はたくさんできます。
この記事では、元通信制高校生の体験をもとに全日制高校と通信制高校の青春の違いをわかりやすく解説していきます。

通信制高校で青春はできないのか?青春がしにくいと言われる理由

全日制の高校より通信制高校は部活、恋愛、行事などが少なく思い描いてた青春はできないと言われることが多いです。なぜ通信制高校では青春があまりできないと言われているのか理由を3つ紹介します。

①通信制高校の特徴

通信制高校が全日制高校に比べて青春がしにくいと言われている理由として通信制高校の仕組みが関係しています。
全日制高校は毎日通学して高校生活の大半は他の生徒と一緒にいるのに比べて通信制高校は登校日や投稿日数も生徒自身で決められます。 授業は基本自宅でオンライン授業を受講するカリキュラムであるため、他の生徒と一緒にいる時間が短く、自ずと青春ができる時間が減ってしまいます。
このように全日制高校と比べて通信制高校は対面で且つ大人数が会うことがないのでそもそも青春がしにくいです。

②文化祭や体育祭などのイベントがない

通信制高校では、全日制のように文化祭や体育祭といった「みんなで盛り上がる学校行事」がほとんどありません。

たとえば文化祭でクラスの出し物を決めて、みんなで買い出しに行ったり、夜遅くまで準備する「クラスで一緒に頑張って形にする時間」こそ、青春の思い出として残るものですが、通信制ではそういった機会が少ないです。

また体育祭で、リレーや応援合戦で男子がクラスメイトから「キャーキャー」言われるような場面もありません。またクラスを跨いで普段は話さない子と仲良くなるきっかけも少なく、イベントを通じた一体感を味わいにくいのが現状です。

こういった男女やクラスメイトで何かを作成したり目指したりする文化祭や体育祭などの大人数でのイベント行事が少ないのも特徴です。

③部活動が多くない

通信制高校は部活自体はありますが、全日制高校と比べるとサッカーや野球といった王道スポーツ系は少なく、むしろeスポーツや起業など、ネットを中心に活動する部活が多いのが特徴です。そのため「放課後に部活仲間とグラウンドで汗を流して帰りにアイス買って帰る」という青春のような時間が作りにくいです。

また、そもそも部活動に入っていない学生も多いので、同じメンバーで毎日顔を合わせるようなものも多くありません。結果として、放課後に部室に集まったり、大会に向けて一緒に練習するような時間ができにくいです。
そのため、高校生が思い浮かべるような部活を通しての青春も少ないです。

全日制高校と通信制高校の青春の違い

全日制高校・通信生高校どちらでも青春はできますが全日制と比べると通信制の青春は少し特殊で、イメージが湧きにくいと思います。
「通信制で青春ってどうやってするの?」と疑問に思っている方に向けて、全日制高校と通信制高校どちらも通っていた私が実際に経験したことを紹介していきます。

学生生活編

全日制高校

授業中に友達とこっそり動画を撮ってふざけていたら、先生に見つかって怒られたり。
毎日お弁当を一緒に食べる好きな人と席が隣になって喜んだり
放課後は仲のいい友達や好きな人と一緒に帰って、途中でサイゼリヤやマックに寄って、くだらない話で盛り上がるなど毎日学校の友達と顔を合わせて一緒にいる時間が長いからこそできる青春が全日制高校です。

通信制高校

一方で通信制では、登校日が少なく、毎日同じ友達と顔を合わせることは多くありません。
その代わりに、自分の好きなことや趣味をとことん追求できる環境があります。
たとえば、ゲームが好きな人はeスポーツの大会を目指して練習を重ねたり、音楽が好きな人はバンド活動に力を入れたり。
個人活動が多く学校の友達と一緒に何かを行うことは少ないですが学校外のコミュニティーで自分の好きなことで青春ができるのが通信制高校です。

部活編

全日制高校

放課後はグラウンドや体育館で、部活の仲間と一緒に練習して試合や大会に向けて必死に頑張る時間は青春すぎます。
ちょっとしたことで部活のメンバーと喧嘩したり、先輩に可愛がってもらったり後輩と仲良くなったり先輩後輩の絡みが出てくるのも全日制ならではですね。
練習を頑張った帰りにみんなでコンビニでアイスを買って食べたり、部活を通して一緒に切磋琢磨して馬鹿騒ぎして悔しさをみんなで感じることができるのが全日制高校の部活です。

通信制高校

通信制高校にも部活はありますが、ネットを活用した活動が中心です。
直接顔を合わせることは少なくても、オンライン上で仲間とつながり、eスポーツでチームを組んで大会を目指したり、起業に興味がある人は実際に起業している方から授業を受けたりすることもあります。
全日制高校のような「仲間と対面で汗を流す青春」とは少し違いますが、自分の好きなことに思いっきり時間を使えることが通信制高校の魅力です。

学校行事編

全日制高校

文化祭や体育祭があります。文化祭ではクラスごとに出し物を決めて、放課後みんなで飾りつけや準備をします。
そんな中「全然手伝ってくれない男子」と喧嘩するけど、そんな男子が文化祭直前になって急に頼りになったり、ギャップが見れたりして、結局、本番当日は出し物や模擬店で盛り上がり…、体育館では軽音部のライブが開かれたり…、他のクラスにいる好きな子を見に行ったり…、みたいなそんなthe青春が全日制高校では送れたりします。
他にも、体育祭では普段見ない男子がスポーツしている姿に盛り上がったり、学年やクラス事に白組や紅組などで競い合って一喜一憂して、学校全体で盛り上がってる感じのthe青春も全日制高校のイメージに合うでしょう。

通信制高校

通信制高校では全日制のような全校でやる文化祭や体育祭などはないですが、その代わりに文化祭のような「自分の好きなことを発表する場」があります。
イラストや音楽、プログラミング、動画制作など、自分の得意分野を自由に披露できるのが特徴です。
また観客には同年代だけでなく大人も多く訪れるため、自分の活動を広く知ってもらえるきっかけにもなります。
全日制のようなイメージされる青春ではないですが、自分のやりたいことを誰かに伝えて共感してもらえるのが通信制高校の文化祭です。
また学校によっては通信制高校と同じように通信制高校でも文化祭がありキャンパスごとに行われます。

通信制高校でも青春をする方法

プロジェクト型学習が課外活動を行う

通信制高校や通信制高校サポート校では、プロジェクト型学習、いわゆるPBLや課外活動の機会が豊富に用意されていることが多いです。 例えば、弊校HR高等学院ではdocomo STARTUPなどの社内新規事業創出プログラムに参加し、実際にHR校生が考えた事業を採択されたりなど、一つの目的に向かって仲間と一緒に本気で取り組む「青春」の機会が企業PBLに参加することで得られます。 私も、実際に最終プレゼンの様子などを見学させてもらいましたが、まさに笑いあり、涙ありの一つの「青春」だなと感じたことを覚えています。 世の中に新しい価値を生み出すという一つの目的に向かって、仲間と一生懸命に取り組む、これも部活とは違った一つの「青春の形」ではないでしょうか。 そこに「本気の意思」があるかどうかが、青春かそうでないかを分けるのだと私は感じています。

バイトをする

通信制高校の学生はアルバイトをしている人が多く、そこでの出会いが青春になることも多いです。 同じバイト先で長時間一緒に働くからこそ、助け合ったりして仲良くなれます。
またバイト先には高校生だけでなく大学生など先輩もいるので、年齢や立場を超えて交流でき高校生は可愛がってもらえます。

そしてバイトをしていると全日制の高校生よりもお金があるのでバイトが終わったあとにバイトをしてるのでお金は多少あるのでみんなでご飯を食べに行ったり、休みの日に遊びに出かけたり旅行ができます。
そんな 学校の友達とは違う「バイト仲間」というコミュニティができて、そこが自分の青春になることも通信制高校では多いです。

まとめ

通信制高校でも全日制高校でも、それぞれの環境で青春はできます。
毎日通学して同じ教室で友達と過ごす全日制の魅力もあれば、通信制ならではの自由度を活かしてキャンパスごとの行事やアルバイト先、趣味の場で仲間と青春ができる環境があります。

 大切なのは「青春できるかどうか」だけで学校を選ぶことではなく、自分が何を学びたいか、どんな経験をしたいかで選ぶことです。また通信制高校でも全日制高校でも友達を作ることや青春を一緒にしてくれる仲間は見つかりますので、やりたいことに合った環境を選ぶことで、深い繋がりの友達ができ高校生活はより充実したものになります。

この記事の著者
篠原 佑介
篠原 佑介
株式会RePlayceのインターン第一号。高校生2年生の頃から課外活動やビジネスコンテストなど学外での活動に参加。その経験をもとにRePlayceでは学生の課外活動の支援や、課外プログラムの伴走を行なっている。
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