通信制高校は、自分のペースで学習でき、自由な時間が多いのが特徴です。毎日学校に通う必要がないため、働きながら学びたい方や不登校経験のある方、学業以外にやりたいことがある方など、さまざまな生徒が学んでいます。
近年、不登校生が増えていることや修学支援金充実などの影響で、通信制高校への進学を検討する方が増えています。
朝日新聞によると、通信制高校への入学者数は、2024年度に約29万人と、高校生の11人に1人に上ることがわかりました。学校数も公私立あわせて303校と、2000年度113校あった学校数は約2.7倍まで増えました。教育の自由化が進み、通信制高校の生徒を支援する「サポート校」への新規参入も相次いでいます。
サポート校は、通信制高校よりさらにサポート体制が手厚かったり、既存の学校にとらわれない自由なカリキュラムを提供していたりする点が魅力です。
この記事では、熊本県で人気の通信制高校・サポート校を徹底比較。それぞれの学費や評判、各校の特徴、選び方のポイントなどを詳しく解説します。熊本県で通信制高校・サポート校を探している方、進路に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
熊本県の通信制高校
熊本県に所在のある通信制高校は公立と私立を合わせると、14校です。
【公立通信制高校】
- 熊本県立湧心館高等学校
【私立通信制高校】
- 一ツ葉高校
- 第一学院高等学校
- 志成館高等学院
- 飛鳥未来きずな高等学校
- くまもと清陵高等学校
- 勇志国際高等学校
- ヒューマンキャンパス高等学校
- 未来高等学校
- やまと高等学校
- 勇志国際高等学校
- 星槎国際高等学校
- クラーク記念国際高等学校
- 神村学園高等部
(編集部調べ・2025年3月時点)
熊本県で人気のおすすめ通信制高校・サポート校比較一覧
熊本県の通信制高校・サポート校の4つのタイプ
熊本県内には、さまざまな特徴を持つ通信制高校があり、それぞれの学校が独自の強みを持っています。たくさんの学校がある中で、お子さまの個性や置かれた状況に応じて、ベストな選択をするために、熊本県の通信制高校を4つのタイプに分類しました。それぞれの特徴を見ていきましょう。
働くためのスキルが身につく
社会に出たときに即戦力となるスキルや知識を習得できる学校です。キャリアデザインやグローバルに活躍するためのスキルなど、専門的なカリキュラムが組まれています。実践的な学習を通して、将来の仕事に役立つ力を身につけられるでしょう。
専門スキルを習得することで、就職に有利になるだけでなく、自分の可能性を広げられます。また、社会に出るための準備ができ、自信を持って卒業後の進路を選択できるでしょう。
例えばHR高等学院では、社会の第一線で活躍する「ビジネスのプロフェッショナル」が伴走者として、生徒一人ひとりと向き合います。高卒資格取得のための学習と並行して、理想のキャリアを描いたり実現したりするための、独自のカリキュラムを受講できます。
卒業率が高い
卒業率が高い学校は、生徒一人ひとりに対するサポート体制が充実しているのが特徴です。学習面だけでなく、生活面や精神面でもきめ細やかなサポートを提供し、生徒が安心して勉強できる環境を整えています。
例えばクラーク国際記念高校では、精神面のサポートが充実。生徒が自ら担任を選んだり、資格を取得した生徒がほかの生徒の悩みを聞いたり、安心して悩みを相談し、解決できる環境です。
大学進学サポートが充実
大学進学サポートが充実している学校は、進学に特化したカリキュラムや、進路指導体制が整っているのが特徴です。受験対策講座や個別指導、模擬試験など、さまざまなサポートを提供しています。
例えば一ッ葉高校では、大学・専門学校進学、就職を目指し、1年を通して定期的な情報提供とイベントを行っています。大学・専門学校進路ガイダンスでは進学アンケートの結果を基に、進学に向けた準備や大学の受験情報を提供。対面とオンラインの両方に対応しています。
公立
公立の通信制高校は、学費が比較的安いのが特徴です。私立では1万円前後する1単位当たりの授業料が、公立では500円前後に抑えられます。下記の表のように、国から授業料の支援を受けられる「就学支援金」を利用すれば、公立の授業料はほとんど無償になります。
学費を抑えたい方や、経済的な理由で進学を諦めていた方にとって、学びやすい環境です。費用面での心配がなくなることで、学習に集中できるでしょう。
熊本県のおすすめ通信制高校・サポート校(働くためのスキルが身につく)
HR高等学院
- 熱意をもって働く大人を育てるための通信制サポート校
- 「人生を面白く生きる自信」をつかめるよう、全力で伴走
- 社会の第一線で活躍する大人が将来のキャリアを本気でサポート
特徴
HR高等学院は、実社会で活躍する「実践者」から学び、社会とつながりながら成長できる通信制サポート校です。「先生」ではなく、さまざまな分野で活躍する「大人」たちが、学びの伴走者として1対1で生徒に寄り添い、一人ひとりと真正面から向き合います。
提携校である鹿島山北高等学校の学習と並行して、HR高等学院独自のカリキュラムを受講できます。独自のカリキュラムには、企業連携による課題解決型学習(PBL)や、第一線で活躍するプロフェッショナルによる講義などがあり、実践的に学べるのが特徴です。
例えばPBLではdocomo、LOTTE、CHINTAI、mixiなど、日本を代表する名だたる企業とタッグを組み、社会とつながる学びを提供し、総合型選抜による大学進学や海外大学進学も実現します。
オンラインと通学を組み合わせた、ハイブリッド型学習環境もHR高等学院の魅力です。オンラインでの講義は従来的なビデオ授業ではなく、バーチャル空間でのリアルタイム対話やグループワークを重視したものです。生徒は自宅にいながら、渋谷などの拠点で直接学ぶのと同じ体験を得られます。もちろん、オフラインでの交流も可能です。
このように、HR高等学院の強みは、ビジネス、プログラミング、デザインなどの「各領域におけるプロフェッショナル」から直接学べる点で、他校と一線を画しています。
社会人コーチによる講義や月2回の1on1(個別指導)を通して、自身の興味関心を深め、将来のキャリアをデザインしていけます。
日本を代表する企業たちと、社会につながる学び。総合型選抜による大学進学から海外大学進学まで実現
評判・口コミ
- 生徒一人ひとりに寄り添い、細やかに誠実に対応してくれる。
- 4月開校なのでまだ準備中だが、不登校だった子がこの学校に通うことにワクワクし、目を輝かせていることに驚きを感じる。
- 単なる知識の詰め込みではなく、社会で真に活用できる実践的なスキルを学べる点に期待。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
おおぞら高等学院
- 全国に49のキャンパスがあるため転居時も安心
- マイコーチ(担任)を自分で選べる
- 地域や企業と連携しながら理想の将来像を見つけるサポートが充実
特徴
おおぞら高等学院は、日本中のキャンパス・屋久島・海外とオンラインでつながりながら授業を受けられるのが特徴です。地域の人々や協力企業に勤める社員の話を聞きながら、なりたい自分を見つけるサポートに力を入れています。
進学コース、基礎コース、個別指導コースのほか、子ども・福祉、プログラミング、マンガイラストなど専門知識を学べるコースもあります。コースごとにさまざまな資格や検定にチャレンジできるのも魅力の一つです。自分の好きなことを学べるため、就職や進学に有利です。
自分で選べるマイコーチは、学習面だけでなく、生活の悩み相談や進路サポートも行います。好きなことや将来の夢を近くで応援し、背中を押してくれる大人の存在は、生徒にとって心強い存在になるでしょう。一対一で密な信頼関係を築きながら、精神面の個別サポートも手厚く行います。
評判・口コミ
おおぞら高等学院に関する口コミをまとめました。
【良い口コミ】
- 先生のサポートが充実しており、やる気がなくても卒業できると感じる人もいる。
- 授業が楽しく、特にパソコンを使ったメディアの授業が好評である。
- 居心地が良く、入学してよかったと感じている在校生や卒業生がいる。
【悪い口コミ】
- コースによっては授業内容に不満を感じる人もいる。
- 学費が高いと感じる人がいる。
- 進路実績について、まだよくわからないという意見がある。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
やまと高等学校
- オンライン通学に対応
- 株式会社運営の強みを活かした教育
- 病院勤務のカウンセラーが在籍
特徴
やまと高等学校は自分のペースで学習できる、自由度の高い通信制高校です。自宅学習が中心ですが、スクーリングやさまざまなイベントを通して、充実した高校生活を送れます。
やまと高等学校では、株式会社運営の強みを活かし、リアルな起業家教育を提供しています。現役のビジネスパーソンから指導を受けながら、自分のアイデアを形にする貴重な経験ができるでしょう。起業への挑戦は、経済学、経営学、心理学など、幅広い分野を学ぶことにもつながり、将来の自立をサポートします。
また、やまと高等学校には現役カウンセラーが在籍。カウンセラーは公認心理師の資格を持ち、病院でも勤務しています。引きこもりの生徒の受け入れにも積極的です。
評判・口コミ
やまと高等学校に関する口コミをまとめました。
【良い口コミ】
- 経験豊富な先生が多く、親身になって話を聞いてくれる。先生と生徒の距離が近く、話しやすい雰囲気がある。
- 先生が工夫を凝らした授業をしてくれて、わからない所をなくせる。授業を録画しているため、後から見返すことも可能。
- 生徒同士が皆優しく、フラットな関係で過ごしやすい。学校にいたいと思えるほど雰囲気が良い。
【悪い口コミ】
- スクーリングやテストのために熊本の本校まで行かなければならなくて大変。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
飛鳥未来きずな高等学校 熊本キャンパス
- 登校時の服装が自由
- 大学進学サポートや中学校復習コースを追加選択可能
- 毎回異なるトライアルレッスンをお試し受講できる
特徴
飛鳥未来きずな高等学校 熊本キャンパスは、自由なスタイルを尊重し、得意や好きを見つけられる通信制高校です。気軽にチャレンジできる希望制コース・アカデミーがあり、将来につながるチャンスが豊富にあります。
自分のペースに合わせて、週1日から週5日まで自由に登校日を選べる3つのスタイルがあります。通常授業の他に、希望制で進学・補習・ネイル・メイクなどの専門コースを受講し、在学中の専門資格取得も目指せます。放課後開催のトライアルレッスンでは、スポーツや趣味分野のほか、プロから教わるプログラミング・ダンスなど毎回好きなレッスンを受講して自分の好きを見つけるサポートをします。
担任の先生だけでなく、スクールカウンセラーや養護教諭、スクールソーシャルワーカーが在籍しています。ドアのない開放的な職員室では、先生と生徒がいつでも話せるオープンな環境が整っています。メンタルサポートだけでなく、多様な個性に合わせた進路サポートも充実しています。全国に姉妹校の専門学校や短大、大学があるからこそできる具体的なバックアップが魅力です。
評判・口コミ
飛鳥未来きずな高等学校に関する口コミをまとめました。
【良い口コミ】
- 先生が親身になってサポートしてくれるため、相談しやすい。先生との距離が近く、フレンドリーな関係を築ける。
- 高卒資格が比較的取りやすい。レポートの提出やスクーリングなど、卒業に必要な要件を先生がサポートしてくれる。
- 自分の都合に合わせてスケジュールを組める。スクーリングの日程や通学頻度を自由に決められるため、アルバイトや他の活動と両立しやすい。
【悪い口コミ】
- 学費が高い。私立の通信制高校であるため、学費は公立高校に比べて高い。
- 進学を目指している場合は、塾や予備校が必要。学校の授業だけでは、大学受験などの応用問題に対応できないと感じる。
- 先生によってはグイグイ来る。先生の積極的な関わりが苦手な人もいる。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
熊本県のおすすめ通信制高校・サポート校(卒業率が高い)
クラーク記念国際高校
- オンライン学習と登校型学習を組み合わせ、一人ひとりをサポート
- 多彩なコースで個性や才能を伸ばせる
- 全国にキャンパスがあり、転居しても学習を継続しやすい
特徴
「Boys, be ambitious」の精神を大切にするクラーク記念国際高校は、生徒の成長を第一に考えた教育を提供しています。
コースは海外大学進学を目指せるグローバルコースや、プロの講師から学べる専門スキルを習得できるコースなどがあります。生徒一人ひとりの興味や将来設計に合わせて学ぶ内容を選べるのが特徴で、コース間の移動も可能です。
精神面のサポートが充実しているのも、クラーク記念国際高校の特徴です。例えば「パーソナルティーチャー制度」は、生徒が担任を選ぶ制度です。ほかにも資格を取得した学習心理支援カウンセラーが在籍していたり、資格を取得した生徒が悩みを抱える生徒の話を聞く制度があったり、精神面の不安が大きいお子さんも通いやすい学校です。
評判・口コミ
クラーク記念国際高等学校に関する口コミをまとめました。
【良い口コミ】
- 先生のサポートが手厚く、親身になって相談に乗ってくれる。
- 高卒資格が比較的取りやすい。先生のサポートもあり、単位取得や卒業に必要な要件を満たしやすい。
- 学校生活が充実しており、友人関係も良好。体育祭やBBQなどのイベントがあり、友達を作りやすい。
【悪い口コミ】
- 先生によって授業の進め方に差があり、授業がやりづらいと感じることがある。
- 課題が終わってもスタッフが見回りに来るのが少し遅い。
- 道外の有名私立大学や旧帝大への進学実績はあまり聞かない。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
くまもと清陵高校
- インターンシップ制度など体験型の活動が多い
- 清陵ファームでの農育を通し社会的活動を実践
- 高い単位修得率と卒業希望者の卒業率
特徴
くまもと清陵高校は、体験型の特別活動を通し自己実現教育の実践をコンセプトとした単位制・広域通信制高等学校です。
くまもと清陵高校は、教科学習の他にも体験学習を数多く取り入れているため自分の能力の可能性や夢・目標を見つけられます。自己実現に合わせた幅広い対応で一人ひとりの将来をサポートする体制が充実しています。
一人ひとりの夢を実現するサポートとして、生徒一人ひとりの状況に合わせた丁寧な指導の学習サポートの他にスクールカウンセラーによる進学や就職などの進路相談なども実施されています。また、入学前からカウンセラーへの相談も可能で、公認心理師2名体制で生徒・保護者の心のケアに対応しています。
評判・口コミ
くまもと清陵高等学校に関する口コミをまとめました。
【良い口コミ】
- 先生が親切で、LINEで相談に乗ってもらえる。普通の学校に比べて融通がきく。
- 高卒資格が比較的取りやすい。レポート、スクーリング、テストをクリアできれば単位が取れる。
- 自分に合っている。転校してよかった。
【悪い口コミ】
- 授業は特に難しくなく、物足りないと思う人もいるかもしれない。
- 厳しすぎたり静かすぎたり、近寄りがたいと感じる先生もいる。
- 部活動で、静かな人がいじめの対象になることもある。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
くまもと中央高等学院
- 一人ひとりの学習状況や環境に合わせた個別指導
- 自分のペースで登校できる
- コーチング・カウンセラー資格を持ったスタッフが勉強以外の面もバックアップ
特徴
くまもと中央高等学院は、生徒が単位修得などをスムーズに行えるサポート校です。
自分のペースで学習ができるほか、体験学習などを通し社会との関わりや交流を経験できます。また、コーチングから自己回復力や自己解決力を身につけられます。
くまもと中央高等学院では、長年学習指導に携わっているベテラン講師による各種相談が可能です。資格を持ったカウンセラーに日々の悩みや進路相談もできるため負担を減らしながら単位を修得できます。
評判・口コミ
くまもと中央高等学院の口コミをまとめました。
【良い口コミ】
- 先生の質が高く、いじめもない。先生は質問に優しく答えてくれる。
- 同じ境遇の人たちがいて、嫌なことを強制されることがない。
- 自分のペースで勉強できる。先生、母親と相談して学習の進め方を決められた。
【悪い口コミ】
- 教科によって授業の質に差がある。
- 先生によっては教え方が合わないことがある。
- 先生方は頑張っているかもしれないが、サポートに手が回っていないように感じる。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
熊本県のおすすめ通信制高校・サポート校(進学サポートが充実)
一ツ葉高等学校
- 選べる7つのコース
- 週1日や年間5日の通学でOK
- 充実の進学サポート体制
特徴
一ツ葉高等学校は、生徒一人ひとりの個性を尊重し、多様なニーズに応える通信制高校です。自分のペースで学習を進めながら、確実に高卒資格を取得できます。
通学コースでは週1日から週5日まで、1日単位で通学日を選べます。月1回の通学で済むコースや、年間5日のスクールリングで高卒資格が取れるコースもあり、自分に合った学習スタイルを選択可能です。学べる内容で見ると、大学進学を目指せるコースや専門分野を学べるコースなど、多彩な学習コンテンツが用意されています。
大学進学に力を入れているのも、一ツ葉高等学校の特徴です。進学アンケートの結果をもとに、進学のための準備や情報提供を、対面・オンラインで行います。模試の結果に応じて三者面談をしたり、大学や専門学校の合同説明会への引率をしたり、生徒一人ひとりの夢の実現をサポートする体制です。
評判・口コミ
一ツ葉高等学校に関する口コミをまとめました。
【良い口コミ】
- 人に合わせることで大変な思いをしていた生徒に、自分らしくいることの大切さを伝え、応援してくれる。
- 提出物を出せば自由な時間が持て、アルバイトなど自分のために時間を使える。
- 先生が親しみやすく、進路について親身に相談に乗ってくれる。
【悪い口コミ】
- あまり学校に行きたがらない生徒に対して、単位に関わるレポートの連絡しかしてこない。
- サポート体制について、学校から連絡が少ないと感じる保護者もいる。
- 友人関係について、ヤンキーが多いと感じる生徒もいる。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
勇志国際高等学校
- 日本国内に限らず海外在住の生徒も在籍できる広域通信制高校
- 通学生・ネット生・メタバース生から学習スタイルが選択可能
- 目標に合わせたオンデマンド授業
特徴
勇志国際高等学校は、複数のコースから将来的な進路を見据え学習できる単位制高校です。道徳授業や歴史教育、進路指導にも力を入れており、学習スタイルも選択できることから卒業までの負担を軽減できます。
20歳以上の方が対象の社会人コースや各種スポーツ競技、芸術、芸能活動をしている方など、それぞれの活動に合わせたカリキュラムを受けられます。動画視聴、ネットライブ授業、質問教室などきめ細かい指導をもとに卒業後の進路サポート体制が充実しています。
専用の学習アプリ「you-net DX」では学習や授業の他に目標達成へ導くコーチングを実施し能力や可能性を最大限に引き出せます。また、専属のスクールカウンセラーに生徒だけでなく保護者も相談でき、オンラインでカウンセリングが可能です。
評判・口コミ
勇志国際高等学校の口コミをまとめました。
【良い口コミ】
- 負担が少なく、卒業しやすい。
- ネット授業など、自分に合った学び方を選択可能。
- スクーリングで友人を作る機会がある。
【悪い口コミ】
- 校舎があまり綺麗ではない。
- 担任の先生と会う機会が少ないため、相性が判断しにくい。
- 年度初めにまとまったお金が必要で、スクーリング費用もかかる。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
第一学院高等学校
- 全国57都市(2024年4月時点)にキャンパスを展開し、どこからでも学べるオンライン制度が充実
- 高校卒業後もサポートを継続
- 専門学校や名門大学など進路実績が豊富
特徴
第一学院高等学校は、生徒一人ひとりと向き合う「1対1の教育」を理念に掲げています。生徒が自分なりの一歩を喜べる成長実感型教育で、未来に向けた成長をサポートをします。
自宅近くのキャンパスに通って学ぶスタンダードコース、どこでも学べるMobile HighSchool、夢へのチャレンジをサポートする芸能・スポーツなどの専門コース、特定の分野に特化したプレミアムコースがあります。プレミアムコースでは、グローバル専攻、セルフプロデュース専攻など、その道のプロが講師を務めます。Mobile HighSchoolは、好きな時間・好きな場所で学べるオンラインキャンパスです。
第一学院高等学校では、臨床心理士の資格を持つスクールカウンセラーがメンタルサポートします。また、在校生の先輩がピアサポーターとして悩みを聞いてくれる制度もあります。日々の成長を記録できる独自コンテンツ「デジタル自分未来史ファイル( D-FILE )」を使って、成長を実感しながら一歩ずつ好きな自分に近づくサポートをします。
評判・口コミ
第一学院高等学校に関する口コミをまとめました。
【良い口コミ】
- 先生が親身になって相談に乗ってくれる。先生との距離が近く、相談しやすい環境である。
- 高卒資格が比較的取りやすい。先生のサポートやわかりやすい授業のおかげで、単位を取得しやすく、高校卒業の資格を得やすい。
- 友人関係が良好で、学校生活が楽しい。イベントや部活動を通じて友達を作りやすく、いじめも少ない。
【悪い口コミ】
- 学費がやや高い。学費の高さが経済的な負担になる。
- サポート体制に不満を感じる。学校の休みが多いと退学処分になる可能性がある。
- いじめがあったという声もある。先生に相談しても無視されるケースもある。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
熊本県のおすすめ通信制高校・サポート校(公立)
熊本県立湧心館高校
- スクーリングは2週間に1回程度、日曜日か月曜日
- 修業年限は4年だが、入学後条件を満たした場合3年でも卒業可能
- 協力校が4校あり、通いやすい学校でのスクーリングが可能
特徴
湧心館高等学校通信制課程は、熊本県内で唯一の公立普通科高等学校通信制課程です。公立の通信制高校のため学費が安価で入学でき、教科書・学習書については一定の条件を満たせば無償になる制度があります。
個性や独自の学習スタイルを尊重しながら自分のペースで学習でき、湧心館本校では2週間に1回程度のスクーリングになるため計画的な学習が重要になります。自己管理能力を高めながら勤労観・職業観を備えた地域社会で活躍できる人材を育成します。
湧心館高等学校通信制課程は、ICTの活用で多面的な見方・考え方を深める教育活動を行い、通信教育の特色を生かし主体的に学ぶ力や自己管理能力を身につけられる学校です。レポート添削指導や学習支援から確かな学力を身につけられます。
評判・口コミ
湧心館高等学校(通信制)に関する口コミをまとめました。
【良い口コミ】
- 校則は厳しめだが、基本的にのびのびと学校生活を送れて、友達も作りやすい。
- 先生方が親身になって相談に乗ってくれるなど、手厚いサポート体制がある。教室に入りづらい生徒には、廊下で対応したり、先生が付き添ったりしてくれる。
- 大学進学の実績があり、進学に関するサポートも期待できる。
【悪い口コミ】
- 中学校までの基礎知識がある前提で授業が進むため、不登校経験のある生徒には授業についていくのが難しいかもしれない。
- スクーリングの回数が少ないため、友達を深く作るのは難しいかもしれない。表面的な付き合いになりやすい。
- 学費は他の通信制高校と比べて安いが、質問できる曜日が限られている。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
熊本県の通信制高校・サポート校の選び方
熊本県内にはさまざまな通信制高校・サポート校があり、どこを選べば良いか迷ってしまう方も多いでしょう。お子さまにぴったりの学校を見つけるためには、いくつかのポイントを押さえて比較することが大切です。
ここでは、通信制高校やサポート校の選び方を、4つのステップに分けて解説します。「本人がスクーリングのたびに辛そうにしている」「何年かかっても卒業できない」と後悔しないよう、ぜひ参考にしてください。
お子さま(生徒)の性格・興味関心・どうなりたいかを整理する
通信制高校・サポート校選びで最も大切なのは、お子さま自身の「こうなりたい」「これがしたい」という気持ちです。本人の将来の夢や目標、興味のある分野などを明確にすることが、学校選びの第一歩となります。
この軸がしっかり定まっていないと、入学後に「やっぱり合わない」と感じて通学が難しくなったり、卒業まで何年もかかってしまうこともあります。
ついつい自宅からの通いやすさや学費の安さで選びがちですが、まずはこれらの条件を外して考えてみましょう。「どんなことを学びたいか」「どんな高校生活を送りたいか」など、お子さまの目線に立って考えてみてください。
重要な比較軸を決める
学校を選ぶ際には、何を基準に比較するのか「軸」を決めると、よりお子さまに合った学校を見つけやすくなります。
比較軸としては、学習内容、サポート体制、通学スタイルなどが挙げられます。通学スタイルには、毎日登校、オンライン、ハイブリッドなどがあります。保護者としては、学費も外せない要素でしょう。
これらの軸をもとに各学校を比較し、お子さまにとって何が最も重要かを考えてみましょう。
大事にしたいポイントを押さえた学校を洗い出す
お子さまと一緒に「何を大事にしたいか」を話し合って決めたら、そのポイントを満たす学校をピックアップしてみましょう。そして、気になる学校の資料を請求したり、問い合わせをしたりして、さらに詳しい情報を集めてください。
資料や問い合わせからは、公式サイトだけではわからなかった情報が得られます。集めた情報を先ほど決めた比較軸に沿って整理し、学校同士を比べたり、各学校での生活をイメージしたりしてみましょう。
説明会・体験会に参加する
比較検討してある程度学校を絞り込んだら、説明会や体験会に参加してみましょう。実際に足を運ぶことで、資料だけではわからなかったことがわかります。
先生や在校生から直接話を聞き、学校の雰囲気を肌で感じてみてください。お子さま自身が「ここなら楽しく通えそう」「将来の夢に近づけそう」と、希望を持てると感じたら、出願を考えましょう。
通信制高校に関するよくある質問
通信制高校について調べていると、さまざまな疑問が浮かんでくるのではないでしょうか。ここでは、多くの方が抱く疑問について、Q&A形式で答えていきます。
公立と私立のどちらがいいですか?
公立と私立のどちらが良いかは、一概にはいえません。それぞれに特徴があり、家庭の状況やお子さまの希望、興味関心によって、適した学校は異なります。
公立の通信制高校の魅力は、何と言っても学費の安さです。経済的な負担を少しでも減らしたい、という家庭におすすめします。
私立の通信制高校の特徴は、独自のカリキュラムや、学習面・精神面でのサポート体制が充実していることです。働きながら学びたい、一人で卒業まで学習を続けられるか不安というお子さまに向いています。
通信制高校の学費が高すぎるのですが…?
高校の学費を支援する制度として、「高等学校等就学支援金」があります。これは、国が授業料の一部を負担する制度で、返済の必要はありません。
通信制高校の場合、1単位ごとに支援金が支給される仕組みです。
支給額は世帯年収によって異なります。年収が590万円程度未満の世帯であれば、公立・私立ともに授業料が実質無償となるケースもあります。ただし、世帯年収が910万円程度以上の場合、支援の対象外となります。
通信制サポート校とは何ですか?
通信制サポート校は、通信制高校に通う生徒をサポートする施設です。塾や予備校のようなもので、通信制高校での学習をスムーズに進めるための指導や、進路相談などを行っています。
サポート校は、通信制高校とは異なり、高校ではありません。そのため、サポート校を卒業しても高卒資格は得られません。
しかし、多くのサポート校は特定の通信制高校と提携しています。サポート校と同時に提携校にも入学することで、高校卒業資格を取得できる仕組みです。学習面や精神面のサポートを受けることで、通信制高校をスムーズに卒業できます。
また、通信制高校やサポート校では、一般的な高校では得られない学びが得られます。例えばイラストやプログラミングなど、好きを伸ばせるカリキュラムが豊富なこと。社会の第一線で活躍する大人からキャリアを実現する力を身に付けられること。このような「大人になってから役立つ学び」が得られるのも、通信制高校やサポート校の魅力です。
熊本県の通信制高校をお探しの方へ
通信制高校を選ぶうえで最も大切なのは、お子さま自身の「こうしたい」「これが学びたい」という気持ちです。本人の意思を尊重し、将来の目標や興味関心に合った学校を選びましょう。また、学習面や生活面でのサポートが必要な場合は、サポート校の利用も検討すると良いでしょう。
HR高等学院は、実社会で活躍するビジネスなど各分野のプロフェッショナルから学べるサポート校です。「先生と生徒」という関係性ではなく、さまざまな分野で活躍する「大人」たちが、学びの伴走者として生徒一人ひとりに向き合い、サポートします。
先述したもの以外にも、HR高等学院にしかできない、特別な学びと進路実現があります。
例えばHR高等学院では、失敗を称賛し、安心して挑戦できる環境を大切にしています。不登校経験のある生徒たちも自己肯定感と社会で活躍できる自信を取り戻せるよう、「大人」が一人ひとりと徹底的に向き合い全力でサポートします。
また、進路実現については、国内大学進学はもちろん、HR高等学院には71枠の海外大学推薦制度があります。世界大学ランキング18位のシドニー大学など、世界のトップ大学への進路の道を切り開く制度です。海外出願のための個別カウンセリングや留学経験豊富な社会人講師によるアドバイスなど、生徒は国際的な視野を身につけ、自らの将来を描けます。
HR高等学院は今の生徒たちに本当に必要な価値ある教育に全力で挑戦していきます。「ありのままの個性を受け止めてほしい」「能力はあるはずなんだけど、旧態依然とした学校に馴染めない…」「できれば自分のやりたいことを見つけて生き生きと楽しい学校生活を送ってほしい」「実社会で生き抜く力を身につけてほしい」と感じているお子さま、保護者の方には、特におすすめできます。
通信制高校・サポート校選びに迷っている方は、ぜひ一度HR高等学院の説明会や個別相談にご参加ください。学校のことはもちろん、通信制高校の仕組みや選び方、お子さまのキャリアのことまで、どんな疑問にも誠実に真剣にお答えいたします。