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通信制高校選びのポイント
2025.07.28

私立と公立の通信制高校の違いは何?率直にどっちがいい?

目次
  1. 私立通信制高校とは?
  2. 私立と公立の通信制高校の違い
  3. 私立と公立の通信制高校ではどっちがいい?
  4. 私立通信制高校の学費を安く抑えるには?
  5. 通信制高校サポート校「HR高等学院」をご紹介
  6. 最後に

「私立と公立の通信制高校、どちらが向いているのかわからない」と悩んでいませんか?

私立と公立の通信制高校には、さまざまな違いが存在します。進路を決める際は、両者の違いを正しく理解しておかなければなりません。

本記事では、私立通信制高校と公立通信制高校の違いを詳しく解説します。学費を安く抑える方法も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

私立通信制高校とは?

私立通信制高校とは、民間の学校法人が設立・運営する通信制の高等学校です。公立の通信制高校と同様に、卒業すれば高校卒業資格を取得できます。

私立通信制高校の中には、特定の分野の才能を伸ばすことを目的とした、専門的なコースやカリキュラムを設けている学校が多い傾向にあります。また、学生一人ひとりの状況や希望に合わせた、きめ細やかなサポート体制が整えられている点も私立通信制高校の特徴です。

私立と公立の通信制高校の違い

私立と公立の通信制高校の違いは、下表のとおりです。

項目公立通信制高校私立通信制高校
学費比較的安価比較的高価
卒業率私立に比べて低い公立に比べて高い
勉強の仕方・学習方法自学自習が中心、標準的なカリキュラム多様な学習スタイル、特色あるカリキュラム
登校日数年間20~30日程度柔軟に設定可能
専門学習や総合学習限定的多様な専門コース、特色あるプログラムが多い
授業外でのサポート基本的な学習・進路サポート手厚い個別サポート

両者の違いを具体的に把握した上で、どちらが自身に合っているのかを判断しましょう。ここでは、私立と公立の通信制高校の違いを詳しく解説します。

学費

公立通信制高校では、卒業に必要な単位数をすべて取得しても、学費の総額は10万円前後に収まるケースがほとんどです。

一方、私立通信制高校の学費は、公立に比べて高額になる傾向があります。卒業に必要な学費の総額が40万円以上になる場合も少なくありません。ただし、私立通信制高校は公立より学費が高い分、学習環境やサポート体制が充実しているのが一般的です。

卒業率

通信制高校の卒業率は、公立よりも私立のほうが高い傾向にあります。両者の在籍卒業率は下表のとおりです。

公立通信制高校私立通信制高校
生徒数(平成30年5月1日時点)57,285人129,217人
平成30年度途中入学者数2,207人20,658人
平成30年度間退学者数4,669人7,526人
平成30年度間卒業者数7,982人48,301人
年度間在籍卒業率14.5%33.9%

引用:文部科学省|高等学校通信教育の現状について

なお、在籍卒業率とは、在籍生徒数全体に対する卒業者数の割合です。

両者の卒業率に差が生じる原因の一つとして、サポート体制の違いが挙げられます。

公立通信制高校では、自学自習を前提に授業が進められます。質問できる機会が限られているため、途中で挫折してしまう学生も少なくありません。

一方、私立通信制高校では、学習面でのサポートだけでなく、生活面や精神面でのケアまで手厚く行うケースが多く見られます。学生一人ひとりに寄り添った支援体制が、卒業率の高さにつながっていると考えられます。

勉強の仕方・学習方法

公立通信制高校では、標準的なカリキュラムに沿って学習が進められます。教科書とレポート課題を中心とした自学自習が前提のため、学生自身の計画性や自己管理能力が求められます。

一方、私立通信制高校では、オンライン授業やライブ配信授業など、最新のテクノロジーを取り入れた学習環境が整えられている場合も少なくありません。また、学生一人ひとりの学習計画を個別に作成し、定期的な面談を通じて進捗状況の確認や学習計画の見直しを行うなど、手厚い学習サポートを提供している私立通信制高校も存在します。

登校日数

公立通信制高校の場合、年間20日〜30日前後の登校が義務付けられています。登校日は平日の決められた曜日・時間帯に固定されているのが一般的です。

一方、私立通信制高校の場合、登校の日程や頻度を柔軟に調整できる傾向にあります。オンラインでレポートを提出できる学校も多く、登校の頻度を減らしつつ学習を進められるのは、私立通信制高校ならではの特徴でしょう。

専門学習や総合学習

公立通信制高校では、基本的に普通科の一般的なカリキュラムが中心です。専門的なコースが存在する学校でも、選択肢が限られる場合が多いでしょう。

一方、私立通信制高校では、さまざまな専門コースや特色あるカリキュラムが提供されています。業界経験者による専門的な指導を受けられるケースも多く、将来のキャリアに直結するカリキュラムで学べる点が魅力です。

授業外でのサポート

公立通信制高校では、基本的な学習サポートや進路指導は行われていますが、私立ほど専門的・個別的なサポートは充実していません。カウンセリングや特別支援も、専任スタッフではなく教員が担当するのが一般的です。

一方、私立通信制高校は学習面だけでなく、生活面や精神面でのサポートが充実しているのが特徴です。不登校経験者や発達障害のある学生など、特別な配慮が必要な学生に対する個別支援プログラムを設けている学校も多く存在します。

私立と公立の通信制高校ではどっちがいい?

私立と公立の通信制高校ではどっちがいい?

私立と公立のどちらがいいかは、個々の目的や生活スタイルにより異なります。できるだけ費用を抑えて高卒資格を得たい人には、公立通信制高校がおすすめです。学習環境やサポート体制を重視するなら、私立通信制高校がよいでしょう。

もし、「自分のやりたいことがわからない」「興味・関心がある分野を学べる学校がない」と悩んでいるのであれば、通信制高校サポート校の活用を検討しましょう。

例えば、通信制高校サポート校の「HR高等学院」では、学生一人ひとりの希望や個性に合わせた学習サポートやコーチングを提供しています。 また、通信制高校への入学にご興味のある方向けに、価値観カードや言語化ワークで楽しみながら、これからの時代に必要な「自分の軸=やりたいこと」を見つけてみるためのプログラム体験会や実際に通学している学生から直接話を聞ける学生座談会やも実施していますので、お気軽にご参加ください。

私立通信制高校の学費を安く抑えるには?

私立通信制高校の学費を安く抑えるには?

私立通信制高校の学費を安く抑える方法は、以下のとおりです。

  • 奨学金を利用する
  • 就学支援金を利用する

これらの制度を上手に活用すると、学費の負担を抑えながら、私立通信制高校で学べます。それぞれの制度について詳しく見ていきましょう。

奨学金を利用する

私立通信制高校で利用できる奨学金は、下表のとおりです。

種類対象者支給額
高校生等奨学給付金非課税世帯 生活保護受給世帯52,100円〜52,600円/年
地方自治体の奨学金 (東京都の場合)都内在住者就学支援金と合わせて最大276,000円/年
民間の奨学金 (あしなが育英会の場合)進学を希望している人30,000円/月
学校独自の奨学金要確認要確認

引用:文部科学省|高校生等への修学支援
引用:東京都生活文化局|私立都認可外通信制高等学校在学生授業料助成金
引用:あしなが育英会|奨学金を利用したい方へ

希望する学校の入学相談窓口に問い合わせ、利用可能な奨学金制度についての情報を確認しましょう。

就学支援金を利用する

就学支援金(高等学校等就学支援金)とは、一定の収入基準を満たす世帯を対象に、授業料の一部または全部を国が負担する制度です。支給額は世帯の所得に応じて異なりますが、118,800円〜297,000円に設定されています。

就学支援金は、各都道府県が独自に実施している奨学金制度と併用できる場合があります。就学支援金と地方自治体の奨学金制度を併用すると、公立通信制高校との学費差なくなるケースも少なくありません。

参考:文部科学省|私立高校授業料実質無償化リーフレット

通信制高校サポート校「HR高等学院」をご紹介

HR高等学院は従来の詰め込み型の教育ではなく、「探究・越境・共創」を掲げた独自のカリキュラムを採用している通信制高校サポート校です。

企業と連携したプロジェクト型学習や専門ゼミ、各界のトップランナーによるセッションなどを通じて、以下の能力を養います。

  • 課題解決力
  • 論理的思考力
  • コミュニケーション力

HR高等学院ではハイブリッド型の学習環境が整えられており、自宅でのオンライン学習と校舎での通学学習を自由に組み合わせできるのが特徴です。また、学生一人ひとりに寄り添う個別サポートが充実している点も本校の魅力です。

HR高等学院では、社会で活躍するさまざまな分野の指導者がコーチとして1対1でかかわり、各学生の情熱や才能を引き出すサポートを提供しています。

最後に

私立と公立の通信制高校には、さまざまな面で違いがあります。公立通信制高校は学費が安く、カリキュラムがオーソドックスな傾向にあります。一方、私立通信制高校はサポート体制が手厚く、学習スタイルを柔軟に選択できるのが特徴です。

私立通信制高校の学費を安く抑えたい場合は、奨学金制度や就学支援金制度の利用を検討しましょう。制度を上手く活用できれば、経済的な負担を大幅に軽減できます。

もし、「自分らしく学びたい」「将来の夢を見つけたい」という場合は、通信制高校サポート校への入学も検討しましょう。通信制高校サポート校のHR高等学院」は、「日本でいちばん自由で面白い学校」を目指しています。いつでも転入・編入を受け付け中です!ご興味持っていただけた方はまずは上記リンクよりHR高等学院のことを少しでも知っていただけますと嬉しいです!
説明会・オープンキャンパスはこちら!

この記事の著者
恒弘 大輔
恒弘 大輔
HR高等学院 運営責任者
早稲田大学教育学部卒。2018年に株式会社トライグループに入社。家庭教師事業・個別教室事業を中心に新規事業開発責任者、事業戦略、マーケティング、拠点拡大、採用育成など幅広く従事。累計1,000名を超える家庭の教育コンサルティングと課題解決を行う。もっと世界の様々な教育を学びたいという思いから、2023年同社を退職し教育をテーマに世界一周を行い、5大陸53カ国を旅する。各地の教育機関や学校を訪れたり、開戦直前のイスラエル/パレスチナ、アフリカの貧困など様々な国のリアルを目の当たりにする中で、「これからの世代の子どもたちに本当に必要な学びは何か」を先進国・途上国の子どもたちから学ぶ。非認知能力やキャリアへの探究心を育てる未来の教育の姿に共感し、2024年株式会社RePlayceに参画。2025年に開校したHR高等学校の立ち上げを担当。
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