通信制高校とは、自宅での学習を中心に、自分のペースで高校卒業を目指せる学校です。毎日学校に通う必要がないため、働きながら学びたい方や不登校の経験がある方におすすめです。独自のカリキュラムを提供する学校も多く、個性を伸ばしたい方にも向いています。
通信制高校では高卒資格の取得に必要な学習に加え、キャリアへの考え方や専門スキルを身に付けられる学校も増えています。
近年、不登校生が増えていることや修学支援金充実などの影響で、通信制高校への進学を検討する方が増えています。
朝日新聞によると、通信制高校への入学者数は、2024年度に約29万人と、高校生の11人に1人に上ることがわかりました。学校数も公私立あわせて303校と、2000年度113校あった学校数は約2.7倍まで増えました。教育の自由化が進み、通信制高校の生徒を支援する「サポート校」への新規参入も相次いでいます。
サポート校は、通信制高校よりさらにサポート体制が手厚かったり、既存の学校にとらわれない自由なカリキュラムを提供していたりする点が魅力です。
しかし、兵庫県内には多くの通信制高校があり、「どの学校を選べばいい?」「学費はどのくらいかかる?」「ちゃんと卒業できるか心配」など、さまざまな疑問や不安を感じている方もいるのではないでしょうか。
本記事では、兵庫県でおすすめの通信制高校・サポート校を、特徴別に詳しく紹介します。
学校の選び方、学費、よくある質問など、通信制高校選びに必要な情報が満載です。兵庫県で通信制高校を探している方、通信制高校・サポート校選びで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
兵庫県の通信制高校・サポート校
兵庫県に所在のある通信制高校は公立と私立を合わせると、24校です。
【公立】
- 兵庫県立青雲高等学校
- 兵庫県立網干高等学校
- 兵庫県立阪神昆陽高等学校
- 兵庫県立錦城高等学校
【私立】
- 青楓館高等学院
- 飛鳥未来きずな高等学校
- 精華学園高等学校
- 猪名川甲英高等学院
- AIE国際高等学校
- 鹿島学園高等学校
- 鹿島朝日高等学校
- 相生学院高等学校
- ヒューマンキャンパスのぞみ高等学校
- N高等学校
- 第一学院高等学校
- 八洲学園高等学校
- 西宮甲英高等学院
- クラーク記念国際高等学校
- 瑞穂MSC高等学校
- 神戸YMCA高等学院
- 神戸高等学院
- 兵庫明石高等学院
- 松蔭高等学校
- リタ学園
(編集部調べ・2025年3月時点)
兵庫県で人気のおすすめ通信制高校・サポート校比較一覧
兵庫県の通信制高校・サポート校の5つのタイプ
兵庫県には、さまざまな特色を持つ通信制高校があります。将来の目標や学びたい内容、サポート体制など、重視するポイントによって学校の選び方は変わります。ここでは、兵庫県の通信制高校を5つのタイプに分けて紹介します。
働くためのスキルが身につく
専門的な知識や技術を習得できるコースを設けている通信制高校があります。たとえばプログラミングやデザイン、美容、調理など、将来の仕事に直結するスキルを学べます。高校生活を通して、社会で活躍するための準備ができるでしょう。
高校在学中に専門スキルを身につけることで、卒業後の進路が大きく広がります。就職に有利になるだけでなく、専門学校や大学への進学にも役立つでしょう。また、興味のある分野を学ぶことは、学習意欲を高めることにもつながります。
例えばHR高等学院では、社会の第一線で活躍する「ビジネスなど各分野のプロフェッショナル」から、人生をデザインする力を身に付けられます。企業連携による課題解決型学習やプロフェッショナルからの講義を通じて、自分らしい将来のキャリアを描いていけます。
卒業率が高い
生徒一人ひとりのペースに合わせて学習を進められるよう、手厚いサポート体制を整えている通信制高校があります。先生との個別面談や、オンラインでの質問対応など、学習でつまずきやすいポイントを解消できる仕組みがあります。安心して学習に取り組める環境です。
卒業率が高いということは、生徒が安心できる環境が整っている証拠です。学習面だけでなく、生活面でのサポートも充実していることが多く、高校生活をスムーズに送れるでしょう。
例えばNHK学園高等学校の卒業率は94%です。ここの学習状況を踏まえた個別アドバイスや生活スタイルに合わせて選べる学習コースなど、学習を進めやすい環境がそろっています。
大学進学サポートが充実
大学進学を目指す生徒向けのコースや、受験対策講座を設けている通信制高校があります。予備校と提携している学校や、進路指導専門のスタッフが常駐している学校もあります。志望校合格に向けて、万全のサポートを受けられるでしょう。
自分のレベルに合わせた指導を受けられるため、着実に学力を伸ばすことが可能です。また、同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨できる環境は、モチベーション維持にもつながります。
例えばAIE国際高等学校は海外大学への進学実績が豊富です。学び方を学ぶ「スタディスキル教育」や小さな成功体験を積み重ねる「ショートタームサクセス」などの学びを通し、受験勉強を進めるための土台を作れます。
メンタルサポートが充実
スクールカウンセラーが常駐していたり、先生に相談しやすい環境が整っていたりする通信制高校があります。学校生活での悩みや不安を気軽に相談できるため、安心して学校に通えます。生徒の心の健康を第一に考えたサポート体制です。
メンタルサポートが充実している学校は、生徒一人ひとりの個性や状況を理解し、寄り添ってくれます。安心して学校生活を送れるだけでなく、生徒の自己肯定感を高め、精神的な成長を促すことにもつながります。悩みや不安を抱えやすい時期だからこそ、心強い支えとなるでしょう。
例えばおおぞら高等学院では、生徒一人ひとりにマイコーチがつきます。マイコーチは生徒の悩み相談に乗ったり、進路のサポートをしたりします。自分に合うマイコーチを生徒自ら選べるのもポイントです。
公立
公立の通信制高校は、学費が比較的安いのが特徴です。私立では1万円前後する1単位当たりの授業料が、公立では500円前後に抑えられます。下記の表のように、国から授業料の支援を受けられる「就学支援金」を利用すれば、公立の授業料はほとんど無償になります。
公立の通信制高校は、学費の安さが最大のメリットです。経済的な理由で進学を諦めていた生徒も、学びの機会を得られるでしょう。地域に根差した教育活動を行っている学校もあり、地元とのつながりを大切にしたい生徒にもおすすめです。
兵庫県のおすすめ通信制高校・サポート校(働くためのスキルが身につく)
HR高等学院
- 熱意をもって働く大人を育てるための通信制サポート校
- 「人生を面白く生きる自信」をつかめるよう、全力で伴走
- 社会の第一線で活躍する大人が将来のキャリアを本気でサポート
特徴
HR高等学院は、実社会で活躍する「実践者」から学び、社会とつながりながら成長できる通信制サポート校です。「先生」ではなく、さまざまな分野で活躍する「大人」たちが、学びの伴走者として1対1で生徒に寄り添い、一人ひとりと真正面から向き合います。
提携校である鹿島山北高等学校の学習と並行して、HR高等学院独自のカリキュラムを受講できます。独自のカリキュラムには、企業連携による課題解決型学習(PBL)や、第一線で活躍するプロフェッショナルによる講義などがあり、実践的に学べるのが特徴です。
例えばPBLではdocomo、LOTTE、CHINTAI、mixiなど、日本を代表する名だたる企業とタッグを組み、社会とつながる学びを提供し、総合型選抜による大学進学や海外大学進学も実現します。
オンラインと通学を組み合わせた、ハイブリッド型学習環境もHR高等学院の魅力です。オンラインでの講義は従来的なビデオ授業ではなく、バーチャル空間でのリアルタイム対話やグループワークを重視したものです。生徒は自宅にいながら、渋谷などの拠点で直接学ぶのと同じ体験を得られます。もちろん、オフラインでの交流も可能です。
このように、HR高等学院の強みは、ビジネス、プログラミング、デザインなどの「各領域におけるプロフェッショナル」から直接学ぶことができる点で、他校と一線を画しています。
社会人コーチによる講義や月2回の1on1(個別指導)を通して、自身の興味関心を深め、将来のキャリアをデザインしていけます。
評判・口コミ
- 生徒一人ひとりに寄り添い、細やかに誠実に対応してくれる。
- 4月開校なのでまだ準備中だが、不登校だった子がこの学校に通うことにワクワクし、目を輝かせていることに驚きを感じる。
- 単なる知識の詰め込みではなく、社会で真に活用できる実践的なスキルを学べる点に期待。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
相生学院高等学校
- Wスクールで高等学校卒業と専門スキルを同時に学べる
- 部活動が盛んで、スポーツと学習を両立できる
- 体験学習ができるスクーリング
特徴
相生学院高等学校は、生徒の夢の実現を支援する通信制・単位制高校です。
多様なコースが用意されており、情報処理技能や調理師免許を取得したり、医療の道に進むための基礎知識を身に付けたりできます。また、IT・クリエイティブコースやドローンコースなども充実。これからの社会で求められるスキルを身に付けられるでしょう。
スクーリングでは、相生市での多彩な体験学習が用意されています。相生学院本校でのスクーリングは年間約10日間で、遠方の生徒は宿泊できます。スクーリングでは自然に囲まれた環境での体験学習を通じて仲間との交流を深めるほか、普段はなかなか会えない友だちに会って関係を深められるのが魅力です。
評判・口コミ
相生学院高等学校に関する口コミをまとめました。
【良い口コミ】
- 先生の話が面白くわかりやすい。
- 先生の対応が良く、気軽に接してくれるので安心できる。
【悪い口コミ】
- 費用がとても高くついた割には、放置されているように感じられ、卒業資格だけをもらいに行く感じがする。
- 先生に相談をしても、対応が遅い
- 通信制のため、会う機会が限られており、友人関係を築くのが難しい。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
N高等学校・S高等学校
- ICTツールを活用し、高卒資格取得と将来につながる学びを提供
- 5つのコースから自分のスタイルに合った学び方を選択可能
- メンターによる学習やスクールライフのサポートが充実
特徴
N高等学校・S高等学校は、インターネットとICTツールを駆使した通信制高校です。高卒資格の取得だけでなく、さまざまな課外授業を通して生徒の将来設計をサポートします。
5つのコースがあり、自分の学習スタイルに合わせて選択できます。時代に合わせたカリキュラムを提供しているのも特徴です。たとえば生成AIを簡単に利用できる環境を提供し、社会の変化に対応できるスキルを育成します。
特徴的な制度も多いです。たとえばメンター制度では、生徒一人ひとりに複数のメンターが付き、相談内容に合わせて最適なメンターに相談できます。メンターは、コミュニケーションツールやビデオ会議システムを利用して、生徒の学習進捗の確認や相談に対応。生徒が主体的に考え、行動できるようサポートします。
評判・口コミ
N高等学校・S高等学校に関する口コミをまとめました。
【良い口コミ】
- 勉強のフォローが手厚く、先生たちが真面目に進路指導や補習を行ってくれるため、楽しく卒業できる。
- 自分のペースで授業や友達作りができ、自分の能力アップにつながる。
- いじめがなく、安心して学校に通うことができ、趣味の合う仲間や境遇が同じ子と出会いやすい。
【悪い口コミ】
- 意味がわからない授業が多いため、ついていけるか不安になることがある。
- サポート体制は充実しているとはいえない。
- 高卒資格が少し取りにくいと感じる人もいる。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
飛鳥未来きずな高等学校 神戸キャンパス
- 多様な通学スタイルで自分に合った学び方が可能
- 豊富なコースとアカデミーで興味を追求できる
- 先生との距離が近く、親身なサポートを受けられる
特徴
飛鳥未来きずな高等学校 神戸キャンパスは、生徒一人ひとりの個性と自己表現を大切にしています。夢や目標の実現に向けて、必要な学びを得られる学校です。
進学コースや補習コースなど、生徒の興味や目標に合わせた豊富なコースがあります。メイクやアニメ・マンガを学べるアカデミーや、スポーツ・メイク・英会話などのトライアルレッスンも選択可能です。
教職員による手厚いサポート体制も特徴です。レベルや目標に合わせた個別指導や、進路に関する相談など、先生と生徒の距離が近いからこその安心感があります。姉妹校である専門学校への優先進学制度や学費免除制度も利用できます。
評判・口コミ
飛鳥未来きずな高等学校に関する口コミをまとめました。
【良い口コミ】
- 先生との距離が近く、進路の相談にも熱心に対応してくれる。
- レポート提出やスクーリングなど、卒業に必要な要件を満たしやすい。
- 自分の都合に合わせてスケジュールを組める。
【悪い口コミ】
- 私立の通信制高校であるため、学費は公立高校に比べて高い。
- 授業は基礎的な内容が中心で、応用問題に対応するためには別途対策が必要。
- 先生が積極的に関わってくるため、それが苦手な人には合わない可能性がある。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
兵庫県のおすすめ通信制高校・サポート校(卒業率が高い)
NHK学園高等学校
- NHK高等学校講座の視聴とネット学習システムで自宅学習
- レポート提出や学習状況の確認がネットで可能
- オンラインでの質問や相談、生徒同士の交流もできる
特徴
NHK学園高等学校は、20年以上のネット学習の経験を活かした独自の学習システムで、生徒一人ひとりの学習をサポートします。
生徒は生活スタイルや興味関心に合わせて学習コースを選べます。スタンダードコースは、自分のペースで自由に学習を進められるコースです。ライフデザインコースでは、不登校特例校として、社会で生きる力を育む特別カリキュラムを提供しています。登校コースでは、週3日の登校で先生や仲間と交流しながら学習できます。
担任をはじめとするサポートチームでは、学習状況を踏まえて個別アドバイスをし、生徒の自主性を育みます。進路に関するサポートも充実しており、生徒一人ひとりの希望に合わせた進路指導が特徴です。
評判・口コミ
NHK学園高等学校に関する口コミをまとめました。
【良い口コミ】
- 施設がきれいであり、部活動もある。
- 先生方は親切でどんな話にも耳を傾けてくれる。
- 高卒資格が比較的取りやすく、イベントで単位が取得できる。
【悪い口コミ】
- 授業のレベルは高くないため、大学進学を目指すには予備校との併用が良い。
- 本校に登校しない場合、十分なサポートがあるとはいえない。
- 友人関係を築く機会は少ない。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
兵庫県のおすすめ通信制高校・サポート校(進学サポートが充実)
AIE国際高等学校
- 多様な学習スタイルで、一人ひとりに合った学び方を見つけられる
- 国際バカロレア認定校として、グローバル人材を育成
- 海外大学への進学を視野に入れた、手厚い進路サポート
特徴
AIE国際高等学校は、国際教育を基盤としています。生徒が自立した人間へと成長するためのユニークな教育プログラムを提供する学校です。
AIE国際高等学校では、生徒の目的や生活リズムに合わせて、さまざまなコースが用意されています。たとえばオンラインスタイルでは、iPadを活用した自宅学習のほか、オンラインでの双方向授業も受けられます。
生徒の自己管理能力を養うためのサポート体制も整っています。レポート課題や学習目標の設定を通して、計画的に学習を進める力を身につけられるでしょう。レポートの解き方がわからないときは、オンラインで質問でき、先生がテレビ電話で解説することも可能です。
評判・口コミ
AIE国際高等学校に関する口コミをまとめました。
【良い口コミ】
- レポートの提出が遅れるなどの相談にも対応してもらえる。
- 卒業しやすい。先生のサポートが手厚く、自分のペースで学習を進められる。
- スケジュールを調整しやすく、芸能活動などとの両立が可能。
【悪い口コミ】
- 先生によっては授業が退屈に感じる。
- 海外大学への進学サポートが十分ではない。提携大学への進学を勧められることが多い。
- 寮の環境があまり良くない。寮費が高い割に、制約が多い。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
第一学院高等学校 神戸キャンパス
- 生徒が元気になれる場所
- 社会で必要となるさまざまな力を育む
- 「好き」を仲間と楽しめる環境
特徴
第一学院高等学校は、生徒一人ひとりの違いを大切にし、自分で目的を見つけられるようにサポートする学校です。
神戸キャンパスでは、興味関心や将来の夢などに合わせて、多様なコースを選択できます。たとえばプレミアムコースには、志望校合格を目指す特別進学専攻、ネイティブ講師の授業で英語力を高めるグローバル専攻などがあります。これらの専攻を受けることで、大学進学を目指しながら、グローバルな視点やコミュニケーション力を身に付けられるでしょう。
第一学院高等学校には、卒業生のキャリア実現を支援するキャリアサポートセンターもあります。進学や就職などの進路について、生徒一人ひとりに真摯にキャリアカウンセリングを実施し、不安や悩みを解消します。
評判・口コミ
第一学院高等学校に関する口コミをまとめました。
【良い口コミ】
- 先生と生徒の仲が良く、学校生活を楽しみやすい。
- 先生のサポートが手厚く、単位取得や卒業に必要な要件を満たしやすい。
- いじめを禁止する校則があり、先生方も注意しているので、安心して学校生活を送れる。
【悪い口コミ】
- 学費がやや高い。家計への負担が大きく、経済的な理由で通学を諦める生徒もいる。
- 学校の休みが多く、欠席が多いと退学処分になることもある。
- いじめについて、先生に相談しても無視されるケースもある。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
兵庫県のおすすめ通信制高校・サポート校(メンタルサポートが充実)
おおぞら高等学院 神戸キャンパス
- 生徒の個性を尊重し、笑顔あふれる温かいキャンパス
- 「絆」を大切にし、出会いを重視
- 多彩なコースとユニークな授業で、生徒の成長を支援
特徴
おおぞら高等学院 神戸キャンパスは、生徒一人ひとりの「好き」を応援し、アットホームな雰囲気の中で「なりたい大人」になるための学びを提供します。
特徴的な学科として、みらい学科があります。マンガイラスト、子ども・福祉、プログラミングなどのコースがあり、興味関心や将来設計に合わせて学ぶことを選べます。基礎コースや個別指導コースも用意されており、生徒のニーズに合わせた学びが可能です。
生徒一人ひとりに寄り添うマイコーチ制度も、おおぞら高等学校の魅力です。マイコーチは学習面だけでなく、生活の悩みや進路相談にも対応し、生徒の成長を力強くサポートします。生徒自身でコーチを選べるのもポイントです。
評判・口コミ
おおぞら高等学院に関する口コミをまとめました。
【良い口コミ】
- 先生のサポートが充実しており、やる気がなくても卒業できる。
- 自分のペースで無理なくさまざまな授業を受けられ、楽しい。
- 先生が面白くて、勉強でわからないところを教えてくれる。
【悪い口コミ】
- 口コミ全体を見ると、授業内容に不満を感じる人もいる。
- 口コミ全体を見ると、学費が高いと感じる人もいる。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
兵庫県のおすすめ通信制高校・サポート校(公立)
兵庫県立青雲高等学校
- 学び続ける意欲と態度を身につけられる
- 命や人権を大切にする心を育む「心の教育」を推進
- 15歳から70歳代後半まで、幅広い年齢層の生徒が在籍
特徴
青雲高等学校は、再挑戦を何度でもできる、本人の意志を大切にする公立高校です。
生徒の興味関心や学び直しに対応した科目設定がされています。生徒は普段、自学自習でレポートを提出し、年間16回のスクーリング(授業)と年2回のテストに取り組みます。
また、長田商業高等学校、神出学園、山の学校といった外部機関との単位連携を行っています。 生徒一人ひとりの状況に合わせたサポートで、卒業を支援する学校です。
評判・口コミ
青雲高等学校に関する口コミをまとめました。
【良い口コミ】
- 先生が優しく、学習意欲を高めてくれる。
- カウンセラーが相談に乗り、ケアサポートが良い。
- 週1程度の登校で良いので通いやすい。
【悪い口コミ】
- 高卒資格の取得は、自己管理ができないと難しい。
- 先生によっては授業の質にばらつきがある。
- 自分から積極的に行動しないと友達ができにくい。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
兵庫県立網干高等学校
- 自ら考え、行動する能力を培い、生涯にわたって自ら学べる生徒を育てる
- 年間20日程度の登校で、スクーリングや学校行事に参加
- 夢や目標に向かって努力し、他者を思いやる気持ちを育む
特徴
兵庫県立網干高等学校は、「創造・友愛・清浄」の校訓のもと、生徒の自立と社会貢献を促す通信制高校です。
通信制課程では、基礎的知識・技能の習得、レポートによる添削指導、面接指導(スクーリング)を実施。生徒の進路決定に向けて、他機関と連携した進路指導も行います。
スクーリングは年間20日程度で、レポートで理解できなかった点の質問や、体育、芸術などの実技実習を行います。
評判・口コミ
兵庫県立網干高等学校に関する口コミをまとめました。
【良い口コミ】
- 不登校経験者へのサポートも充実しており、居心地が良いと感じる生徒が多い。
- 授業がわかりやすく、個人のペースに合わせて学習できる。
- 先生や友達と楽しく過ごせる環境で、色々な年齢や性格の人がいるため、良い仲間と出会える。
【悪い口コミ】
- 進学よりも就職がメインであるため、進学希望者にはおすすめできない。
- 先生によっては授業のレベルが低すぎると感じる生徒もいる。
- 基本的な科目や単位取得が必須であるため、科目を選択したい人には不向き。
学費・コース・スクーリングなどその他詳細
兵庫県の通信制高校・サポート校の選び方
兵庫県内には多くの通信制高校・サポート校があり、どこを選べば良いか迷ってしまうかもしれません。
ここでは、通信制高校やサポート校をどう選べばいいのか、4つのステップに分けて解説します。お子さまにぴったりの学校を見つけるために、ぜひ参考にしてください。
お子さま(生徒)の性格・興味関心・どうなりたいかを整理する
通信制高校・サポート校選びで最も大切なのは、通うお子さま自身が「どうなりたいか」「どうしたいか」という気持ちです。本人の意思を尊重することが、学校選びの第一歩となります。
将来の夢や目標、興味のあること、学びたいことなどを軸に学校を選びましょう。そうでないと、入学後に「思っていたのと違う」と感じてしまい、卒業までに何年もかかってしまうかもしれません。
学校選びでは、通える範囲や学費の安さに目が行きがちです。まずはそれらの条件を気にせず、お子さまが何をしたいのか、どんな学校生活を送りたいのかを、一緒に考えてみましょう。
重要な比較軸を決める
学校を選ぶ際には、何を基準に比較するのか、軸を決めておくとスムーズです。各学校の特徴を比較しやすくなり、お子さまに合った学校を見つけやすくなります。
比較軸としては、学習内容やサポート体制、通学スタイル(毎日登校・オンライン・通学とオンラインのハイブリッド)などがあります。保護者としては、学費も外せない要素です。ご家庭の状況やお子さまの希望に合わせて、優先順位をつけておくと良いでしょう。
大事にしたいポイントを押さえた学校を洗い出す
お子さまと一緒に「何を大事にしたいか」を話し合って決めたら、そのポイントを押さえた学校をピックアップしてみましょう。そして、気になる学校には資料請求や問い合わせをして、情報を集めましょう。
資料や問い合わせからは、公式サイトを見ただけではわからなかった、より詳しい情報を得られます。先ほど決めた比較軸をもとに、各学校の特徴を比較検討し、お子さまに合いそうな学校を絞り込んでいきましょう。
説明会・体験会に参加する
学校同士を比較し優先順位をつけたら、優先度の高い学校から順に、説明会や体験会に参加してみましょう。実際に足を運んで、学校の雰囲気を体感することが大切です。
先生や在校生から直接話を聞くことで、学校の雰囲気や、自分に合うかどうかがより明確になります。学校生活が具体的にイメージでき、未来に希望が持てると感じたら、出願を検討しましょう。
通信制高校に関するよくある質問
通信制高校について、多くの方が疑問に思うこと、不安に感じることがあります。ここでは、通信制高校に関してよく寄せられる質問に、Q&A形式で答えます。疑問や不安を解消して、納得のいく学校を選びましょう。
公立と私立のどちらがいいですか?
公立と私立のどちらが良いかは、一概にはいえません。それぞれに特色があり、家庭の状況やお子さまの希望、興味関心によって、適した学校は異なります。
公立の通信制高校の魅力は、何と言っても学費の安さです。経済的な負担をできる限り抑えたい、という家庭におすすめです。
私立の通信制高校は、学校ごとに独自のカリキュラムを設けていたり、学習面や精神面でのサポートが充実していたりすることが特徴です。働きながら高校卒業を目指したいお子さまや、独力で卒業できるか不安というお子さまにおすすめです。
通信制高校の学費が高すぎるのですが…?
高等学校の学費を支援する制度として、「高等学校等就学支援金」があります。これは、国が授業料の一部を負担する制度で、返済の必要はありません。
通信制高校の場合、1単位ごとに支援金が支給される仕組みです。授業料と支援金の差額を、学校に支払うことになります。
支給額は、保護者の年収によって異なります。世帯年収が590万円程度未満であれば、公立でも私立でも、学費がほとんど無償になることも。ただし、世帯年収が910万円程度以上の場合、支給対象外となります。
通信制サポート校とは何ですか?
通信制サポート校とは、通信制高校に通う生徒が、スムーズに卒業できるようサポートするための教育施設です。学習面だけでなく、精神面や生活面など、学校生活全般をサポートしてくれます。
通信制サポート校は、多くの場合、特定の通信制高校と提携しています。生徒は通信制高校と同時に通信制サポート校に入学し、両方に在籍する仕組みです。学習塾や予備校に近い存在と考えると、イメージしやすいでしょう。
文部科学省のデータをもとに算出すると、通信制高校の卒業率は約76.4%と、全日制高校に比べて低い数字となっています。通信制高校は自主学習が基本となるため、サポートがないと卒業までに何年もかかってしまうケースもあります。
また、通信制高校やサポート校では、一般的な高校では得られない学びが得られます。例えばイラストやプログラミングなど、好きを伸ばせるカリキュラムが豊富なこと。社会の第一線で活躍する大人からキャリアを実現する力を身に付けられること。このような「大人になってから役立つ学び」が得られるのも、通信制高校やサポート校の魅力です。
兵庫県の通信制高校をお探しの方へ
通信制高校を選ぶ際に最も大切なのは、通うお子さま自身の「こうしたい」「こうなりたい」という気持ちを尊重することです。もし学習面や生活面に不安があるなら、通信制サポート校も検討してみましょう。
HR高等学院は、実社会で活躍するビジネスなど各分野のプロフェッショナルから学べるサポート校です。「先生と生徒」という関係性ではなく、さまざまな分野で活躍する「大人」たちが、学びの伴走者として生徒一人ひとりに向き合い、サポートします。
先述したもの以外にも、HR高等学院にしかできない、特別な学びと進路実現があります。
例えばHR高等学院では、失敗を称賛し、安心して挑戦できる環境を大切にしています。不登校経験のある生徒たちも自己肯定感と社会で活躍できる自信を取り戻せるよう、「大人」が一人ひとりと徹底的に向き合い全力でサポートします。
また、進路実現については、国内大学進学はもちろん、HR高等学院には71枠の海外大学推薦制度があります。世界大学ランキング18位のシドニー大学など、世界のトップ大学への進路の道を切り開く制度です。海外出願のための個別カウンセリングや留学経験豊富な社会人講師によるアドバイスなど、生徒は国際的な視野を身につけ、自らの将来を描けます。
HR高等学院は今の生徒たちに本当に必要な価値ある教育に全力で挑戦していきます。「ありのままの個性を受け止めてほしい」「能力はあるはずなんだけど、旧態依然とした学校に馴染めない…」「できれば自分のやりたいことを見つけて生き生きと楽しい学校生活を送ってほしい」「実社会で生き抜く力を身につけてほしい」と感じているお子さま、保護者の方には、特におすすめできます。
通信制高校・サポート校選びに迷っている方は、ぜひ一度HR高等学院の説明会や個別相談にご参加ください。学校のことはもちろん、通信制高校の仕組みや選び方、お子さまのキャリアのことまで、どんな疑問にも誠実に真剣にお答えいたします。